『烈車戦隊トッキュウジャー』の闇の皇帝ゼット役などで知られる俳優・大口兼悟さんが8月1日、オフィシャルブログを通じて俳優業からの引退を発表した。
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引退を発表したブログ記事によると、冒頭から「15年続けてきた俳優業を一身上の都合により、ミュージカル『アニー』2016年夏のツアーを最後に引退することになりました」と説明。そしてファンや関係者、仲間へむけ感謝の言葉をつづっている。
ただ「15年間芝居しかしてきていないですし、やりたかった事も山ほどある。そしてやり残してることも沢山あります。」と俳優業への未練も記しつつ、今回の引退については自分で決断したと改めて説明し、引退する最後まで精一杯頑張って芝居をしていきたいとしている。
大口さんは20歳で鹿児島県から上京。直後の2003年に『仮面ライダー555』水野和史役でデビューし、2004年には『ミュージカル テニスの王子様 More Than Limit 聖ルドルフ学院』手塚国光役で舞台に進出。同じく2004年には映画『海猿』にも出演し以来15年にわたって、ドラマ、映画、舞台と様々な場面で活躍してきた。 また、演技力には定評があり、年齢やキャリア的にもこの数年役の幅が広がってきただけに早すぎる引退に、ファンから惜しむ声が寄せられている。
※画像は大口兼悟さんオフィシャルブログのスクリーンショットです。