「スポーツ・フォー・エブリワン」を推進する笹川スポーツ財団(東京都港区赤坂 理事長:渡邉 一利 以下、SSF)は、2年ごとにわが国の幼児から青少年までを対象に、スポーツの「実施頻度」や「実施時間」、「運動強度」などを調査し、現状を明らかにしてきました(「子ども・青少年のスポーツライフに関する調査」)。
最新の調査は2025年6~7月に実施。青少年(12~21歳)の「好きなスポーツ選手」調査結果で、282名の名前があげられた中、1位が大谷翔平、2位が石川祐希、3位が高橋藍であることが分かりました。性別、学校期別でも大谷翔平が圧倒的1位となりました。
本結果のほか、幼児から青少年までの運動・スポーツ実施状況や健康認識、生活習慣の実態などを掲載した『子ども・青少年のスポーツライフ・データ2025』は、2026年3月に刊行予定です。
▼公式ウェブサイト
https://www.ssf.or.jp/thinktank/sports_life/data/favorite_athlete_youth.html
表1. 好きなスポーツ選手(12~21歳:性別)
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資料:笹川スポーツ財団「12~21歳のスポーツライフに関する調査」2025
<調査結果のポイント>
■大谷翔平は、2019・2021・2023年調査に続く4回連続の1位。19.9%と2位と15.4ポイント差。学校期別でも、中学校期19.8%、高校期19.1%、大学期18.9%、勤労者29.1%と1位に。
■3位の高橋藍、4位の河村勇輝は2023年の8位、10位からそれぞれランクアップした。
■9位の石川真佑、周東佑京、西田有志、早田ひなは初の上位10位以内となった。
<主な調査結果>
1. 12~21歳の好きなスポーツ選手・経年変化(2021~2025年)
2025年の12~21歳の好きなスポーツ選手は「大谷翔平」が19.9%と2位と15.4ポイント差をつけ圧倒的な1位となった(表2)。大谷翔平は、メジャーリーグベースボール(MLB)ロサンゼルス・ドジャースで、投打にわたり数々の偉業を達成している。2024年9月にはMLB史上初となる「50本塁打・50盗塁(50-50)」の快挙を達成し、今シーズンは二刀流として完全復活した。こうした目覚ましい活躍が今回の調査結果にも反映されたと考えられる。また2位の「石川祐希」は、イタリア・セリエAの強豪シル・サフェーティ・ペルージャに所属し、世界最高峰の舞台で活躍している。3位の「高橋藍」、4位の「河村勇輝」は2023年の8位、10位からランクアップした。同率5位の「三笘薫」、「リオネルメッシ」は2023年調査でも2位、3位と上位にランクインしており、根強い人気を保った。表2. 好きなスポーツ選手の年次推移(12~21歳)
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資料:笹川スポーツ財団「12~21歳のスポーツライフに関する調査」2025
2. 学校期別の好きなスポーツ選手
学校期別にみると「大谷翔平」が中学校期19.8%、高校期19.1%、大学期18.9%、勤労者29.1%といずれの学校期においても1位であり、高い人気を示した(表3)。中学校期・大学期・勤労者では「石川祐希」が6.0%、7.4%、5.5%と2位で続いた。高校期では「河村勇輝」が2位となった。表3. 好きなスポーツ選手(12~21歳:学校期別)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60227/111/60227-111-db7f30f40291185f9e48926ea6655df4-1011x850.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
資料:笹川スポーツ財団「12~21歳のスポーツライフに関する調査」2025
■子ども・青少年のスポーツライフ・データ2025 調査概要
【調査対象】全国の市区町村に在住する12~21歳の男女3,000人 ※回収数:1,438(47.9%)
【調査方法】訪問留置法による質問紙調査
【地点数】225地点(大都市64地点、人口10万人以上の市95地点、人口10万人未満の市48地点、町村18地点)
【調査時期】2025年6月28日~7月23日
子ども・青少年のスポーツライフ・データ2025は、2026年3月に刊行予定です。
d60227-111-53a35b484d442406eb00cbaadb73a4f9.pdf笹川スポーツ財団「行動するスポーツシンクタンク」
公益財団法人 笹川スポーツ財団は、「スポーツ・フォー・エブリワン」を推進するスポーツ分野専門のシンクタンクです。国、自治体のスポーツ政策に対する提言策定や、スポーツ振興に関する研究調査、データの収集・分析・発信、自治体との共同実践研究などを通し、スポーツで社会課題を解決します。
理事長 : 渡邉 一利
所在地 : 〒107-0052 東京都港区赤坂1-2-2 日本財団ビル3階
設立 : 1991年3月
目的 : スポーツ・フォー・エブリワンの推進
事業内容:
・生涯スポーツ振興のための研究調査
・生涯スポーツ振興機関との連携事業
・生涯スポーツ振興のための広報活動
URL : https://www.ssf.or.jp/






















