2016年、Amazonプライム・ビデオでの配信開始以来、ダークで衝撃的な展開とハードなアクションで「シリーズ最狂の異色作」とも語られる「仮面ライダーアマゾンズ」。

 2017年12月9日に劇場公開された映画「仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー」内で、映画版「仮面ライダーアマゾンズ完結編(仮)」の制作発表がなされると、映画内での発表にも関わらず、その情報がTwitter上でトレンド入りするなど、大きな注目を集めています。そしてついに、待望の特報映像が解禁されました。

 今回解禁された映像は、WEB特報と、より刺激に溢れる劇場限定特報の2パターン。「仮面ライダーアマゾンズ」シリーズを通じて描かれている異形の怪物「アマゾン」と人間、そして悠と仁の“最後の戦い”を予感させるものとなっています。


 また、2月3日より全国劇場で順次上映予定となる劇場限定特報では、WEB特報に姿が見えるアマゾンオメガ/水澤悠(藤田富さん)、アマゾンアルファ/高山仁(谷口賢志さん)だけでなく、悠の義妹である水澤美月(武田玲奈さん)の姿も。それぞれの思惑が複雑に交差し、映像中の「生存か 絶滅か」というコピーに象徴される「生きる」という大きなテーマが、それぞれの戦いや信念を通して描かれるといいます。

 特報版には登場していませんが、シリーズに出演してきたおなじみのメンバーも出演決定。全てのアマゾンの殲滅を請け負う特務機関「4C」の黒崎武(三浦孝太)、札森一郎(籾木芳仁さん)をはじめ、元々はアマゾン駆除を生業としてきた傭兵集団「駆除班」の志藤真(俊藤光利さん)、高井望(宮原華音さん)、三崎一也(勝也さん)、福田耕太(田邊和也さん)の出演も明らかになりました。物語の完結にふさわしく、4Cと駆除班のレギュラーメンバーが総出演することで、いやが上にも盛り上がりそうです。

 人の手によって生み出された異形の者「アマゾン」に与えられる試練とは一体何か。そしてこれまでも運命の糸が複雑に絡み合ってきた悠と仁の行く末はどうなるのか……。監督はもちろん、1・2シーズンのメインを務めた石田秀範監督。脚本は「仮面ライダーエグゼイド」の全話を担当した高橋悠也さん。今までのシリーズに用意されてきた数々の伏線を丁寧に回収しながら、「仮面ライダーアマゾンズ」の世界を完結へと導きます。そして作品監修には、メインライターとして「仮面ライダーアマゾンズ」の世界を作り上げてきた小林靖子さんが名を連ねています。

 映画化決定を受けて、水澤悠役の藤田富さん、高山仁役の谷口賢志さんからコメントも届いています。

 ■水澤悠役/藤田富さん

 「いつか『アマゾンズ』を映画にできたらとずっと思っていたので、映画化と聞いた時は本当に感動しました。今まで携帯やパソコンなどの小さな画面で見ていたものが、大きなスクリーンで観られるようになるなんて、今からそれを見に行く自分を想像して、楽しみでしょうがないです。5〜6回は映画館に見に行くと思います!」

 ■高山仁役/谷口賢志さん

 「シーズン1の時には、いつ鷹山仁が死ぬかわからない状態で撮っていたので、映画なんて夢だと思っていました。それがいつの間にか、『アマゾンズ』映画化というのが、キャスト・スタッフ全体の目標になっていました。この作品の信念は映画にこそ合うと思うので、大画面で悠・仁たちが暴れるのをみなさんに見届けていただきたいです」

 シリーズを重ねて、よりダークでハードな展開となっているので、今回の映画では、悠と仁の運命がどうなってしまうのか、非常に気になりますね。

 (c) 2018劇場版「仮面ライダーアマゾンズ」製作委員会 (c) 石森プロ・東映

(咲村珠樹)