「利益とサステナビリティが融合する世界を実現する。」をビジョンに、サステナビリティデータ・プラットフォーム「SmartESG」を提供するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役CEO 杉本 淳、以下「シェルパ」)は、このたび事業活動を通じて優先的に取り組むべきマテリアリティ(重要課題)を特定しました。
本マテリアリティは、社会・環境へのインパクトおよび自社の財務に対するインパクトの両面から重要性を評価しており、自社プロダクトである「SmartESG」を活用して特定しました。スタートアップでありながら、多様なステークホルダーの声を丁寧に反映することで、インパクトに関して当社が立てた仮説の網羅性と優先順位付けの妥当性を高め、事業特性を的確に反映している点を特徴としています。
マテリアリティ:https://cierpa.co.jp/aboutus/materiality

背景
近年、サステナビリティ情報は単なる開示対応を超え、企業価値評価や投資判断を左右する経営基盤へと進化しています。当社は、企業と投資家をつなぐサステナビリティデータ・プラットフォームを提供する立場として、自社のマテリアリティを経営戦略と直結した判断軸として明確にする必要があると考えました。
今回特定したマテリアリティは、5年後を見据えた戦略から逆算し、事業の優先順位と連動する形で整理しています。急速に変化するスタートアップだからこそ、早い段階で経営資源の配分と成長機会・リスクへの向き合い方を明確にし、サステナビリティを意思決定そのものに組み込むことが重要だと考えています。
特定のプロセス
本マテリアリティの特定にあたっては、「SmartESG」を活用し、主要なESG評価機関や開示プラットフォーム、国際的な開示基準の観点を横断的に参照しながら、当社事業および業界特性に関連するサステナビリティ課題を網羅的に洗い出しました。その上で、社内の専門的知見や先進事例も踏まえ、段階的に整理・精査を行いました。
さらに、顧客、従業員、投資家、外部有識者など多様なステークホルダーへのヒアリングを実施し、その結果と経営陣との対話をもとに、社会・環境へのインパクトと自社の財務へのインパクトの両面から重要度を評価しました。これらの一連の検討を経て、最終的に6つの課題のマテリアリティを特定しています。
特定したマテリアリティは、各取締役に承認され、経営戦略と整合した重要テーマとして位置付けられました。本マテリアリティは、現時点の事業環境や社会的な要請を踏まえたものであり、今後も見直しを行い、変化を反映していく予定です。
特定したマテリアリティ(6つの課題)
以下の6つの課題をマテリアリティとして特定しました。本マテリアリティの特定プロセスや考え方については、当社ウェブサイトにて図表やインタビューを交えて詳しく紹介しています。
1. サステナビリティデータ・プラットフォームの提供
サステナビリティに関する多様な情報を統合・可視化し、企業と投資家の意思決定を支えるグローバルなオールインワン・プラットフォームを開発・提供することで、「利益とサステナビリティが融合した世界」、すなわち企業活動や金融活動等が当たり前に環境・社会の改善と結びつく世界の実現に貢献していきます。
2. 健全で先進的なガバナンスの確立
成長過程にある組織においてこそガバナンスの重要性が高まることを踏まえ、透明性と倫理性を備えた先進的なガバナンス体制を早期から整備し、持続的な事業運営と信頼の確保に取り組みます。
3. 働く人のウェルビーイングの実現
組織の前進は一人ひとりの力に支えられているという認識のもと、すべてのメンバーのウェルビーイングを重視し、学習・成長機会や評価プロセスの透明性、心理的安全性が確保された職場環境において、安心して最大限の力を発揮できる状態の実現に取り組みます。
4. システムの安定稼働
企業やステークホルダーによる多様な活動を支えるプラットフォーマーとして、AI関連サービスを含むシステムの安定稼働を徹底し、継続的かつ安定的なサービス提供を行います。
5. 顧客情報の保護
プラットフォーム上で取り扱うデータの戦略性および機密性に鑑み、AI関連サービスを含むシステム全体において強固なセキュリティを前提としたデータ管理・運用を行い、顧客が安心してサービスを利用できる環境を維持します。
6. AIの倫理的な活用
AI関連サービスの提供者として、情報の正確性・透明性・説明可能性を重視し、関係法規に従い適切な情報開示を実施します。これにより、健全で持続可能な市場基盤の構築に貢献します。また、AIの開発・活用に伴う環境負荷を含むサステナビリティリスクについても、継続的に評価・管理し、低減を図ります。
ご協力いただいた社外ステークホルダーの皆様
本マテリアリティ特定にあたり、以下の当社ステークホルダーの皆さまにヒアリングを実施しました。多様な視点を取り入れることで、マテリアリティの網羅性と優先順位付けの妥当性を高めています。

第一生命ホールディングス株式会社
サステナビリティユニット
サステナビリティ企画グループ
ラインマネジャー
間宮 薫 氏

WiL
パートナー
大西 健史 氏

一般社団法人AIガバナンス協会
業務執行理事 兼 事務局長
佐久間 弘明 氏

早稲田大学 大学院 経営管理研究科 教授
シェルパ・アンド・カンパニー 外部顧問
根本 直子 氏
シェルパは、本マテリアリティを経営の判断軸として位置づけ、事業活動を通じて企業価値の向上と社会・環境へのインパクト創出の両立を実現してまいります。とりわけ、中核であるサステナビリティ・データプラットフォームの高度化を通じて、企業と投資家の意思決定を支え、日本市場の持続的な成長に貢献します。
また、自らの取り組みを継続的に進化させ、その知見を社会へ還元することで、スタートアップにおけるサステナビリティ経営のモデルを提示してまいります。
「SmartESG」について
「SmartESG」は、企業内に散在するサステナビリティ・ESGデータを一元管理し、戦略的なサステナビリティ経営を支援するデータプラットフォームです。「SmartESG」の中核を担う4つの機能は、サステナビリティ情報の開示業務を効率化し、高度な分析を可能にします。「SmartESG」は、企業における情報開示の高度化やステークホルダー対応の強化だけでなく、持続可能な経営戦略の策定・実行を加速させることに貢献します。https://smartesg.jp/
会社概要
会社名:シェルパ・アンド・カンパニー株式会社代表:代表取締役CEO 杉本 淳
所在地:東京都品川区西五反田3-6-32 TERRACE SITE GOTANDA 1F
設立:2019年9月
資本金:100百万円
事業:サステナビリティ情報開示支援クラウド「SmartESG」の開発・提供、ESG・サステナビリティ特化メディア「ESG Journal Japan」の運営、サステナビリティ専門家によるコンサルティングサービス「ESG Advisory」の提供
- コーポレートサイト:https://cierpa.co.jp/
- 採用サイト:https://cierpa.co.jp/recruit
- サステナビリティコンサルティングサービス:https://smartesg.jp/consulting






















