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本書は、2019年1月発行の『増補改訂 原色 木材加工面がわかる樹種事典』を16頁増やし、
紹介樹種を36追加して合計325の樹種見本を掲載した事典です。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12109/1783/12109-1783-88c8decdfe33f3e28d4f458878e8eff2-1903x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
325種の木材を写真と共に紹介する、木材樹種事典の決定版!
木材見本写真は、木工家・河村寿昌氏が木工ロクロで挽いて作った小箱を使用。
樹種ごとに特徴などをわかりやすく解説。
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(1)掲載樹種は325。前作から36種、新規に追加掲載
国産材178、外国産材147の合計325種の写真を掲載。世界で最も重くて硬い木と思われるデザートアイアンウッドやモンゾから最も軽い木であるバルサまで、特徴のある木や有用材を多数紹介。国産材では、沖縄産材やあまり知られていない木も積極的に掲載。追加樹種には、街路樹でよく見かけるハナミズキやナナカマド、希少種のクマノザクラやキューバンマホガニーなどを掲載。追加掲載36樹種
・国産材(20種)
アズキナシ、アセビ、オガサワラグワ、オガタマノキ、オノオレカンバ、クマノザクラ、サキシマスオウノキ、スモモ、セイヨウミザクラ、タイミンタチバナ、チャノキ、ナナカマド、ネコノチチ、ハナミズキ、ヒトツバタゴ、フジ、ホルトノキ、マルバチシャノキ、ヤマグルマ、ヤマモガシ
・外国産材(16種)
アサン、アレルセ、アロマティックシダー、オーセージオレンジ、キッカボク(菊花木)、キューバンマホガニー、コンカーベリー、ジャイアントセコイア、ジンコウボク(沈香木)、ピスタチオ、ヒューオンパイン、ブリッスルコーンパイン、ボックスエルダー、ヨーロピアンオーク、ヨーロピアンビーチ、レバノンスギ
(2)木材見本の写真は加工曲面
小箱の曲面に現れた木肌や杢が鮮明に見える写真を掲載(従来の木材事典では、平板の写真が掲載)。加工前の木地を含めて1樹種につき4カットを基本とする。(3)樹種ごとに、硬さなどを体験に基づきながら紹介
硬さ(1~10までランク付け)、加工のしやすさ、木目、色、匂いなどの特徴を樹種ごとにわかりやすく説明。木材の使い手(木工関係者、インテリア関係者、木材業者など)にとって、有益な情報が満載。例えば、「逆目を感じず加工しやすい。ロクロ加工では、繊維の影響を受けずサラサラと挽ける。油分なくペーパーが効き、仕上げ後に粗が目立たない」など。(4)特に色と匂いは、具体的なイメージが湧く表現で
色と匂いについては、できるだけイメージしやすい表現を心掛けた。例えば、「エスプレッソコーヒーのような黒」、「しっとりしたバナナのような黄色」、「杏仁豆腐やサクランボのような匂い」など。(5)正しい木材名、最新の学名と科名を掲載
木材業界や既刊の事典では、木材名が植物学上の呼称と市場通称名などが入り混じって使われ、混乱していることがある。本書では、できるだけ整理して、学名と共に正しく記載することに努めた。木の学名や科名は、DNA解析による最新のAPG体系に基づいて掲載(第3版では最新情報をアップデート)。
(6)小箱の作品集としての楽しみ
事典としてだけではなく、色や木目の異なる325種の小箱の作品集としても楽しめる。[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12109/1783/12109-1783-01f2d37916eb75500a38985ed6c96322-3900x2767.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12109/1783/12109-1783-983c400bd49474e003d0c9bd71e98336-3900x2767.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12109/1783/12109-1783-f4f9c0fe360650bcf686591448408b84-3900x2767.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【目次】
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【著者・監修者プロフィール】
河村 寿昌(かわむら・としまさ)
1968年生まれ。挽き物の木工家。石川県挽物轆轤技術研修所で、轆轤(ろくろ)技術や漆について学んだ後に独立。修業時代から木材の収集を始め、現在、約400種の木材を所有。それらの材を用いて小箱や器などを製作し、ギャラリーや百貨店などで個展やグループ展を行っている。工芸都市高岡クラフトコンペ、朝日現代クラフト展などに入選。
西川 栄明(にしかわ・たかあき)
1955年生まれ。編集者、椅子研究者。森林や木材から木工芸や木製家具に至るまで、木に関することを主なテーマにして編集や執筆活動を行っている。著書に、『樹木と木材の図鑑』『板目・柾目・木口がわかる木の図鑑』(ともに創元社)、『新版 名作椅子の由来図典』(誠文堂新光社)など。共著に、『Yチェアの秘密』『ウィンザーチェア大全』『シェーカー家具大全』『名作椅子の解体新書』『名作椅子の解体新書 PART2』『漆塗りの技法書』(いずれも誠文堂新光社)など。監訳・編集書に『自然科学ハンドブック 樹木図鑑』(創元社)など。
小泉 章夫(こいずみ・あきお)
1955年生まれ。北海道大学農学部森林科学科(木材工学研究室)元教授。研究分野は、木質科学、森林科学。研究課題は、有用樹種の材質、樹木の耐風性評価など。共著に、『コンサイス木材百科』(パレア)、『木質科学実験マニュアル』(文永堂出版)、『森林の科学』(朝倉書店)など。監修に、『樹木と木材の図鑑』『板目・柾目・木口がわかる木の図鑑』(ともに創元社)など。
【書籍概要】
書 名:【原色】木材加工面がわかる樹種事典 第3版
著 者:河村 寿昌、西川 栄明
監修者:小泉 章夫
仕 様:A5判、320ページ
定 価:3,960円(税込)
発売日:2025年10月3日(金)
ISBN:978-4-416-52528-9
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[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12109/1783/12109-1783-1a8f1c4d64318e06047cb1d9744e6288-1128x268.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]株式会社 誠文堂新光社
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