「GOOD FACTORY賞」は、地域や従業員との強固な関係構築、工場全体の総合的改善や競争力強化に挑戦し、他社の模範となる優れたモデルを表彰するものです。生産性・品質向上のプロセスや成功要因、現場の知恵、従業員の意識改革、さらには社会貢献など、ものづくりの価値を総合的に評価します
さらに今回、「GOOD FACTORY大賞」を新設。本賞は、過去の受賞工場が表彰対象で、受賞後も継続的に活動を深化させ、企業文化として定着させた取り組みを総合的に評価するものです。初の「GOOD FACTORY大賞」には、2011年に「ものづくり人材育成貢献賞」を受賞したTOYOTA MOTOR THAILAND (TMT Gateway Plant )が選ばれました。
GOOD FACTORY賞審査委員会(委員長:日本大学 理工学部 シニアリサーチフェロー 柿崎 隆夫氏)の書類審査・現地審査を経て、以下の企業に決定いたしました。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/16501/table/228_1_3f918e067947ea8e3d2901ca6d415f21.jpg?v=202512220215 ]
GOOD FACTORY賞は、各工場にて行われている改革活動とその成果を、「しくみ」「運営」「効果性」「マネジメントの基盤」の4つの視点から審査し、各部門で表彰いたします。
「GOOD FACTORY賞」とは
1.賞の目的日本能率協会は1942年の設立以来、日本のものづくり力を強化すべく、企業研修や資格試験、シンポジウムなどさまざまな取り組みを実施してまいりました。2011年に、グローバルなものづくりを支援する公益目的事業として優良工場表彰制度「GOOD FACTORY賞」を創設しました。
本賞は、日本および中国・アジア地域で、工場の生産性向上、品質向上をはじめさまざまな体質革新活動へ取り組まれている事例に着目し、そのプロセスや成功要因、現場の知恵、働く方々の意識改革、社会的貢献などの内容を幅広く取り上げ、その成果を日本製造業の範として顕彰するものです。
2.応募対象
日本国内にある工場・事業所ならびにアジア全地域に進出している日系現地工場・事業所 。
3.受賞要件および受賞基準
応募されたテーマの活動およびその成果によって、工場・事業所が総合的に改善・強化されたり、地域・従業員との強い結びつきができるなどして、中国・アジア地域ならびに日本のものづくりの優秀なモデルとして他社の範となる工場・事業所を以下で表彰します。
■GOODFACTORY部門賞
1. ものづくりプロセス革新賞:
IE(Industrial Engineering)改善、ITの適用、品質保証、工程改善、SCM(Supply Chain Management)改善、JIT(Just In Time)、調達革新、物流革新、自動化など、工場・事業所の“
ものづくりプロセス”が、総合的に改善・強化されている事例
2. ものづくり人材育成貢献賞:
全員参加の改善活動、技能伝承、能力開発への取り組み、従業員育成など、質の高いものづくりを実現するための“人材育成”に組織的に取り組まれている事例
3. サステナブルファクトリー賞:
環境対応、省エネ、循環型システム、福利厚生、ダイバーシティへの取り組み、地域社会との共生およびBCPなど、グローバルなものづくりで今後最も重要とされる持続可能性のある活動に取り組まれている事例
4. ファクトリーマネジメント賞:
上記3賞が表彰する個別内容ではなく、総合的に“工場運営”のレベルが高く、全体にバランスのとれた“工場運営”の良さ、といった事例
■GOODFACTORY大賞
上記のGOOD FACTORY大賞は2026年から新たに設けられたもので、 これまで1.~4.のカテゴリーで受賞した工場・事業所が、受賞時の活動をその後も持続的に推進し、その結果、一つの企業文化へと発展させてきたという総合的な活動を表彰するものです。
4.審査
審査委員会は、日本大学 理工学部シニアリサーチフェロー 柿崎隆夫氏を委員長に、学識経験者、経営コンサルタントによって構成されます。受賞企業は書類審査・現地審査を通して決定し、応募企業には、審査所見をフィードバックします。
一次審査(書類審査): 応募企業(事業所)から提出された受審資料に基づく審査
二次審査(現地審査): 応募企業(事業所)の幹部・関係者との面接および事実確認
最終審査 : 二次審査の結果を踏まえて、審査委員会で最終判定
5.審査の視点
審査は改善・改革活動の「しくみ」「運営」「効果性」「マネジメントの基盤」の4つの視点から行われます。対象となる活動がこの4つの視点全てを満たしているか、または特定の項目に優れているかを審査いたします。
一般社団法人日本能率協会「第14回 2026 GOOD FACTORY賞」審査委員会
(敬称略)委員長:日本大学 理工学部シニアリサーチフェロー 柿崎 隆夫
委 員:東京工業大学 名誉教授
東京理科大学 経営学部 教授
伊藤 謙治
電気通信大学 名誉教授 新 誠一
慶応義塾大学大学院 経営管理研究科
ビジネス・スクール 教授 坂爪 裕
東京大学 大学院経済学研究科准教授 大木 清弘
芝浦工業大学 デザイン工学部
デザイン工学科 教授 青木 洋貴
株式会社日本能率協会コンサルティング 取締役
シニアコンサルタント 石田 秀夫
株式会社日本能率協会コンサルティング
シニアコンサルタント 石山 真実
Transformation Consulting合同会社 CEO
Management Consultant 松田 将寿
JMA CONSULTANTS (THAILAND) CO., LTD.
副社長兼サプライチェーンコンサルティング統括取締役
シニアコンサルタント 大森 靖之
2026年(第14回)GOOD FACTORY大賞、GOOD FACTORY賞の受賞企業の詳細は、下記PDFからご覧いただけます。
d16501-228-ee2cd6234ff49f1aa3eafdb729ffeefc.pdf過去の受賞企業一覧
【本件に関する問い合せ先】
一般社団法人日本能率協会 GOOD FACTORY賞事務局(担当:松本)
〒105-8522 東京都港区芝公園3-1-22
TEL:03-3434-1410/E-mail: goodfactory-award@jma.or.jp
Webサイト:https://goodfactory.jma.or.jp/






















