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年間数千万本が廃棄 ─ 創業106年・静岡の傘屋が「捨てない傘」を文化に

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株式会社藤田屋
【25年9月30日からクラウドファンディング開始】傘を使い捨てから、自分らしさを表現する大切なアイテムに。ビジョン達成に向けて、職人による傘づくりの本格化と新たなブランドをリリース!



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/158386/2/158386-2-9dd6bf5ec161f8a8281ddebb99404419-1913x712.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


株式会社藤田屋(本社:静岡県静岡市)は、2025年度に以下2点の取り組みを開始します。

1.静岡の伝統工芸を生かしたセミオーダー日傘、および着物・浴衣リメイク日傘の本格展開(EC受付は2025年8月開始)
2.人々の暮らしを起点に考えた新ブランド「WEATHER LIFE」の立ち上げ(2026年3月販売開始予定)

日本では年間数千万本の傘が廃棄され、環境負荷が課題です。弊社は、傘を単なる道具ではなく、「長く大切に、愛着を持って使い続ける」生活のアイテムへと再定義します。
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さらに「長く大切に」を実現するために、歴史と伝統を持つ静岡の伝統工芸と協働し、地域の技術・文化の継承にもつなげます。
具体的には、遠州の染織や静岡挽物・駿河蒔絵など静岡の手仕事を取り入れたセミオーダー日傘と、着物・浴衣リメイクの本格展開。

そして最高水準の機能性と、生活に馴染みシンプルで誰でも使いやすいデザインを両立した雨晴兼用の新ブランド「WEATHER LIFE」を展開します。

本取り組みの認知拡大に向けて、2025年9月30日よりクラウドファンディングを開始します。

プロジェクトの詳細はこちらから
https://s.lmes.jp/l/yPjoOynacd

【取り組み1.】傘職人が仕立てる、静岡の伝統工芸をまとうセミオーダー日傘「仁心 - nico -」

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日本でも数少ない傘職人が、静岡の伝統工芸(遠州の染織/静岡挽物/駿河蒔絵 など)を取り入れ、伝統的な工法で一本ずつ仕立てる日傘です。
ブランド名は、「仁心 -nico-」。職人である母の名から一文字を受け継いだこの名前は、同時に人を思いやり、深く愛する心を意味します。
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今までは出来上がり品を販売させて頂いてましたが、この度、お好みの生地と手元を選べるセミオーダーを本格始動します。
【特徴とこだわり】
○静岡の伝統工芸品
静岡は、豊かな自然とともに、多彩な伝統工芸が息づく土地です。
かつて徳川家康が晩年を過ごした駿府では、壮麗な神社の造営のために、全国から名工が集められました。
彼らの技と心はこの地に根付き、今も脈々と受け継がれています。
そんな静岡の歴史と、土地に息づく手仕事の誇りを、一本の傘に結集しました。
・遠州織物
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静岡・遠州地方には、江戸時代から現代に続く独自の織染文化があります。代表的なのが、色を布の芯まで染め上げる浜松注染染めと、素朴で温かな風合いを持つ遠州綿紬。
浜松注染染めは、大正時代から受け継がれる日本ならではの染色技法で、表裏ともに美しい色柄が楽しめます。優しくにじむ色合いは光を透かすといっそう際立ち、夏の日差しの中で気分を軽やかにしてくれます。
一方、遠州綿紬は凹凸のある糸を織り込むことで生まれる素朴な風合いが魅力。自然由来ながらもUVカットや遮光性に優れ、日傘の素材として高い機能性を備えています。多彩な縞模様は一点ごとに異なる表情を見せ、特別な一本に仕上がります。

