株式会社文藝春秋（本社：東京都千代田区 社長：飯窪成幸）は、スポーツ総合雑誌『Sports Graphic Number』1133号〈アスリートに学ぶ外国語学習法。〉を、12月4日に発売します。
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■Number1133号 担当デスク・西木孝輔のコメント
創刊45周年を迎えたNumberで初の「外国語学習法」特集、きっかけは「最近、英語ができるアスリートが多い気がする」という編集部内の世間話でした。
野茂英雄さんが海をわたってドジャースに入団して30年、MLBはもちろんサッカーの世界でも海外移籍は当たり前になりました。それに伴い、語学が堪能なアスリートが増えるのは当然かもしれませんが、忙しいはずの彼ら彼女らはどうやって勉強しているのか――。
ワールドシリーズ制覇後のスピーチが大きな話題となった山本由伸選手は今年だけで100回の英語レッスンを受けるなど、皆さんたゆまぬ努力を続けているのは共通点ですが、単語派、文法派、シャドーイング派など、重視するポイントが違っているのも面白いところでした。
色々な意見のある日本の英語教育に関しても、サッカーの吉田麻也選手は「学校教育がかなり役立ちました」、フェンシングのパリ五輪金メダリストの松山恭助選手は「英検2級レベルの実力を蓄えれば、十分にコミュニケーションが取れる」と証言してくださるなど、新たな発見の多い号となった気がします。
普段Numberを愛読していただいている方はもちろんのこと、「英語を学び直したい」「外国語を話せるようになりたい」という気持ちを持つ多くの大人にとって最適な一冊になったかと思います。ぜひご一読いただけましたら幸いです。
『Sports Graphic Number』 1133号
アスリートに学ぶ外国語学習法。
Foreign Language Learning Methods.
【CONTENTS】
SPECIAL FEATURES
［語学コーチが明かすスピーチの裏側］文◎熊崎敬山本由伸「160回以上のレッスンを経て」
［卓球王国の豊潤な言葉］文◎石井宏美
石川佳純「中国語で私は変わった」
［知られざる進化］文◎柳原直之
大谷翔平の英語力はいかほどか？
［F1ドライバーの必須項目］文◎尾張正博
角田裕毅「冷静と情熱のTeam Radio」
［蘭英伊独米と5カ国で奮闘］文◎松本宣昭
吉田麻也「話せたら人生が豊かになる」
［ダンサーは遠征で磨かれる］文◎雨宮圭吾
Shigekix「僕がJimと呼ばれていた頃」
［対話が勝負を分ける］文◎二宮寿朗
宮本恒靖「PK戦エンド変更の真相」
［セカンドキャリアを見据えて］文◎二宮寿朗
村田諒太「学んで知る難しさ」
［国際結婚までの道のり］文◎生島淳
松山恭助「伝えようとする気持ちが大切」
［急速に進む「国内外国化」］文◎中矢健太
「もはや英語はマストだ」ラグビー日本代表通訳が語る重要性
［スペイン定住ルポ］文◎豊福晋
大久保嘉人「バスの喧騒に身を委ねて」
［急成長の新大関］文◎雨宮圭吾
安青錦「ゼロから始めた日本語スタートアップ」
［中田英寿から鈴木彩艶まで］文◎弓削高志
セリエA挑戦に学ぶ日本人のイタリア語習得
［メジャー通の必携辞典］文◎及川彩子
ボールパークで使える小粋な野球英語
［認知→分析→判断→実行のススメ］文◎生島淳
語学力も競技力も高める「言語技術」って何だ!?
［They Call Me Writer］文◎生島淳
偏愛に導かれた英語取材の道
［真吾トレーナーの述懐］文◎渋谷淳
井上拓真vs.那須川天心「"常にできる"ボクシングの結実」
［証言構成］文◎田村航平
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［ナンバーノンフィクション］文◎中村計
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■媒体情報
雑誌名：『Sports Graphic Number』1133号
発売日：2025年12月4日（木）※首都圏基準
特別定価：820円（税込）
関連URL：https://number.bunshun.jp/
■ 『Sports Graphic Number』について
1980年創刊の日本で唯一のスポーツ総合雑誌。メジャースポーツからマイナースポーツまでスポーツ・アスリートの魅力を「美しく大胆なビジュアル」と「独自の切り口の文章」で伝える。隔週木曜日発売。『Number Web』は1999年より、タイムリーで独自性のあるスポーツコラムを発信している
