人間にとって、映画やアニメを見ることは娯楽のひとつですが、生活を共にするペットにとっては、ちょっと退屈な時間なのかもしれません。
家族がアニメに釘付けになる中、すぐ近くで羽を広げたり、歌を歌ったり、頭を上下に振ったり、猛アピールをしたのはタイハクオウムのシロちゃん。「こっちも見てよ!」と言わんばかりで激しい動きを披露しています。
シロちゃんのこうしたハッスルぶりは、家族にとってはもはやお馴染みの光景。毎日20時ごろを迎えると、急にスイッチがオンに切り替わり、シロちゃんオンステージの始まりです。ソファの背もたれを舞台に、とさかや羽を大きく広げてヘッドバンギング(ヘドバン)するその姿は、さながらビジュアル系ロック歌手のよう。
シロちゃんは家族の中でも、特に飼い主さんの息子さんのことが大好きで、一緒に遊ぶときはいつもテンションアップ。当時、息子さんはソファに横になってアニメを見ていたので、自分の方を向いてもらいたくて必死だったのかもしれません。
しかしながら、アニメを見たい息子さんからは「いまいいところだから!」と諭されてしまった模様。仕方がないのでその後もひとりで踊り続け、10分ほど経ったのちに、眠くなってケージに帰っていったそうです。
一連の様子を飼い主さんがツイッターに投稿すると、シロちゃんの愛らしい仕草は瞬く間に拡散され、動画の再生回数は130万回超え。「これでは耳をすませられないw」「面白くてかわいくて笑っちゃいました」と言ったコメントが寄せられるなど、動画を見た多くの方を笑顔にさせた模様。
今回はアピールが実らなかったシロちゃんですが、とても人懐っこく甘えん坊で、飼い主さんにとっては癒やしの塊のような存在とのこと。これからも精一杯に歌ったり踊ったり、明るく元気な姿を見せてほしいですね!
「耳をすませば」観てたら急にハッスル🤭大事なセリフが聞こえないよぉ(笑)🤣🤣#タイハクオウム pic.twitter.com/T07ag00JTx
— 千愛 (@tDqvsn9UdNSBDE1) August 30, 2022
<記事化協力>
千愛さん(@tDqvsn9UdNSBDE1)
(山口弘剛)