新生児期、乳児期の育児において大変な事と言えば、必ず話題に上がる「寝かしつけ」。添い寝、添い乳をしたり、抱っこをしたり、子守唄を聞かせたり。ありとあらゆる手を尽くしてもなかなか眠ってくれず、苦労した経験がある、もしくは現在苦労しているという方も多いと思います。

 ツイッターユーザーのふぇいさんも(@feiyan63)4か月の息子さんを子育て中のお母さん。寝かしつけには大変苦労していたそうですが、最近閃いたというある意外な方法で上手くいくようになったそうです。

 その方法とは「枕に眼鏡をかけて添い寝させる」こと。もしかすると眼鏡=ママと認識をしていたのでしょうか?

 ふぇいさんの息子さんは人懐っこい性格。家族以外の人の抱っこでもにこにこし、特に外では「よそゆきモード」でおりこうさんにしているのだそう。一方で長時間続けて寝るのが得意でなく、ずっと細切れ睡眠で寝て起きてを繰り返していました。

 この方法を試してからは5分から15分ほどで入眠し、その後も連続ですんなりと眠ってくれているのだとか。通常の寝かしつけでは、少しでもお母さんが離れるといなくなったことに気付いて起きてしまうことがありますが、眼鏡付き枕がしっかりと添い寝してくれるのでその心配はありません。

 寝ている時にふと目を開けることがあっても眼鏡をじっと見たあとは自分で再入眠。「寝かしつけ」そのものよりも「寝たあと」「再入眠」に役立っているとのこと。

眼鏡をじっと見つめた後……

しばらくするとスッと入眠しました

 ふぇいさんがこの方法を思い付いたのはコンタクトをしていた日に、息子さんの態度がいつもと違うことに気付いたことがきっかけ。甘える素振りが弱く、外で見せる「よそゆきモード」のような様子だったのだそう。お風呂など眼鏡を外す時に眼鏡の方を目で追う事もあったので、もしかしてと思って試してみたのだとか。普段からよく息子さんの様子を観察しているからこそ気付けたのでしょう。

 投稿には11万件を超える「いいね」が付き、多くのパパママから「その手があったか」「うちも試してみよう」といった感心の声が寄せられています。

 普段眼鏡とコンタクトを併用している、という事が条件になりますが、該当する方は試してみる価値はあるのかも。ただし、ギャン泣きや抱っこをしてほしそうなときはしっかり寄り添ってあげて欲しいですし、不意に寝返りをうって窒息したり、眼鏡を取って投げたりと事故の危険性もあります。試す際は必ず大人の目の届く範囲で、くれぐれも安全面に注意して行うようにしましょう。

<記事化協力>
ふぇい 33w→4m(修正3m)さん(@feiyan63)

(山口弘剛)