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65万人が来場、総取引額は67億円!「台湾クリエイティブ・エキスポ2025」過去最大規模で、大盛況のうちに閉幕

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TDRI
文化部(日本の文科省に相当)主催、政府関連機構「台湾デザイン研究院」が運営する、台湾最大のデザイン見本市



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15359/32/15359-32-7c63e6976f979b14cdbf424fdca91ec9-1447x965.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


台湾最大のデザイン見本市「台湾クリエイティブエキスポ」が、8月2日から11日までの9日間、台湾最大の展示・会議センター「南港展覧館 1館」と、「松山文創園区」という、台北市内の二箇所の会場で開催されました。文化部(日本の文科省に相当)主催、政府関連機構「台湾デザイン研究院」が実行する同イベントは、2010年から毎年開催されてきたクリエイティブ産業の大規模展示会で、国内外のバイヤーや一般消費者に向けて広く開かれています。今年度は来場者数がのべ65万人に達し、総取引額は13.5億元(およそ約67億円)と、ともに過去最高を記録。大盛況のうちに幕を閉じました。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15359/32/15359-32-46b074969bc8783d84b4098e4317f867-1377x919.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
会場になった台湾最大の展示・会議センター「南港展覽館 1館」。連日夜明けから一般来場者による行列ができ、入場制限がかかるほどの盛況ぶりでした。

「水のある風景」をテーマに、文化キュレーション展と文創ブランド・IPライセンス展が同時開催
3年ぶりに台北で開催された「2025台湾クリエイティブエキスポ」のメインコンセプトは「水のある風景」。「松山文創園区」で開催された「文化キュレーション展」では、気鋭のキュレーターらによる「水の精霊」「海の情景の島」「霧の領域」「台湾:無限の流れ」という四つの展示により、水とともに育まれた台湾の豊かな文化生態系が表現されました。


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15359/32/15359-32-f9d8c7cb508e15a1039422fc37cdcf41-1913x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
メインビジュアルや展示を通して、水とともに育まれた台湾の文化生態系が紹介されました。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15359/32/15359-32-e981f2c222831de314802db65c6978ad-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
水が流れる景色を通して信仰や伝統的な文化的エネルギーを表現した「水の精霊」は、水灯篭を放つことで、観衆とインタラクティブ性を高めました。

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15359/32/15359-32-298d6ae2d72471327bc5e6842a8acb4a-1869x1247.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
音や香り、光と影、触覚といった五感で体験できる展示内容で観衆を惹きつけた「霧の領域」。

「南港展覽館 1館」で開催された「文創ブランド・IPライセンス展」には、日本、マレーシア、シンガポール、タイ、アメリカ、ポーランドなど台湾内外から650を超えるブランドが出展。様々なBtoBのマッチングイベントが企画され、180社を超える海外からのバイヤーが来場し、1,300以上の国内外のバイヤーとの1対1マッチングセッションを含む、1,400以上のビジネスマッチングが実現しました。

[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15359/32/15359-32-5b1bdf02525b091ba1684e9b273edcc4-1620x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
180社を超える海外バイヤーが来場し、1,300以上の国内外のバイヤーとの1対1マッチングセッションを含む、1,400以上のビジネスマッチングが実施されました。

「南港展覽館」の最高来場者数記録を更新するほどの盛況ぶり
人気IPのアイテムを目当てに訪れた一般来場者も多く、連日数時間の入場制限が設けられるほどの熱狂ぶりで、「南港展覽館」の一日あたりの来場者数の最高記録を更新し、台湾でも大きな話題になりました。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15359/32/15359-32-7440edf588c78ed449c323734b50e0a0-1487x993.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
運営側が用意した、入場待ちの一般来場者のための待機空間。6000人ほどの民衆が冷房の効いた空間で快適に過ごしたことがSNSでも話題になりました。

台湾発のオリジナルキャラクターも登場
今年注目されたのは、文化部の黒潮プロジェクトで助成を受けた34のオリジナルキャラクターが展示された「黒潮星楽園」エリアで、国内外で58のライセンス授与が成立するなど、盛り上がりを見せました。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15359/32/15359-32-9f6e085a36432a8217f58fe75f9b6c1c-2867x1914.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
文化部の黒潮プロジェクトで助成を受けた、台湾発のオリジナルキャラクターと、李遠文化部長。

会期中は、125件を超えるトークイベント、フォーラム、パフォーマンス、ワークショップ、ガイドツアーなどのイベントが開催され、いずれも満席となりました。様々な文化領域の専門家を招いた講演会シリーズ「海洋の方法」では、黒潮文化の探求から台湾文化の国際化まで、貴重な知見が提供されました。また、ブランド商業展ではIPの創作から収益化、クロスブランディング、マーケティングに焦点を当てた「キャラクターIPフォーラム」が開催され、合計2,400人を超える参加者を集めました。
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15359/32/15359-32-69275ba52d894934c580f39758c3e309-1800x1200.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
台湾各地の主要な100の文化拠点から選りすぐりのプロダクトを集めた「台湾万水」のブースでは、会期中に多くの商品が完売しました。

[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15359/32/15359-32-15d7847ec81f6a754c5af2483fc35ecf-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
国立台湾工芸研究発展センターによるポップアップショップ「日常+」も好評でした。

「台湾クリエイティブ・エキスポ」の主催者である文化部は、2026年8月に再び台北の「南港展覧館」で同イベントを開催することを宣言しています。詳細はオフィシャルサイトで発表されますので、ぜひご期待ください。
台湾クリエイティブエキスポ 公式サイトおよびSNS
オフィシャルサイト(中文・英語):https://creativexpo.tw/
オフィシャルFacebook:https://www.facebook.com/creativexpo.tw/
オフィシャルInstagram:https://www.instagram.com/creativexpo.tw/

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