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AIセキュリティのCoWorker、オンプレミス環境完結型の純国産AIセキュリティ「Purple Agent」を提供開始

update:
CoWorker株式会社
フォレンジック分析とマルウェア動的解析を、機密情報を外部に出さず端末内で実行



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156001/12/156001-12-c300cc8cfd32c9fcfbac0b348b2ec832-2940x1650.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


AIセキュリティソリューションを開発・提供するCoWorker株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:山里一輝、以下「当社」もしくは「CoWorker」)は、海外クラウドLLMに依存せず、すべてを国内で完結させる純国産AIフォレンジック基盤として、オンプレミス環境完結型AIセキュリティ製品「Purple Agent」を2025年12月より提供開始いたします。

「Purple Agent」は、クラウド接続が制限される環境でも、機密情報を外部に一切送信することなく、インシデント初動に必要な調査・分析を従来比約1/10より短い時間で実行します。

本製品は、フォレンジック分析およびマルウェアの静的・動的解析を、純国産で開発・管理するローカルLLM搭載端末内で完結させる当社独自のAIセキュリティソリューションです。
医療・金融・自治体といった機密情報を扱う組織では、セキュリティ上の制約からクラウド上での解析ができないケースも多く、「オンプレミスでAIを活用できるセキュリティツール」が求められます。また、データ越境リスクや外国法令の影響を排除したい行政や公的機関、重要インフラ事業者など、高い機密性と継続性が求められる現場向けに設計された純国産AIセキュリティ基盤です。
背景
高度化するサイバー攻撃と規制強化、海外依存リスクが顕在化するなかで問われる
“迅速・オンプレミス環境・純国産型”セキュリティの必要性
近年のサイバー攻撃は高度化・巧妙化が進み、ランサムウェアやサプライチェーン攻撃の増加により、検知から分析、初動対応までのスピードがこれまで以上に重要となっています。
侵入から拡散までの時間は「数日・数時間」から「数十秒・数分」へと短縮され、被害を抑えるためには発生直後の迅速な状況把握と判断が不可欠です。
また、インシデント対応においては、GDPRや個人情報保護法に基づく「72時間以内の初期報告義務」が求められるケースも増え、短時間での調査やエビデンス確保、影響範囲の特定が組織に強く求められています。

一方、医療機関、金融機関、自治体、重要インフラ事業者などでは、セキュリティや規制上の制約からクラウド上での解析ができないケースも多く、オンプレミス環境でAIを活用できるセキュリティツールへのニーズが高まっています。
さらに、海外クラウドや海外AIサービスへの依存によるデータ越境リスク、外国法令(CLOUD Act 等)に基づく情報開示リスク、地政学的リスクに起因するサービス停止リスクも顕在化しています。
そのため、公共分野や医療・金融分野を中心に、「国内で完結するセキュリティ基盤」を求める声が増えています。

こうした状況を受け、CoWorkerは、クラウド版製品で培ったAIフォレンジック技術をオンプレミス環境向けに最適化し、動的マルウェア解析までを端末内で実行可能な、海外技術に依存しない純国産AIセキュリティ基盤「Purple Agent」を開発しました。
「Purple Agent」概要
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156001/12/156001-12-206362fbf0bd40e3c4bb940b853ba2f6-2544x1432.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


純国産LLM搭載のマルウェア解析・フォレンジックの自律化を実現
「Purple Agent」は、フォレンジック分析からマルウェア解析、レポート作成までをすべてインターネットが接続されていない環境で完結させる、純国産AIフォレンジックシステムです。
インシデント発生時に必要となる調査・解析・報告の一連のプロセスを、端末内で統合的に実行できる点を特長としています。
フォレンジック分析機能
インシデント初動における証拠保全と状況把握を目的としたフォレンジック分析を、AIが支援します。
- ディスクイメージ解析
- ファストフォレンジック
- ファイル復元
- 不審ファイルの抽出・分類

マルウェアの静的/動的解析機能
疑わしい実行ファイルを隔離環境で解析し、挙動やリスクを自動的に可視化します。
- 実行ファイルの挙動監視
- 疑似ネットワーク環境での通信解析
- 悪性判定レポートの自動生成

純国産ローカルLLMによる分析レポート生成
解析結果をもとに、専門知識がなくても理解しやすい形でレポートを生成します。
- 解析結果を端末内で自然言語レポート化
- 機密データを外部に送信せず、完全オフラインで実行

純国産AIセキュリティとしての特長
「Purple Agent」は、CoWorkerが純国産で開発・管理するローカルLLMおよび解析エンジンを専用端末に搭載し、フォレンジック分析からマルウェア解析、レポート生成までを完全にオフライン環境で実行できる純国産AIセキュリティソリューションです。海外クラウドや外部APIを使用しないため、データ越境や第三国法令の影響を受けることなく、高い機密性が求められる環境でも安心して利用できます。

AIによる並列処理と自律的な分析により、従来は専門家が数時間を要していたフォレンジック調査やマルウェア挙動分析を大幅に効率化し、調査時間を約1/10に短縮。GDPRや個人情報保護法に基づく72時間以内の初期報告義務にも対応した迅速なインシデント対応を支援します。
自治体、医療機関、金融機関などクラウド接続が制限される閉域環境を前提に設計されており、導入から運用までを国内で一貫して支援できる点も特長です。
代表コメント
CoWorker株式会社 代表取締役 山里 一輝
「サイバー攻撃がAIによって高速化・自動化される時代において、守る側もAIを活用することは不可避です。しかし、セキュリティ要件が厳しい現場ほど、海外クラウドや海外AIを使えないという現実がありました。『Purple Agent』は、そうした現場のために開発した、海外技術に依存しない純国産AIセキュリティ基盤です。単なるオンプレミス製品ではなく、日本の法制度、運用実務、有事対応を前提に設計しています。
私たちは、クラウドでもオンプレミスでも、そして有事でも止まらないAIセキュリティを提供することで、日本社会全体の防御力を底上げしていきたいと考えています。」


CoWorkerは今後も、「Security × AI」を軸に、クラウド環境からオンプレミス・閉域環境まで幅広い現場に対応するAIセキュリティ基盤の開発を進めてまいります。
海外技術に過度に依存しない純国産AIセキュリティの提供を通じて、自治体、医療機関、金融機関、重要インフラなど社会の根幹を支える現場の安全性と信頼性を高め、日本全体のサイバー安全保障の底上げに貢献してまいります。

CoWorker株式会社について
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156001/12/156001-12-77c46b317c9d5b632e8df1ce6df5b14f-464x192.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


CoWorker株式会社は、高い技術力を武器に、システム開発・ITコンサルティング・セキュリティの3領域を展開する少数精鋭のAIテクノロジーカンパニーです。「Security × AI」で次世代セキュリティの研究開発を通じて、社会の安全基盤の強化に貢献しています。

会社名   :CoWorker株式会社
設立年月  :2019年2月
住所    :東京都新宿区西新宿三丁目3番13号西新宿水間ビル6階
代表取締役 :山里 一輝
事業内容  :ITコンサルティング/システム開発
URL    :https://www.coworker.co.jp/

製品・サービス/広報に関するお問い合わせ
CoWorker株式会社 広報担当
お問い合わせフォーム
https://www.coworker.co.jp/contact

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