「違うんだ… 猫パンチを鍛えるために設置したんじゃないんだ…」

 そんなつぶやきとともに、Twitterユーザーのクウとカイさん(以下飼い主さん)が、自身のTwitterに投稿したのは、ハンドルネームにもなっている、茶色の被毛が特徴の飼い猫のカイちゃんが、クリスマスツリーを目にしたときの反応を記録した動画。

 ちなみに、ハンドルネームの「クウ」もまた、飼い猫である茶白柄の猫ちゃんのクウちゃんのことを指し、現在2匹の猫ちゃんと暮らしています。

 そんな飼い主さんが投稿した動画でのカイちゃん。どうやらクリスマスツリーは初体験のようで、初めて見る緑の物体に戦々恐々。

 飼い主さん曰く、元来「ビビり」な性格のカイくんは、動画撮影前はツリーを恐る恐る見上げていたそう。ちなみに、“相棒”のクウちゃんはというと、ダンボール内でくつろぎながら、そんなカイちゃんをのんびり眺めています。

 その中で、「クーゲル」と呼ばれる、赤い丸型のオーナメント(飾り)に目が行ったカイちゃん。やはり、丸いものに反応するのは猫の性でしょうか、まずは左手ならぬ左前脚で恐る恐る「ねこぱんち」。

 それを繰り返すうちに、害のないものと分かったのか、10秒ほど左で「試運転」をした後は、小休止した後、「右」へスイッチするカイちゃん。右が「利き前脚」なのかな?速度を上げながら、再びパンチ。時間にして約20秒の動画ですが、当初恐る恐る触れたクーゲルは、安全だと分かった瞬間、ボクシングジムにある「パンチングボール」へと変貌することに。

 この変貌ぶりには、リプライ(返信)欄でも、「いいパンチだにゃ」「ロッキーバルボアかな?」「猫パンチ可愛いです」といった声が。同様に、クリスマスツリーを置いた際の、「猫あるある」を語ってくれた猫飼いの方も多く反応。どうやらクリスマスツリーを見ると、猫ちゃんはついつい反応しがちのようです。

 ちなみに飼い主さん、今回の動画は、クウちゃんとカイちゃんが、初めてのクリスマスツリーを見てどう反応するか気になって、観察も兼ねて撮影したんだそう。

 「『やはりツリーはおもちゃになるのか……』という悲しい気持ちと、ねこぱんちが可愛かったのでツイートしました」

 と「検証結果」についても語られ、今後のことも考え、クリスマスツリーにはカバーをかけて、しっかりと対策することに。これにはカイちゃんも、「もうパンチ出来ないニャ……」と、諦めてくれた?そうです。

 これで万全と思いきや、寝ると見せかけてそっと影から観察していると、クウちゃんが、カバーをものともせず悪さをしたとのこと。

 どうやら生粋の「遊び好き」のクウちゃんには、カバー程度では効果はない模様。このことを踏まえ、飼い主さんは夜になると、ツリーを別の場所に移転されました。

<記事化協力>
クウとカイさん(@kunyan_kainyan)

(向山純平)