ブラザー工業株式会社と国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学が、産学協同研究部門となる「ブラザー工業共創開発研究部門」を開設した。
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ブラザー工業共創開発研究部門を開設したナショナルイノベーションコンプレックス(NIC)前にて（左から、ブラザー工業 枦山智昭チーム・マネジャー、安井基博プロジェクト・マネジャー、岩田尚之エグゼクティブ・エキスパート、安井邦博執行役員、名古屋大学 佐宗章弘副総長、河口信夫教授、寺野真明特任教授）
ブラザー工業共創開発研究部門は、名古屋大学が設けた産学協同研究講座・産学協同研究部門制度により設置された。同制度は、企業等から人材を受け入れ、教育研究の進展及び充実と社会貢献を広く図ることを目的に設置されており、産学の連携による技術等の発展が期待されている。
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ブラザー工業では、2025年度から2027年度までを対象とした中期戦略「CS B2027」において、マテリアリティの解決に関わる事業テーマを創出し、新規事業として育成することを目標に掲げている。この度の研究部門の開設をきっかけとし、名古屋大学をはじめとする大学とブラザーが互いの強みを持ちより、共創によって新たな独自技術や価値を創出していくという。また、新規事業の創出・育成に加え、既存事業における技術的な課題を解決することで既存事業のさらなる発展にも生かしていきたい考えだ。
