[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46547/70/46547-70-d7d2a46592c7c5194b539206955a228a-950x130.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
北大発認定スタートアップ企業で、画像認識のコア技術開発とエッジAlカメラソリューションを提供するAWL株式会社（札幌本社：北海道札幌市、代表取締役社長兼CEO：北出宗治、以下「AWL」）は、デンソーグループ国内最北端の生産拠点として北海道千歳市に誕生し、自動車用半導体センサの設計及び生産を行う株式会社デンソー北海道（本社：北海道千歳市、代表取締役社長：輿石将次、以下「デンソー北海道」）が開発を進める環境監視用センサ技術と最先端エッジAl技術により、リアルタイム工場監視システムの主要機能となる複数センサ統合解析システムの開発を支援していることをお知らせします。
背景
近年、製造業における安全管理や品質保証の高度化は、労働力不足や生産効率向上の観点から喫緊の課題となっています。特に精密機器製造現場では、温湿度、ガス濃度、振動など複数の環境要因が安全や製品品質に直結するため、リアルタイムでの監視と異常検知が不可欠です。その中で、火災や煙の早期検知は従業員や工場の安全確保に加え、生産装置への被害を最小化し復旧を早めることで事業継続計画（BCP）の面でも重要課題の一つです。従来のクラウド依存型監視システムでは、通信遅延やネットワーク負荷の課題で即時対応が困難でした。また、人による分析・判断を必要とするケースが多く労働力不足の解決とは相反することも課題であり、こうした背景から、エッジAlによる現場処理が注目されており、センサ情報をローカルで統合・解析することで、リアルタイム性と高精度な異常検知を両立する仕組みが求められています。
AWLの支援内容
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46547/70/46547-70-fde699ee656fb9be9b8c76146e69d745-950x400.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]AWLは、工場安全管理システムの高度化に向けて、デンソー北海道が開発した複数のセンサから取得した温度、ガス濃度をはじめとする複数のデータをリアルタイムで収集し、エッジAl による異常判定を実現する統合解析機能の開発を支援しています。特に、火災や煙の早期検知を主目的とし、現場で即時に危険を察知できる仕組みを構築しました。
このシステムは、クラウド依存を排除し、工場内ネットワーク上で完結する低遅延かつ高信頼性のアーキテクチャを採用。さらに、電源及び信号線の配線工事不要で長期間運用可能な「ポン付け」型デバイスとなっております。これによリ、導入負荷を大幅に軽減し、様々な工場環境での迅速な展開が可能となります。加えて、将来的には多様なセンサとの連携により、ガス漏れ検知、設備異常や電流等のエネルギー監視など、無人でより幅広い安全管理機能を提供することを目指しています。
本プロジェクトは、AWLが「J-Startup Hokkaido」に選定され、北海道経済産業局のご支援のもとで実現で実現したものです。特に、北海道経済産業局が椎進する「地域企業間マッチング支援」により、AWLとデンソー北海道が連携し、現場DXの加速と安全性向上を目指す取り組みとなっています。この連携は、北海道発のイノベーションが国内外の製造業に広がることを期待される象徴的な事例です。
本取り組みの意義
この取り組みは、作業者のリスクをリアルタイムで検知し、事故防止に寄与することで安全性を向上させるとともに、異常発生時の迅速な対応によって生産ライン停止のリスクを最小化し、生産効率の改善に貢献します。さらに、デンソー北海道が主体となり道内企業と連携して開発・生産したセンサで取得するデータを、AWLが提供する先端エッジAl技術で活用する枠組みであり、地域産業の競争力を強化し、製造業のDXを加速させる重要な一歩となります。今後の展望
AWLは、今回の取り組みを皮切りに、火災検知を含む工場環境監視の高度化を支援するエッジAlソリューションを全国の製造業へ展開し、持続可能な生産体制の構築に貢献してまいります。AWL株式会社について
最先端エッジAl映像解析技術でリテール業界を中心にloT活用・導入で数々の実績をもつ北大発認定スタートアップ企業。少子高齢化・人手不足など様々な社会問題が先行して顕在化する課題先進地域北海道において、同じく北海道に本部を置くドラッグストアチェーン「サッドラ」との提携により、現場に最適なソリューションを高品質・低価格で提供。独自開発したAl技術が「人の目」を補い、あらゆる現場で「人とリアル空間をリアルタイムに可視化」。グローバルなお客様と共に社会課題に挑み続けている。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46547/70/46547-70-0870b1e64b18d8b939801772f70c7d0a-800x500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]AWL株式会社（アウル株式会社）
設立 2016年6月1日
代表者 代表取締役社長 兼 CEO 北出 宗治
所在地
【東京本社】東京都品川区西五反田２丁目24番4号 THE CROSS GOTANDA 8階
【札幌本社】北海道札幌市東区北８条東4丁目1-20
事業内容：エッジAI映像解析ソリューションの開発・提供
https://awl.co.jp
【お問合せ先】
AWL株式会社
担当 土田、和田
info@awl.co.jp
