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(C)Thomas Legrand
「ルイ・ヴィトン モントレ」が、メゾンが創業時に掲げたウォッチメイキングのビジョンと大胆なエスプリを再訪。当時、時代を象徴するウォッチとして華々しいデビューを飾り、時を超えて今なおコレクターズアイテムとして愛される作品を再解釈。
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(C)Thomas Legrand
ルイ・ヴィトンは、1980年代後半に時計業界に衝撃を与えた、メゾン初の腕時計を復刻した限定エディション「ルイ・ヴィトン モントレ」を発表。先駆的なビジョンを持った建築家ガエ・アウレンティがデザインした、ペブルシェイプを特徴とするオリジナルモデルの「LV I」と「LV II」は、ルイ・ヴィトンの旅のエスプリを体現する作品として今なお熱烈な人気を博し、コレクターの間で絶大な支持を受けています。このたび、「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」が、このアイコニックなウォッチの象徴的なデザインコードを、最高峰のサヴォアフェール(匠の技)で昇華させました。イエローゴールドに、オリジナルのグラフィックな文字盤を彷彿させる見事なホワイトのグラン・フー エナメルのダイヤルを組み合わせた「ルイ・ヴィトン モントレ」は、オリジナルのヘリテージピースに搭載されていたクォーツキャリバーに代わり、自社製自動巻きムーブメントを採用。このウォッチは、188点の限定生産です。
「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」のアーティスティック・ディレクター、マチュー・エジは次のように述べています。「クリエーションの再解釈は、そのデザインとエスプリをリスペクトするということ。私たちは、オリジナルのモデルと同じグラフィックコードを維持しつつ、より現代的で洗練された感覚を追求した」。
型破りな発想へのオマージュ
ルイ・ヴィトンが初の腕時計「LV I」と「LV II」を発売したのは、1988年のことでした。この時、世界屈指の先見の明を持つクリエイターたちとのコラボレーションを続けるルイ・ヴィトンがパートナーとして選んだのが、パリの駅舎をオルセー美術館に改築するという画期的なプロジェクトを完成させたばかりのイタリア人建築家兼デザイナー、ガエ・アウレンティ。1960年代から独創性に富んだオブジェを数多く生み出してきたアウレンティは、ルイ・ヴィトンとのコラボレーションにより、アバンギャルドなデザインの腕時計「LV I」と「LV II」を生み出しました。メゾンの旅のエスプリを、鉄道の線路を模したデザインと日付表示、GMT、世界時間機能で表現した40mmの「LV I」は、ホワイトゴールドまたはイエローゴールドをベースに、革新的なラグレスのペブルシェイプで仕上げ、12時位置には懐中時計へのオマージュを込めてクラウンを配置。次に、よりコンパクトな37mmの「LV II」は、耐傷性に優れた画期的なセラミック素材を採用し、ブラックとグリーンの2色展開。日付表示と時刻表示に加えて、アラーム機能も搭載していました。
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(C)Getty Images
1988年に発表されたウォッチ「LV I」、「LV II」のオリジナルデザイナー、ガエ・アウレンティ
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(C)Thomas Legrand
LV I Historical Timepiece from 1988
コレクターたちを強く惹きつける大胆なデザイン。その魅力は、ウォッチに愛称として付けられた「モントレ」という名前によってさらに高められています。フランス語で「腕時計」を意味する「montre」のアメリカ英語発音にちなんだこの呼び名は、「LV I」と「LV II」が当初「Montre 1」と「Montre 2」と呼ばれていたことに由来しています。
それから40年近く経った現在、1988年にデビューしたオリジナルの「LV I」と「LV II」は、新たな層から支持を受けています。「モントレ」は、現代の最も影響力のあるトレンドセッターたちの腕を飾り、パリで開催されたルイ・ヴィトンの2025秋冬ウィメンズ・コレクションのランウェイショーでは、ウィメンズ・コレクション アーティスティック・ディレクター ニコラ・ジェスキエールが、1988年の「LV II」でプレタポルテにアクセントを添えました。
大胆な再解釈
