日本の音楽界や演劇界などにおいて向上・発展に貢献した人を称える第12回「岩谷時子賞」の授与式が11月27日の12時より開催されます。

 あわせて、配信サイト「カーテンコール」にてその様子が一般無料公開。受賞者のコメントやパフォーマンスが生配信されます。

 「岩谷時子賞」は、越路吹雪の「愛の讃歌」、加山雄三の「君といつまでも」、郷ひろみの「男の子女の子」の作詞や、「レ・ミゼラブル」や「ミス・サイゴン」のミュージカル訳詞で知られる岩谷時子が設立した公益財団法人岩谷時子音楽文化振興財団によるもの。

 2010年より行われており、これまでの受賞者は、「岩谷時子賞」に松任谷由実、渡辺謙、森山良子、「岩谷時子賞奨励賞」に平原綾香、城田優、「岩谷時子賞特別賞」に加山雄三、戸田奈津子、大地真央、小池修一郎などそうそうたる顔ぶれ。

 第2回からは音楽・芸術を志す個人・団体に対する奨学金の給付、人材育成に関する助成事業の一環として「岩谷時子 Foundation for Youth」も加わっています。

森山良子さん

 第12回となる今回のプレゼンターは俳優の竹下景子。審査委員として音楽プロデューサーの草野浩二、俳優でショートショートフェスティバル&アジア代表の別所哲也、作家の村岡恵理が出演するとのこと。

 ステージには、「岩谷時子賞」を受賞した3人と、「Foundation for Youth」の受賞者1名が登壇。各受賞者の発表毎にそれぞれの功績を紹介する映像の上映や喜びのコメント、各受賞者によるパフォーマンスが予定。受賞者の声をリアルタイムで視聴できます。

 なお、授賞式終了以降から12月9日の24時までアーカイブ配信されます。

情報提供:公益財団法人 岩谷時子音楽文化振興財団