タイムカプセルといえば、容器などにその時代のものを入れて、年月がしばらく経った後に開けるというものですが、Xユーザー「ヤダニウム」さんの実家には、思わぬものがタイムカプセルとして眠っていたもよう。

 小中学生時代に暇つぶしに読んでいた、という国語辞典を開くと、なんとページの間に、当時使用していた分度器が挟まったままになっていたのだとか。これはなんともエモい体験……!

 この日は久しぶりに実家に帰ったというヤダニウムさん。自室の本棚をなんとなく眺めていたところ、当時のままになっていた国語辞典を発見し、手に取ってみることにしたのだそう。

 懐かしみつつ、パラパラッとページをめくると、そこに挟まっていたのはなんと分度器。おそらく当時、しおりの代わりとして使っていたものと思われますが、ヤダニウムさん自身もはっきりと覚えていないとのことでした。

国語辞典には分度器が

 それでも、学生時代のままの状態に、当時の記憶がバババッとフラッシュバックするような感覚を覚えたというヤダニウムさん。

 その興奮を写真とともにXに投稿すると、共感の声が続々。3万件以上のいいねと共に、「タイムスリップした解像度が高すぎる」「やってた!分度器、しおりにしてた!」といったコメントが相次いで寄せられています。

 なお、一通りながめた後も、分度器はそのままにして、再び辞典ごと本棚に戻したとのこと。10年後、20年後に発見したとき、きっとまた驚くことでしょう。

 意図して保管しておくタイムカプセルも良いですが、偶然生まれたタイムカプセルも良いものですね。

<記事化協力>
ヤダニウムさん(@yada_kaeru

(山口弘剛)