2018年1月13日から、高知市にある横山隆一記念まんが館にて『まんがで読む!幕末維新』展が、公益財団法人 高知市文化振興事業団・横山隆一記念まんが館とまんが王国・土佐推進協議会の主催で開催されます。

 大政奉還・明治維新150年を記念して開催中の『志国(しこく)高知 幕末維新博』の関連企画として、また、『第4回全国漫画家大会議inまんが王国・土佐』の企画の一環として、横山隆一記念まんが館において、幕末維新の時代を様々な視点から描いたまんが作品を紹介する今回の企画展。

 まんがを通して、歴史に興味を持つ人たちも多いため、定番まんがから最近の作品まで、さらに学習まんがも含めて紹介されます。

 メイン3作品として、みなもと太郎『風雲児たち』、黒鉄ヒロシ『新選組』『京都見廻組』、黒江S介『サムライせんせい』の原画や複製原画が展示。

 他にも幕末維新をテーマにしたまんがや、その時代を背景にしたまんがタイトルをパネルと本等で紹介。小山ゆう/原作:武田鉄矢『お~い!竜馬』、小山ゆう『あずみ』、ながやす巧/原作:浅田次郎『壬生義士伝』、里中満智子『あすなろ坂』、渡辺多恵子『風光る』、高浜寛『ニュクスの角灯(らんたん)』、佐々大河『ふしぎの国のバード』に、学習まんが『日本の歴史』集英社版の表紙イラストパネル等、予定される展示点数は212点にものぼります。

 関連するイベントとして、ゲストにみなもと太郎さん(『風雲児たち』作者)とおかべたかしさん(『風雲児たち ガイドブック解体新書』著者)を迎えた『風雲児たちが語る!幕末の魅力』と題するトークイベントが2018年3月3日13:10より開催されます。『風雲児たち』のNHK正月時代劇でのドラマ化についてやみなもと先生の考える、土佐の風雲児たちの魅力などが語られます。

 このトークイベントは、参加費無料で、定員200名の先着順。「希望される方は、高知市文化プラザかるぽーと7階のイベント会場内へ直接お越しください。」とのこと。

 『まんがで読む!幕末維新』展 は、2018年1月13日から3月4日までの期間で、9:00~18:00(入場締切17:30)。休館日は月曜日(ただし、2月12日(月)は開館)。観覧料は、一般300円、高校生以下無料となっています。

(伊佐木零子)