メゾン初の腕時計の大胆な美学と革新的なエスプリを甦らせた「ルイ・ヴィトン モントレ」は、アイコンを純粋でありながら斬新に再解釈したモデル。デザインの基礎となるコードと特徴は、ルイ・ヴィトンのウォッチメイキングアトリエ「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」のサヴォアフェールと専門知識によってさらなる進化を遂げています。39mmのイエローゴールド製ペブルシェイプケースに、光沢感のあるグラン・フー エナメルのダイヤルを組み合わせたこのウォッチは、オリジナルのクォーツキャリバーに代わる自社製自動巻きムーブメントを搭載。ミニマリストなタイムオンリーウォッチには、ヘリテージピースのデザインを象徴するグラフィックな要素が息づいており、新しいツインアワーとミニッツスケールに施されたレッドとブルーのアクセントがその魅力を際立たせています。メゾン初の腕時計がデビューした1988年へのオマージュとして、「ルイ・ヴィトン モントレ」は188点のみの限定生産です。
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エナメルが生み出す美
古くから伝わるウォッチメイキングを讃えるという意味で、グラン・フー エナメルは、その耐久性、高品質な仕上げ、そして卓越した光沢感により、新しい文字盤の素材として明確な選択でした。この技術は、卓越した光沢感と輝きを実現するだけでなく、ミニマリストなダイヤルのグラフィックなデザインと特に相性のよい、独自の温かみと色調ももたらします。また、グラン・フー エナメルは、色褪せに強く、色安定性に優れている点でも愛されています。こうしたクオリティすべてが相まって、最終的に、その創造に込められた精緻なノウハウ、時間、そして専門知識を反映しながら、何世代にもわたって鮮やかな色を保つ文字盤を実現しています。
グラン・フー エナメルダイヤルの製作は、約20時間の作業を要し、何層ものガラス質エナメルをメタルに塗布する多段階の工程からなる緻密で手間のかかるプロセスです。さらにこのプロセスでは、800-900°Cの高温で慎重に焼成するという工程が繰り返し行われます。各焼成工程では破損のリスクがあり、失敗すれば最初からやり直す必要があります。
またホワイトは、完璧に仕上げるのが最も難しい色合いの1つでもあります。プロセスは、繊細で均一なテクスチャーを確保するため、顕微鏡を使ってエナメルパウダーに不純物がないかを検査する色調調整からはじまります。その後、ファイバーグラスで下地処理を施したホワイトゴールドのダイヤルベースに、極細のブラシを使って手作業でエナメルを塗布していきますが、希望のカラーと色調を実現するには入念なレイヤリングが必要となります。まず薄いベース層を作り、焼成後、さらに4層の重ね塗りを繰り返し、その都度焼成を挟むことで、望ましい深みと不透明度が達成されるのです。過焼成や焼成不足を避け、なめらかで均一な色調を確保するためには、熟練したタイミング管理が重要になります。
次の仕上げ工程では、まず文字盤をグラスペーパーで研磨して完璧に平らな表面を作り、エナメルのガラス化に備えてホワイトの文字盤の準備を整えます。ここでは、文字盤を720°Cでゆっくりと焼成するという工程を10回繰り返します。これにより、単に堅牢で透明な層だけでなく、オパールのような効果を放つ特別な光沢感と輝きが生まれます。この独特の豊かさと深みは、手作業によるエナメル塗布の技法でしか実現することはできません。
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(C)Regis Grolay
スタンピングプロセスは、ブルー、レッド、またはブラックの顔料を混ぜ合わせ、粉砕したエナメルパウダーのエッセンスを練り上げることからはじまります。こうして精密なエナメルスタンピングに理想的な、なめらかなペースト状の質感が生まれます。そしていよいよ、ダイヤルのシグネチャーを創り出すために、複雑なパターンや色調、希望の深みとボリュームを構築しながら、色ごとに精密な機械調整が行われる、2時間の工程がはじまります。各カラーにつき必要となるスタンプ工程は、460°Cで4回、その後600°Cで4回、合計8回にも及びます。ウォッチのホワイトゴールドの針にも反映されているダイヤルのカラーは、改めてオリジナルピースのコードを想起させ、エッジの効いたグラフィックなシリンジスタイルの針は、レッドのラッカーがアクセントとなり、ブルースティールの秒針と絶妙のハーモニーを奏でます。「FAB. EN SUISSE」と「LOUIS VUITTON PARIS」の2つのシグネチャーがダイヤルに個性を添えます。
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(C)Thomas Legrand
アイコニックなケース
