1年間に保護される猫の数は約9万7千頭にも上るそうです。そのうち引き取られる数は約1万8千頭。残りの7万9千頭は……。(環境省/H26年データ)

そんな現状にいてもたってもいられなくなった『ねこシェアハウス229 myuhouse』の大家である松尾えみこさんが、2015年4月に女性専用の『ねこシェアハウス』を東京都練馬区の平和台にオープン。そして2016年の1月末には、板橋区の小竹向原に第2弾をオープンするそうです。

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ねこシェアハウスで一緒に住むにゃんこは全員が保護猫達。月に2度ほど里親会に出かけて、そこで飼い主が見つかったらねこシェアハウスからは卒業。また新たな保護猫を引き取るというシステム。既にオープンしている平和台では5人と5匹が同居。新しくオープンする小竹向原では既に定員6匹の入居猫が決まっていて、残り人間枠の6人の入居者募集が行われています。

家の中も猫たちにとっての住みやすさに重点を置いていて、壁は漆喰で塗り固められておりシックハウスの心配もなし。一軒家にすることで周囲への影響を最小限にできているんだそうです。

一人暮らしで猫を飼うのは大変ですが、ねこシェアハウスを通して住人の猫を飼う自信をつけたり、猫と一緒に住む幸せを実体験できたりと様々な経験ができるそうです。 これからもこんなシェアハウスがどんどん増えていったらよいですよね。動物と暮らすのは大変ですが、その幸せは実際経験してみて初めて、かけがえのないものだと知ることができるんですよね。

2016年1月中旬時点で、新しくオープンした小竹向原は4つのお部屋が入居者募集中になっています。家賃は52000円~54000円(+共益費13000円、猫飼育費10000円)。※猫飼育費にはフード、トイレの他万が一の医療費と交通費込み。

保護猫たちの里親探しに貢献できつつ、プライスレスなもふもふライフも満喫できる。あなたもにゃんこ達との幸せな毎日を送ってみてはいかがでしょうか。

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▼参考
ねこシェアハウス299
ねこシェアハウス299 myuhouse 小竹向原
環境省

(文:大路実歩子)