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「第9回横浜トリエンナーレ」アーティスティック・ディレクターはコスミン・コスティナシュとインティ・ゲレロに決定

update:
公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団
2027年4月23日(金)から9月12日(日)までの124日間開催



横浜トリエンナーレ組織委員会(委員長:近藤誠一[公益財団法人横浜市芸術文化振興財団 理事長])は、「第9回横浜トリエンナーレ」を2027年に開催します。
企画を統括するアーティスティック・ディレクター(以下、AD)には国際的に活躍するキュレーターの二人組、コスミン・コスティナシュ(Cosmin Costinaş)とインティ・ゲレロ(Inti Guerrero)を迎え、横浜美術館を中心に横浜ならではの現代アートの展覧会をお届けします。会期は2027年4月23日(金)から9月12日(日)までの124日間です。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14302/1379/14302-1379-405ce7dc715793458c1f8bd5a320f3d0-809x620.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


コスミン・コスティナシュ(Cosmin Costinaş)は、1982年、ルーマニアのサトゥ・マーレ生まれのキュレーター、著述家。香港のアートスペース、パラサイトのディレクターを約10年(2011年~2022年)務め、2022年7月よりベルリンの世界文化の家(Haus der Kulturen der Welt[HKW])のシニア・キュレーター。2025年末までシニア・キュレーターを務めたのち、キュレトリアル・アドバイザーとして活動を継続する予定です。

インティ・ゲレロ(Inti Guerrero)は、1983年、コロンビアのボゴタ生まれのキュレーター、美術教育者。2011年より香港を拠点に活動しており、現在、香港城市大学修士課程(The Master of Arts in Creative Media[MACM])の客員教授。ヨコハマトリエンナーレ2020では、アーティスティック・ディレクターのラクス・メディア・コレクティブのディレクションのもと、横浜美術館会場にて企画展示「エピソード04『熱帯と銀河のための研究所』」のキュレーションを担当しました。

二人で第24回シドニー・ビエンナーレ(2024年)の共同アーティスティック・ディレクターを務め、西洋の悲観的な終末論に対し、集団的な抵抗、喜び、希望に満ちた展望をもって乗り越えようとするキュレーションが高く評価されました。そのほか、セネガルのダカールビエンナーレ2018のゲスト・キュレーターをはじめ、香港、台北、ソウル、サンフランシスコ、マニラ、クアラルンプール、バンコクなどでも展覧会の共同キュレーションの実績があります。



- 明日を生きる人のために第9回横浜トリエンナーレによせて:総合ディレクターからのメッセージ

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14302/1379/14302-1379-543f2340d6ea771b67679226d06a8c0c-1104x1300.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


横浜トリエンナーレは、2001年にスタートした日本有数の国際芸術展です。2027年の第9回展で27年目を迎えます。わたしたちはこの機に、あらためて以下の4つの目標を掲げます。

複雑な国際情勢、人工知能の台頭、先行きの見えない不安。こんな時代だからこそ、横浜トリエンナーレは、よりよい明日を生きようとするすべての人びとの営みに、アートを通して寄り添います。

1. 横浜という街に深く関わる
1859年の開港以来、横浜は、国際貿易港としてさまざまな文化の波を真っ先に受け止めてきました。現在は、約13万人169か国籍の人びとが暮らす、総人口377万人の巨大都市です。一つの地域(ローカル)でありながら、同時に世界と出会う場所。この横浜のユニークな特性を十全に生かした事業を実施します。

2. 横浜のリソースを活かす
横浜市は2004年より、文化による都市再生を目指す「創造都市」を政策に掲げてきました。この成果として、市内各所には長い活動歴を誇るいくつものアートの拠点があります。第9回展では、メイン会場となる横浜美術館とこれらの拠点を密につなぎます。多彩な見どころが街にネットワーク上にひろがります。

3. 市民にひらかれる
横浜トリエンナーレのモットーは、一貫して、「現代アートの良質な入門編」です。最先端の動向を丁寧に紹介することで、会場を訪れるみなさんの視野を世界へと広げます。同時に、専門知識がなくとも楽しめる作品を積極的に展示し、まずはアートに触れてみたい!という気持ちに応えます。

4. GREEN×EXPO 2027の理念を共有する
横浜市では2027年、GREEN×EXPO 2027を開催します。第9回横浜トリエンナーレも会期を合わせ、「自然との共生や幸福感を、新たな明日の風景として可視化していく」というGREEN×EXPO 2027の理念の実現に共に取り組みます。



- 「第9回横浜トリエンナーレ」開催概要

[表: https://prtimes.jp/data/corp/14302/table/1379_1_bd3050eb3a4607baaacb31581780d109.jpg?v=202512080447 ]
※事業名称は「横浜トリエンナーレ」(横浜:漢字)、各開催年の展覧会名称は「ヨコハマトリエンナーレ」(ヨコハマ:カタカナ)も使用しています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14302/1379/14302-1379-02aaaab1d1379d324ad1f5ab28c933e0-698x547.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



- 横浜トリエンナーレとは

横浜トリエンナーレは、横浜市で3年に一度開催する現代アートの国際展です。これまで、国際的に活躍するアーティストの作品を展示するほか、新進のアーティストを広く紹介し、世界最新の現代アートの動向を提示する場となることを目指してきました。

2001年に第1回展を開催して以来回を重ね、世界の情勢が目まぐるしく変化する時代の中で、世界と日本、社会と個人の関係を見つめ、アートの社会的な存在意義をより多角的な視点で問い直してきました。

第1回展(2001年)から第3回展(2008年)までは独立行政法人国際交流基金が主催団体のひとつとして事務局機能を担い、現代アートを通じて日本と各国との文化交流を促すことを目的に事業を実施してきました。第4回展(2011年)以降、運営の主体を横浜市に移した後も、文化芸術創造都市・横浜を象徴するプロジェクトとして継続開催し、多数の来場者を迎えています。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14302/1379/14302-1379-00554793b369a444a3a5dce1eb5f9788-1400x1684.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]





AD略歴、第9回横浜トリエンナーレ AD選考委員会 委員長 神谷 幸江氏(国立新美術館 学芸課長)による「アーティスティック・ディレクターの選考にあたって」等、プレスリリース詳細は以下よりご覧ください。
https://www.yokohamatriennale.jp/cms/wp-content/uploads/2025/12/20251208_YT9_PressRelease_jp.pdf



- お問い合わせ

横浜トリエンナーレ組織委員会事務局
〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
TEL : 045-663-7232(平日10:00~18:00)
FAX : 045-681-7606
https://www.yokohamatriennale.jp/

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