伝統の息吹は、「ルイ・ヴィトン モントレ」のケースのあらゆる要素にも感じられます。「ラ・ファブリク・デ・ボワティエ ルイ・ヴィトン」においてすべて手作業で製作され、丁寧に磨き上げられたケースには、オリジナルのクリエーションのフォルムが忠実に再現されています。イエローゴールドのケースは、光を受けて美しく輝く39mmの丸みを帯びた形状に仕上げられ、12時位置には懐中時計からインスピレーションを得たクラウンを配置。幅広の巻き上げクラウンには、特別に施された「クル・ド・パリ」テクスチャーなど、細部へのこだわりが光ります。手動操作の高精度加工機で丁寧に成形されたクラウンは、触り心地のよさや快適性に加え、独特の情感を醸し出しています。
また、ガエ・アウレンティの先駆的なビジョンを讃えて、彼女の独創的なケースバック構造とラグレスデザインも再解釈されています。1988年モデルを想起させるこのウォッチは、当時と同じクイックリリースストラップシステムを採用し、ケースバックには「1 of 188」の刻印が。 レザーストラップの下にさりげなく隠されたこの文字は、身に着ける人だけが密かに楽しめるディテールとなるでしょう。
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(C)Regis Grolay
新たな機械式ムーブメント
ケースのプロポーションは、クローズドケースバックの背後に収められた新しいウォッチの基盤となるLFT MA01.02自動巻きムーブメントと密接に結び付いています。「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」では、目に見えない部分も含め、キャリバーのあらゆるディテールが、丹精込めた職人技で仕上げられています。サーキュラーグレイン仕上げのメインプレート、サンドブラスト加工のブリッジ、あるいはマイクロサンドブラスト加工のエッジなど、ウォッチの内部は、外観と同じレベルの精度と職人技が光ります。また、メゾンのモノグラムを連想させるV字型の切り込みを施した18Kローズゴールド製のローターなど、メゾンを象徴するデザインコードも採用。バレル下には、「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」の品質の証である「LFT」の刻印が控えめに施されています。最後に、現代のライフスタイルに合わせて28,800振動 / 時と45時間のパワーリザーブを備えたキャリバーに、カラーレスサファイアがモダンな印象を添えています。
「このウォッチは、オリジナルのデザインとエスプリを尊重しながら、現代風に再解釈することで、過去と現在が調和した共生を表現しています」とマチュー・エジは述べます。「私たちは、磨き上げられたペブルシェイプや、ユニークなレザーアタッチメント、12時位置のアイコニックなクラウンなど、1988年の『モントレ』の特徴をすべて残しました。エナメルデカールを採用したホワイトエナメルは、永続するクラフツマンシップへのオマージュであるだけでなく、時を経ても失われない輝きや色調、温かみを備えています」。
過去に敬意を払いつつ現代性を取入れることで、メゾンは、時代を超えた普遍性と未来志向を兼ね備えたウォッチを創造。これはまさに、長きにわたり受け継がれてきたクラフツマンシップの証であり、現代へ向けて再解釈されたサヴォアフェールの伝統を体現する作品であると言えるでしょう。
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(C)Thomas Legrand
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「ルイ・ヴィトン モントレ」
W0YG11
価格:8,503,000円(税込)
ケース
素材:18Kイエローゴールド
・ 直径:39 mm
・ 厚さ:12.2 mm
・ 反射防止コーティングされたサファイアクリスタル
・ 「1 of 188」の刻印を施したクローズドケースバック
・ 防水:50 m
ダイアル
・ グラン・フー エナメルを施した18Kホワイトゴールドのプレート
・ レッドラッカーコーティングを施した18Kホワイトゴールド製の時分針、
ブルースティール製の秒針
ムーブメント
・ キャリバーLFT MA01.02:自動巻き機械式ムーブメント
・ 直径:23 mm
・ 厚さ:5.4 mm
・ 機能:時、分、秒
・ ローター:18Kピンクゴールド製
・ パワーリザーブ:45時間
・ 石数:26
・ 振動数:28,800 回 / 時 - 4Hz
ストラップ
・ ブラックカーフレザー
・ 18Kイエローゴールド製のピンバックル
ルイ・ヴィトンについて
1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的である、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家やアーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ&ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
詳細は、ルイ・ヴィトン 公式サイトhttps://www.louisvuitton.com をご覧ください。