「悪いやぎ」というつぶやきとともに、「犯行現場」を激写した投稿が、Twitterで拡散され話題となっています。

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　犯行に及んだのは、メスの雨ちゃん。まだ1歳になったばかりですが、「リスクテイカー」「プリズンブレイカー」の異名を持つやぎさん。飼い主さんいわく、運動能力の高さを生かした「脱走」「破壊」「略奪」の常習犯とのことです。

　そんな雨ちゃん、今日はどんな「悪事」に及んだかというと、茂みの中にあるオートバイに堂々と乗っているんです。しかもきまってる！「悪事」のはずなのに、凛としたその姿はまるで、往年の名曲の歌詞を想起させるもの。

　どうやらそう感じたのは筆者だけではなかったようで、投稿のリプライ（返信）欄には、雨ちゃんの行為を咎めるどころか「かっこいい！」という声が続出。1万を超えるいいねが寄せられました。

　それにしても、雨ちゃんは一体どんな「悪事」を働こうとしていたのか。筆者は、投稿者である飼い主のうしはらさんに話を聞きました。

　「葉っぱに興味を持ったみたいです」

　開口一番そう語ってくれたうしはらさん。どうやら雨ちゃん、茂みにある葉っぱが気になった模様。ただそのままでは届かないため、付近にあったオートバイを「踏み台」にしたそうです。

　実に大胆不敵な雨ちゃんですが、うしはらさんによると、バイクに乗る行為は雨ちゃんがまだ子やぎの頃から行っていたとのこと。「なるほど、『常習犯』ということはそういうことか」と、筆者は思わず感心してしまいました。

　事の真相を語ってくれたうしはらさんから詳しい話しをうかがうなか、「せっかくの機会」ということで、やぎに関する話も多く聞かせていただきました。もちろん、どれも「やぎ愛」にあふれたもの。

　ちなみにうしはらさんは、雨ちゃん以外にも「人間臭さが魅力なんです」という同じ1歳でオスの陽（はる）くんも飼育されており、「Twitter上の『やぎ友』の方々とシェアするのが目的で」、日々雨ちゃんと陽くんの様子をTwitterにて投稿されています。この記事を読んで興味を持った「やぎ愛好家」の皆様、ぜひ一度ご覧になってみてください。

＜記事化協力＞
うしはら@やぎの鞄持ちさん（@ushihara22）

（向山純平）