フリマサイトへの出品用の撮影や、模型・標本の記録撮影などで、サイズの比較対象として「定規」を横に置くことがあります。しかし、照明やフラッシュの光がステンレス定規に反射してしまい、「目盛りが白飛びして見えない!」という経験をしたことはないでしょうか。
そんな地味ながらも深刻なストレスを解消するアイテムが登場。「世界一黒い水性塗料」として知られる「真・黒色無双」などを手掛ける「暗素研(株式会社光陽オリエントジャパン)」は、圧倒的な黒さで反射を制する新商品「無反射定規」を公式ストアにて発売しました。
■ 全反射率は驚異の1.2%
本製品は2025年9月に、暗素研が公式Xにて発表したプロダクト。投稿には3万件近くのいいねが寄せられるなど大きな注目を集め、オーダーメイド等で限定的に製造を行っていたアイテムが、ついに正式に登場しました。
「無反射定規」の最大の特徴は、その名の通り光を反射しないこと。表面には同社が開発した光吸収素材「ファインシャットSP」を採用しており、全反射率1.2%という驚異的な低反射を実現しています。
今回、公式Xで公開された比較画像は一目瞭然。強いデスクライトの下、一般的な金属定規が光を強烈に反射して目盛りが消失(ハレーション)しているのに対し、「無反射定規」は光を吸収し、闇のような黒地に白い目盛りがくっきりと浮かび上がっています。
投稿には前回を超える3万7千件ものいいねが。アイテムそのものが画期的であることだけでなく、その期待値の高さがうかがえる反響を呼んでいます。
■ 撮影・計測でも使えるプロ仕様
ラインナップは「15cm(1870円)」と「30cm(2310円)」の2種類(送料別)。なお、使用上の注意点として、本製品は撮影時の大きさの目安(スケール)としての使用を想定しており、JIS規格には対応していないとのこと。
また、表面の光吸収素材はデリケートなため、カッター定規として使ったり、強く擦ったりするのはNG。あくまで「撮影用」の特殊装備として扱う必要があります。
この視認性の高さにより、可視光域だけでなく近赤外域でも低反射を維持することから、医療・研究分野や屋外測量、商品撮影といった、様々なプロの現場での活躍が期待されています。
「光を吸い込む定規」という、中二心もくすぐられる実用アイテム。模型などの作品撮影を頻繁に行うユーザーにとっても、頼れる一本になりそうです。
光を吸収する定規が完成しました!
印刷 VS 無反射定規!
反射を抑えて目盛りが読みやすいです。 pic.twitter.com/uZ9qpamm9o— 暗素研 (@KoPro18) February 2, 2026
<記事化協力>
暗素研(@KoPro18)
(山口弘剛)











