いずれも量産品では味わえない、手仕事ならではの美しさを備えた貴重な生地です。
・静岡挽物
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手元には、静岡挽物を採用しました。
木を轆轤(ろくろ)で削り出すこの技法は、150年以上もの歴史を持ち、日用品から工芸品まで広く受け継がれてきました
滑らかな曲線は使うほど手になじみ、色味や質感が経年で深まります。
・駿河蒔絵
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「蒔絵」は、漆で文様を描き、金や銀の粉を蒔いて定着させる、日本が世界に誇る装飾技法です。
静岡は湿度や気候が漆塗りに最適で、江戸時代に集まった名工の技が根づき、現在も高い水準でその技術が受け継がれています。
「仁心」の傘では、挽物で仕上げた丸みのある手元に蒔絵をあしらい、まるで宝石のような上品な輝きを添えています。
○職人による手作業での傘づくり
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現代では希少な傘づくりの技術を持ち、アンブレラマスター(傘版のソムリエ)の資格を持つ職人が一本ずつ製作しています
一般的な量産傘は工程ごとの分業制ですが、弊社では全工程を1人の職人が一貫して手掛けます。
それにより、全体の調和がとれた、精度の高い仕上がりを実現してます。
○想いをつなぐ着物リメイク日傘
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大切な思い出がこもった着物や浴衣を、日常で使える日傘へ生まれ変わらせます。
生地はお客様の着物・浴衣を使用し、手元や提げ紐はセミオーダー同様にお好みで選べます。正真正銘、世界に一つだけ。あなたの思い出を受け継ぐ日傘を、職人が一本ずつ丁寧に仕立てます。

暮らしから考えた新ブランド「WEATHER LIFE」

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「愛着をもって長く使える傘」を目指し、新ブランド「WEATHER LIFE(ウェザーライフ)」を立ち上げます。
【ブランドが目指す世界】
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[画像13: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/158386/2/158386-2-3252cc7d063bfbec34b11d2ea5286037-1093x482.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


【ブランドラインナップ】
初年度は、LUMIOUSとARUTOの2つのラインを展開します。両ラインともに最高水準の機能性を保ちつつ、それぞれの生活に馴染む、シンプルで使いやすいデザインを追求し、どんな天候でも快適に使える商品を実現しました。

○最高水準の機能性(雨晴兼用)
 撥水等級:5級/耐水圧:10,000mm以上/UVカット率・遮光率:100%(UPF50+)/
 遮熱性能:S45以上 ほか
 ※開発中の製品の為、数値につきましては変更となる場合があります。

○生活に馴染みシンプルで使いやすいデザイン
・男女兼用/子供から大人まで幅広く使える
・TPO( 時・場所・場面) を選ばず幅広く使用できる
・普遍的なデザインで、流行に左右されず、長く使える

以下に各ラインのコンセプトと特徴を紹介します。

【ラインナップ1.】LUMINOUS(ルミナス)
暮らしの風景に宿る色とパターンから発想したシリーズ。
夕焼けのオレンジ、木々のグリーン、リネンのベージュ、ウッドブラウンなど、オン/オフを横断して調和するトーンで、スーツからデニム、ワンピースまで幅広い装いに品よく馴染みます。

手元はスウェーデン家具を思わせる白木調で、長傘・折りたたみともに扱いやすいサイズ感。
八角形グリップは面が指に当たりやすく安定し、長時間の持ち歩きでも心地よさが続きます。
なお、「八」は傘骨の基本構造であり、“末広がり”の縁起も込めました。

○利用シーン
通勤・客先・会食などのビジネスから、学校行事・美術館・カフェまで。時間帯(平日移動/週末外出/夜の散歩)を選ばず自然体で使えます。

【ラインナップ2.】ARUTO(アルト)
「あると安心、あると便利」をポケットサイズで。天候が読みにくい日にも気軽に携帯できる軽量・コンパクト設計の折りたたみ傘です。
バッグやポーチに常備しやすく、出張・旅行や街歩きの相棒として活躍します。カラーリングは男女のデイリーアイテムと自然に同居する設計で、ガジェット類やコスメ・スキンケアと並んでも違和感がありません。
使わないときは“持っていることを忘れる”ほどの一体感を目指しました。

○利用シーン
出張・旅行・観光・日常の外回りなど、荷物を増やしたくないけれど備えておきたいシーンに最適です。
概要
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1919年(大正8年)に創業し、今年で106年目を迎える静岡県の「傘とレイングッズ」の会社です。
創業以来、「雨の日でも快適に出かけられる暮らし」を広める事を目標に企業活動を推進。
直営店は、全国でも珍しい傘とレイングッズのセレクトショップとして、地域の方々はもちろん、県外からも多くのお客様にご来店いただいています。

会社名:株式会社 藤田屋
所在地:静岡県静岡市葵区昭府2丁目8-18
代表取締役:藤田 道一
URL: https://fujitaya.jp/

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