広島県北広島町にて養鶏業を営む「ふぁーむbuffo (ファームブッフォ) 」にて、小屋の扉は閉まっているのに、ヤギが外に脱走しているという、珍事件が発生しました。
飼育員さんが小屋の様子を見に行くと……なんと、今まさに一頭がトタンの壁を強引にこじ開けている現場に遭遇。そのまま確保となり、事件は無事解決となったようです。これには目撃したワンちゃんもびっくり。
ことの発端は前日の夕方。放牧から戻し、小屋に入れたはずのヤギが、なぜか外に出ているのを飼育員さんが発見。出入りの扉は施錠されていた為、「何でだろう?」と感じながらも、その日はヤギを戻すのみで、小屋を後にしました。
すると翌朝、ヤギは再び小屋の外へ。「これはおかしい」と周囲を調査すると、トタン壁を押し開け今まさに脱走している最中のヤギを発見。顔と左足が出ている光景に、思わず「えーっ!」と声を上げると、それを聞きつけワンちゃんも駆けつけました。
このようにヤギが脱走しているのを見たのは、もちろん今回が初めて。どうやら壁に頭突きをしている間にトタンが歪み、釘が抜けて隙間が出来てしまったようです。この大脱走劇……まさに「エスケープゴート」。
現場はさぞ緊迫した状況だったでしょうが、投稿には13万件を超える「いいね」が寄せられています。今まさにヤギが脱走を図るという写真のインパクト、そしてそれを眺めるワンちゃんという情報量の多い構図に、多くの方が笑顔になった模様。
なお、トタン壁は即日補強され、以降は外に出ることはなくなった模様。ヤギは本日も元気に、放牧場で除草作業に励んでいます。
戸が閉まってるにヤギが脱走していると思ったらまさかの場所だった
現行犯 pic.twitter.com/xRSA3K2c84
— ふぁーむbuffo (ファームブッフォ) @広島で鶏飼ってる人 (@farmbuffo) March 28, 2023
<記事化協力>
ふぁーむbuffo (ファームブッフォ) @広島で鶏飼ってる人さん(@farmbuffo)
(山口弘剛)