おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

もはや装甲 3Dプリンターで作った「カロリーメイトプロテクター」が良すぎる

 バランス栄養食として人気のカロリーメイトですが、持ち運びの際、カバンの中で箱や中身がつぶれていたという経験がある方もきっと多いことでしょう。そんな悩みを解決するユニークなグッズがXで注目を集めています。

 それはなんと、自作したカロリーメイト専用のカバー。「カロリーメイトプロテクター」と名付けられた、ミリタリー感あふれるアイテムは、たしかにあらゆる衝撃から箱を守ってくれそうです。

  •  製作を行ったのは、Xユーザー・Naughty handsさん。”無駄なカッコよさ”をテーマとして掲げ、男の子心をくすぐるデザインの雑貨を、3Dプリンターを用いて制作、公開しています。

     実は本作の前にも、2本入りブロックタイプ専用のプロテクターを製作していたNaughty handsさん。その経緯について聞くと、普段からよくカロリーメイトを食べるそうですが、買いだめしてリュックに入れておくとボロボロになっていた……なんてことが頻繁に発生していたとのこと。

     食品保存容器に入れて持ち運ぶことも検討しましたが、かえってかさばってしまったため、それならばいっそ自分で作ってしまおう、なんならカロリーメイトを携帯していることを前面に押し出そう、と考えたことから設計に至ったそうです。

    2本入りブロックタイプ専用のプロテクター

     その後、2本入り専用プロテクターの製作を経て、4本入りのカロリーメイトに対応したのが本作。本体前部のレバーを押し上げると、箱が飛び出すというギミックも目を引きますが、Naughty handsさんによると、最もこだわったのは本体のデザイン。

    本体前部のレバーを押し上げると、箱が飛び出す

     装甲のような見た目に加え、あくまでカロリーメイトを引き立てたいという思いを念頭に、ロゴがはっきりと見える大胆なデザインを採用。

     小窓からは「Otsuka Pharmaceutical」(大塚製薬の英語表記)の文字も顔をのぞかせ、普段からカロリーメイトを愛用している人ならではの、商品に対する強い思い入れを感じます。

    ロゴがはっきりと見える大胆な本体デザインを採用

    本作にはまだ公開していない仕掛けを隠しているそう

     なお、本作にはまだ公開していない仕掛けも隠しているのだとか。いったいどんなギミックを持っているのか、引き続き投稿に注目が集まりそうです。

    <記事化協力>
    Naughty handsさん(@tigiripanotete

    (山口弘剛)

    あわせて読みたい関連記事
  • 3Dアクションアドベンチャーゲーム「Calorie Mate FOR GAME CREATORS - JELLY MISSION -」
    ゲーム, ニュース・話題

    カロリーメイト、続編3Dアクション「JELLY MISSION」をSteamで配…

  • 金レア出たら興奮待ったなし!トレカのような名刺排出機「メーシダス」がアツい
    インターネット, おもしろ

    金レア出たら興奮待ったなし!トレカのような名刺排出機「メーシダス」がアツい

  • RUIさんオリジナルの「留為文字」
    インターネット, びっくり・驚き

    “存在しない文字”を作り続けて5年……言語クリエイターRUIさんの「留為文字」に…

  • JR初島駅新駅舎
    社会, 経済

    3Dプリンターで駅舎を建設 JR初島駅での試みが完了、供用は7月予定

  • 文字通り「精神がすり減る」ユニークな消しゴム 使い続けると「神」に
    インターネット, おもしろ

    文字通り「精神がすり減る」ユニークな消しゴム 使い続けると「神」に

  • ジュラシックなフタ押さえ!モササウルスが割り箸をくわえてカップ麺をガード
    インターネット, おもしろ

    ジュラシックなフタ押さえ!モササウルスが割り箸をくわえてカップ麺をガード

  • 遊戯王の「死者蘇生」を3Dプリンターで量産!青と緑の複雑な色合いが美しい……
    インターネット, おもしろ

    遊戯王の「死者蘇生」を3Dプリンターで量産!青と緑の複雑な色合いが美しい……

  • キン肉マン作者に届いた3D年賀状に驚き モチーフはまさかの「サンシャイン」
    アニメ/マンガ, ニュース・話題

    キン肉マン作者に届いた3D年賀状に驚き モチーフはまさかの「サンシャイン」

  • その発想はなかった! 妙にリアルな「角砂糖に群がるアリ」のサイコロ
    インターネット, おもしろ

    その発想はなかった! 妙にリアルな「角砂糖に群がるアリ」のサイコロ

  • 空飛ぶクルマ(一般社団法人MASC/倉敷商工会議所)
    イベント・キャンペーン, 経済

    空飛ぶクルマの実機も展示、「ビジネスチャンス EXPO in TOKYO」 未来…

  • 山口 弘剛‌Writer

    記事一覧

    鹿児島出身・鹿児島在住。私生活では妻と共に2人の子どもを子育てしながら、地元のサッカークラブを熱烈応援中。仕事は元アパレル店長、元ゲームショップ店長を経験。現在はライター、イラストレーターとして活動。

