パルシステムグループの物流を担う株式会社パルライン(本社:東京都江東区、代表取締役社長:横山博志)は12月11日(木)、パルシステム熊谷センター(埼玉県熊谷市樋春)で深谷はばたき特別支援学校(同深谷市本田、楠奥佳二校長)の生徒たちが作った農作物や工芸品の販売会を開催しました。生徒8人が接客を通じて職員と交流を深めました。
勤務前に立ち寄る職員も
開会セレモニーでは、代表生徒が「今日はたくさん販売したいと思います。ご協力よろしくお願いします」とあいさつし、パルライン職員と共に士気を高めて販売会に臨みました。
センター職員が行き交う玄関とロビーには、生徒たちが授業の一環として制作した陶芸や木工、布革製品、学校の畑で育てた野菜などが並びました。
入口に積み上げた野菜は全て100円で、思わず購入する職員も多く、完売が続く盛況となりました。陳列された陶芸品や工芸品は完成度が高く、感心する職員の姿が見られました。
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▲開会セレモニーのようす
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▲思わず手に取りたくなる商品を陳列
販売会を目的に勤務開始時間よりも早く出勤し、訪れたという職員もいました。生徒たちも自らが手掛けた商品が購入され嬉しいようすでした。「お客さんと話ができて嬉しかったです。あっという間で楽しかったです」と笑顔を見せました。
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▲人気商品の長ねぎを求める行列
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▲生徒が商品を直接手渡し
安心して働ける職場を生徒に紹介
センターのセットラインでは、特別支援学校の卒業生たちが日々の業務に欠かせない一員として活躍しています。現場職員のリクエストを受け、生徒たちが作業台を制作するなど、関係を深めています。作業実習や販売会を通じ、生徒たちが将来の職場候補を知るきっかけにもなります。
今後も販売会の開催を通じて、日頃の学習の成果がより広く評価され、生徒たちの喜びにつながるよう、学校との連携を強化します。
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▲作業しやすいと喜ばれている作業台
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特性を「わかりあう」職場
パルラインは2020年から、障害者雇用マニュアルを全社員に配付し、障害のある職員を積極的に採用しています。研修なども実施し、同じ職場で働くお互いの状況が「わからない」ことで生まれる不安の解消に努めています。
専門の研修を修了した職場適応援助者「ジョブコーチ」を全12事業所に配置し、雇用定着をサポートしています。さらに社内資格の「ジョブサポーター」取得者は現在220人を超え、「障害者への理解がある」との意思表示を込めた腕章とバッチを身に着け、障害者が安心して働けるよう職場内で支えています。
3千人以上が働く社内全体の支援体制のもと、現在は商品やカタログのセットセンターなどで84人の障害者が活躍しています。
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▲障害者への理解を示す腕章とバッチ
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パルラインは、障害者同様に長期無業の就労困難者、生活困窮者など多様な背景を持つ人たちの就労も受け入れています。職場全体で理解を深めて雇用定着を支援しています。
パルラインの社会的包摂就労支援
パルシステムグループはこれからも、多様な背景を持つ人たちがお互いをわかりあい、誰もが活躍できる地域づくりを推進していきます。
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所在地:東京都江東区千石1-4-9、代表取締役社長:横山博志
売上高:117.5億円、社員数:3,388人、資本金:9.5千万円(2025年3月末現在)
HP:https://www.palline.co.jp/
パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:渋澤温之
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,604.2億円/組合員総数176.2万人(2025年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
HP:https://www.pal-system.co.jp/
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2025年は国際協同組合年です






















