猫さんが窓辺で外を見ていることを、ホームセキュリティの名前から、俗に「ニャルソック」といいます。ナワバリの監視をしているという説もあるこの行動ですが、窓辺以外でもすることがあります。

 ドアに向かって二本足で立ち、ガラス部分から向こうの様子をうかがう猫さん。何か怪しい人でも見つけたかな?

 ドアから様子をうかがっているのはマンチカンのむぎめちゃん。三毛の模様がかわいい女の子です。

マンチカンのむぎめちゃん(むぎめさん提供)

 耳を後ろに向け、厳重警戒中といった雰囲気ですが、向こうには何があるのでしょうか。飼い主さんにうかがうと「この先には玄関があるのですが、日々このドアから飼い主が現れたり消えたりするのを見て、疑問に思ったのか時々玄関を監視するようになりました」とのお答えが返ってきました。

 どうやら、飼い主さんの出入りを見ているうち「ドアの向こうには秘密があるに違いない!」と思った様子。すりガラスの向こうから現れる瞬間を目撃しようと、じーっと待っているみたいです。

 といっても、この日は飼い主さんが部屋の中にいるため、ドアの向こうから現れることはありません。ここでのニャルソックは日課と化しているようですね。

 飼い主さんによると「ドアの前で5~10分程度は様子をうかがっていたと思います。立ちあがったままドアに飛びついたり、降りたり、繰り返しドアの外の様子をうかがっていました!」というむぎめちゃん。怪しい存在が玄関からやってきた時のため、何か準備運動でもしてたのかな?

<記事化協力>
むぎめさん(@mugimedayoo)

(咲村珠樹)