まもなくやってくる3月3日のひなまつり。女の子のいる家庭では2月頃から「おひなさま」を飾り始めます。
ただ、小さな子がいる場合、お内裏様の太刀や、小物に付いている紐など、乳幼児にとって危険と感じるものもあり、飾るのを躊躇することも。
■ 幽閉された雛人形?
Twitterに「我が家の幽閉された雛人形」と題され投稿されたのは、まるで雛人形が牢屋に閉じ込められているような1枚の写真。見た目のインパクトはともかくとして、これなら小さな子がいても安心して飾ることができます。投稿者でこの「牢屋」の制作者でもある、みりん1y6mさんに話を聞きました。
みりん1y6mさんの家の雛人形は、昨年(2022年)祖父が購入してくれたものだそう。初節句の時にはまだハイハイもできない月齢だったため、そのまま飾ったとのことです。
現在は、1歳6か月。歩くことにも慣れ、色々なものに興味を示す年頃です。雛人形を部屋に飾りたいけれど、飾ったら触ってしまうこと必須。小さな小物などは誤嚥の危険性もあるため、そのまま飾るわけにはいきません。
雛人形にあうケースを探していたみりん1y6mさんでしたが、なかなか良い物が見つからず、ある日ペットショップに立ち寄った時に、この方法をひらめいたそうです。
ワイヤーネットを100円ショップで購入し、自作した雛人形専用ゲージ。設計ミスで隙間ができてしまったそうですが、十分役割は果たせている様子です。
「お雛様を閉じ込めてかわいそう」、「触らせてあげればいいのに」といった意見もあるかもしれません。しかし、そうはいかないのが子ども、特に乳児です。
それに祖父母に買ってもらった雛人形であれば大切にしたいもの。子どもが大きくなるまで綺麗な状態のまま、毎年飾りたいですよね。
■ ペットがいる家庭にも使えるライフハック
ペットがいて雛人形を飾れない家庭にも使えるこのライフハック。
みりん1y6mさんからは、「きっちり計算してからワイヤーネットを買った方が良かった」、隙間があると子どもが手を入れようとするため、「ジョイントはネジでしっかり留められるものが良い」と、制作者ならではのアドバイスをもらっています。
雛人形を飾りたくても飾れない人は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
我が家の幽閉された雛人形 pic.twitter.com/Im1HKgdwVS
— みりんはのんびり屋さん (@j_mommymirin) February 14, 2023
<記事化協力>
みりん1y6mさん(@j_mommymirin)
(一柳ひとみ)