    ▼こちらのライターの最新記事▼

  • 「スコープドッグのゴミ箱」爆誕 100均素材で再現された「錆びたAT」
    アニメ/マンガ, ニュース・話題

    「スコープドッグのゴミ箱」爆誕 100均素材で再現された「錆びたAT」

  • 「おしえて!ギャル子ちゃん」が約4年ぶりに連載再開 ComicWalker内「アパンダ」にて第116話公開
    アニメ/マンガ, ニュース・話題

    「おしえて!ギャル子ちゃん」が約4年ぶりに連載再開 ComicWalker内「ア…

  • 「記録消去者即抹殺」25年前のメモリーカードに貼られた警告ラベルが不穏すぎる
    ゲーム, ニュース・話題

    「記録消去者即抹殺」25年前のメモリーカードに貼られた警告ラベルが不穏すぎる

  • 甘い囁きが筒抜けに……AI“彼女”アプリで個人データ漏洩 40万人分の会話・画像が外部公開状態に
    インターネット, 社会・物議

    甘い囁きが筒抜けに……AI“彼女”アプリで個人データ漏洩 40万人分の会話・画像…

  • サッカーブラジル代表、まさかの逆転負けでX更新ストップ 最後の投稿は「選手交代」
    インターネット, びっくり・驚き

    サッカーブラジル代表、まさかの逆転負けでX更新ストップ 最後の投稿は「選手交代」…

  • ローソン、店頭でリチウムイオン電池内蔵製品の回収を開始 守谷市・神戸市の4店舗で実証事業
    企業・サービス, 経済

    ローソン、リチウムイオン電池の回収を開始 守谷・神戸の4店舗で実施

  • トピックス

    1. 【実食】コメダ珈琲店の「ドデカメンチバーガー」は名前に偽りなし バンズからはみ出す“肉の暴力”

      【実食】コメダ珈琲店の「ドデカメンチバーガー」は名前に偽りなし バンズからはみ出す“肉の暴力”

      コメダ珈琲店は10月16日から「ドデカメンチバーガー」と「ドデカチーズメンチバーガー」の2種類のバー…
    2. 自宅に“機内”を再現!「飛行機オタク」が作り上げた最高の趣味部屋

      自宅に“機内”を再現!「飛行機オタク」が作り上げた最高の趣味部屋

      趣味を持つ人なら憧れる、好きなもので埋め尽くされた趣味専用の部屋。本、ゲーム、楽器、絵画、彫刻など自…
    3. 藝大卒の声楽家が1時間1000円で自分を貸し出す理由 フリー芸術家ならではの戦略

      藝大卒の声楽家が1時間1000円で自分を貸し出す理由 フリー芸術家ならではの戦略

      プロの声楽家として活動する傍ら、1時間1000円から自分の時間を「レンタル」している男性。キャリア豊…

    編集部おすすめ

    1. 鳥羽水族館、ラッコ配信で“飼育係モザイク化” カスハラ対策で映像方法変更

      鳥羽水族館、ラッコ配信で“飼育係モザイク化” カスハラ対策で映像方法変更

      三重県の鳥羽水族館は10月15日、人気配信「鳥羽水族館ラッコ水槽ライブカメラ」の映像内容を一部変更すると発表しました。今後は、給餌の際などに…
    2. 毛玉とるとる Pro(KC-NW825)

      ストッキングやタイツも可の毛玉取り器誕生 マクセルイズミ「毛玉とるとる Pro」を発売

      マクセルイズミ株式会社は、ストッキングやタイツなどの繊細な衣類にも対応する毛玉取り器の新モデル、「毛玉とるとる Pro(KC-NW825)」…
    3. キヤノンの名機が「ガシャポン」で復活 歴代カメラ5種を精密ミニチュア化

      キヤノンの名機が「ガシャポン」で復活 歴代カメラ5種を精密ミニチュア化

      キヤノンが、バンダイの「ガシャポン」とコラボレーション。歴代のカメラとレンズをミニチュア化した「Canon ミニチュアカメラコレクション」を…
    4. 時事通信、男性カメラマンを厳重注意 生配信中に「支持率下げてやる」発言

      時事通信、男性カメラマンを厳重注意 生配信中に「支持率下げてやる」発言

      時事通信社は10月9日、自民党本部での取材中に「支持率下げてやる」などと発言した本社映像センター写真部の男性カメラマンを厳重注意したと発表し…
    5. 「ちいかわの世界に行きたい」ファン、考えた末に鎧さん化 再現度がガチすぎた

      「ちいかわの世界に行きたい」ファン、考えた末に鎧さん化 再現度がガチすぎた

      言わずと知れた人気コンテンツ「ちいかわ」。かわいくもハードなあの作品世界に入っていきたいと願う人は多いはず。筆者もその1人です。しかし二頭身…
    Xバナー facebookバナー ネット詐欺特集バナー

    提携メディア

    Yahoo!JAPAN ミクシィ エキサイトニュース ニフティニュース infoseekニュース ライブドア LINEニュース ニコニコニュース Googleニュース スマートニュース グノシー ニュースパス dメニューニュース Apple ポッドキャスト Amazon アレクサ Amazon Music spotify・ポッドキャスト