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組織開発専門家である著者が、能力主義を前提とした社会の仕組みを問い直す『人生の「成功」について誰も語ってこなかったこと』2025年11月27日(木)発売

update:
株式会社KADOKAWA
英文学者・小川公代氏推薦!



株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛)は、2025年11月27日(木)に『人生の「成功」について誰も語ってこなかったこと 仕事にすべてを奪われないために知っておきたい能力主義という社会の仕組み』(著:勅使川原真衣)を発売いたします。
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著者の勅使川原真衣氏は、組織開発専門家として活躍する一方、2020年から進行乳がんで闘病生活を送っています。自分の死を意識して以来、社会で当たり前の価値観として受け入れられている「能力主義」を疑い、読者の心に揺さぶりをかけるような著作を発表し続けてきました。

勅使川原氏8冊目の著書となる本書は、私たちはなぜ「成功」を追い求めたくなってしまうのか、なぜ「成功者になる方法」は多く語られるのか、全員が「成功」することは可能なのかなど、職場や仕事という枠組みを超えて私たちを追い立てる「うまくやる」風潮について考えをめぐらせ、「成功者」だけが豊かな生活を送れる世界ではなく、全員で豊かな生活を送れる社会をどうしたら目指していけるのか、誰もが生きやすい社会について考えた1冊となっています。
皆で競争するのではなく、「共創」(共に創る)を実現する考え方に転換するための必読書です。

◆小川公代氏推薦!
「すごいね」ではなく「おもしろいね」。成功なんかしなくてもこの世に受けた生は唯一無二!――小川公代(英文学者)


◆「はじめに」より一部抜粋
働くこととは、「うまくやる(能力)」ではなく、「どうにか皆でやっている(動態)」という関係論のなかで成り立つものだと考えている。拙著『働くということ 「能力主義」を超えて』(集英社新書、2024年)で詳説したとおりであるが、社会を見渡すと、「うまくやれない」としたら「あなたの能力の問題である」「やればできるはずなのにやらないあなたの自己責任だ」といった言説が溢れている。「能力」を絶えず問われ、他者と比較され、序列化される私たち。まるで「うまくやれない」人には居場所がなくても仕方がない、と言わんばかり。そんな社会であるから、「うまくやる」「うまくいかせる」ことが人生のカギかのように眩しく見えてくるのも無理はない。だがしかし、「うまくやる」ってなんだろう? 「うまくやれた」人が「成功者」であり「勝者」と言えるだろうが、いろいろ「へたくそ」な人は、一体何をどうすればいいのか?


◆目次
はじめに
第1章「成功」とは何か?
第2章「成功者」は増えるのか?
第3章「成功者」が増えない「成功」哲学はなぜ廃れないのか?
第4章「失敗」とは何か?
第5章「成功」の陰で見えなくされたもの
終章 これからの「成功」──ポスト「成功」哲学とはなにか?
おわりに

◆書誌詳細
書名:人生の「成功」について誰も語ってこなかったこと 仕事にすべてを奪われないために知っておきたい能力主義という社会の仕組み
著者:勅使川原真衣
発売日:2025年11月27日(木)
定価:1,705円(本体1,550円+税)
判型:四六変形判
ページ数:272ページ
ISBN:978-4-04-115410-6
発行:株式会社KADOKAWA
KADOKAWAオフィシャル書誌詳細ページ >>


◆著者プロフィール 
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/7006/18167/7006-18167-d044684c0479a4eed4cb416dde4b130c-3000x2009.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]





勅使川原 真衣(てしがわら まい)
1982年、横浜市生まれ。東京大学大学院教育学研究科修了。外資コンサルティングファーム勤務を経て組織開発コンサルタントとして独立。2児の母。2020年から進行乳がん闘病中。著書『「能力」の生きづらさをほぐす』(どく社)は紀伊國屋じんぶん大賞2024で第8位入賞。続く『働くということ 「能力主義」を超えて』(集英社新書)は新書大賞2025にて第5位入賞。その他著書多数。日経ビジネス電子版、論壇誌Voice、読売新聞「本よみうり堂」にて連載中。
公式Webサイト:https://maigawara.com/

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