[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/50516/209/50516-209-9a25cc4051e0d4364558f18ca581f400-1000x667.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
社会の仕組みをサステナブルにアップデートする事業を展開する株式会社UPDATER（所在地：東京都世田谷区、代表取締役：大石英司）は、2024年11月16日（土）と17日（日）に東京・下北沢の「ボーナストラック」で青森・佐井村とのコラボレーションイベント「下北de下北半島フェス2024」を開催いたしました。
青森県下北半島に位置する佐井村は、全国で唯一、脱炭素先行地域に選ばれた漁村です。「下北de下北半島フェス2024」は、その佐井村の魅力を、再生可能エネルギーをテーマに五感で楽しめるイベントとして開催されました。佐井村産のウニやタコ、ホタテなどのグルメに加え、使い古された着物をアップサイクルする伝統技術「仏ヶ浦裂き織り」にまつわる体験も提供。会場の電力は、青森県の再エネ由来の電力を「みんな電力」のブロックチェーン技術で供給し、美味しい食事や体験を楽しみながらサステナブルな観点から佐井村を味わえるイベントとなりました。
■佐井村漁協直送の海の幸を堪能
青森県の北東部に位置する佐井村は、津軽海峡に接する豊かな漁場を持つ地域です。「下北de下北半島フェス2024」では、佐井村漁協から海鮮を直送。特産のミズダコがたこ焼きとして提供された他、ホタテやツブ貝が青森県産りんごの木炭を使ったBBQで提供されました。また立ち飲みが可能なスナックエリアでは佐井村出身で東京在住の有志グループ「下北軍」の女性たちがウニを使ったおにぎり「うにぎり」を提供。青森県の地酒とともに多くの来場者が堪能しました。下北半島出身のお客様も多く、下北沢で”下北弁”が飛び交うローカルな飲食体験の場となりました。
ステージイベントに登壇した佐井村漁協加工部の木部部長は、「近年、地域漁業では後継者不足の問題や温暖化による魚種転換（獲れる魚が変わること）など問題がたくさんある。食を通じてそういった問題も知っていただけたら」と呼びかけました。木部部長とともに登壇した商品のバックストーリーを辿ることができるECメディア「TADORi」の後藤からは、「TADORiでもそういった背景を紹介しながら、佐井村の物品を販売して社会問題解決に貢献することを検討したい」と話しました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/50516/209/50516-209-80149e28b95acf9d52691e6f0df955b4-2048x1536.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▲ミズダコのたこ焼きを焼く様子。220食のたこ焼きが販売された。
■日本古来のアップサイクル技術「裂き織り」
イベントには青森県伝統工芸品「仏ヶ浦裂き織り」の作り手である川岸延子さんが来場し、「仏ヶ浦裂き織り」の販売やふれあい体験などを提供しました。「仏ヶ浦裂き織り」は、木綿や絹などを手で裂いてひも状にし、織り込むことで新たな生地として復活させるアップサイクル技術。川岸さんによるとルーツは縄文時代にまでさかのぼるとのことです。会場には川岸さんが作ったカラフルな裂き織りの帽子やバッグなどがならび、多くのお客様が興味深く商品を見ていました。川岸さんの指導により、裂き織りで作られた猫のコースターに目やひげを縫い付ける「裂き織りふれあい体験」では、多くの方が苦戦する中、すいすいと作業を進める川岸さんに感嘆の声があがっていました。
ステージに登壇した川岸さんは、「まだまだ使い道がある服が捨てられてしまうと思うともったいないと思う。裂き織りでなくとも生地を縫い合わせて服や掛物をつくるというのは母や祖母の時代には当たり前に行われてきた。今、裂き織りの作り手も高齢化していて若くても70代だ。こういった機会に興味をもってもらってあるものを大事にしたり、裂き織りをやってみたいという人が増えたら嬉しい」と語りました。同じく登壇したファッションブランドのエシカル度を評価するサービス「Shift C」の浦田は、「服の廃棄というのは世界中で問題になっている、チリ北部のアタカマ砂漠では、宇宙から廃棄された服が湖のように見えるほどだ。今、こうした廃棄の問題に様々なブランドが取り組んでいる。川岸さんがやってきた裂き織りは、そういった意味で古くて新しい取り組みだと思う。裂き織りを通じてエシカルなファッションを選ぶことの重要性を多くの方に知ってもらいたい」と話しました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/50516/209/50516-209-5e0c57be22e962041251790965829f29-2048x1536.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▲裂き織りふれあい体験を提供する川岸延子さん
■来場者の声
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/50516/209/50516-209-8ccf1f19217d57e8d98c42fd604a9d10-832x624.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▲会場を盛り上げた下北沢の守り神「しもっきー（左）」と佐井村イメージキャラクター「雲丹（うんたん：右）」
「青森県横浜町の風力発電所に実際にいったことがあり、下北沢でその電力が使われていると思うと感慨深かった。（60代のご夫婦）」
「青森県出身なので、久しぶりに方言が聞けてうれしかった。楽しく学ぶこともできたので、子どもを連れてこられて良かった。またやってほしい。（40代女性）」
「スタッフの皆さんがとても楽しそうでほっこりした。川岸さんとShift Cの話を聞いて、裂き織りはとても素晴らしい技術だと思った。下北沢は古着文化の街なので、下北沢でもっと広まってほしい。（20代女性）」
「青森県のローカルパーソンと触れ合えると思い来場した。まだまだ知らないこと文化や伝統がありとても魅了された。（20代男性）」
「うにぎりが本当に美味しくて2日間とも来場してしまった。地域の食や文化を体験しながら好奇心も刺激される良いイベントだと思う、（５0代男性）」
主催者「UPDATER」より
UPDATERでは、これまで地域と連携したさまざまな取り組みを行ってきました。青森県佐井村とは、当社の脱炭素事業「みんな電力」にて地域新電力の活用に協力したご縁があります。今回のイベントを機に日本で唯一脱炭素先行地域に選ばれた漁村である佐井村と持続可能な社会の実現に向けた連携を一層強化してまいりたいと思います。また、全国で社会課題を抱える地域の新電力をはじめとする事業者様と連携し、こういったイベントなどを通じてオモシロく社会課題を紹介することで、社会の仕組みをサステナブルにアップデートするべく活動してまいります。
「下北de下北半島フェス2024」概要
＜日時＞
2024年11月16日（土）17日（日）、各日11:00～17:00
＜場所＞
ボーナストラック内「BONUS TRACK HOUSE」エリア（東京都世田谷区代田二丁目36番12号～15号）
＜内容＞
・フード＆ショップブース
・ステージ＆体験ブース
・再エネ広場ブース
＜主催＞
株式会社UPDATER
＜共催＞
佐井村役場、下北軍
＜会場の電力について＞
会場で使用された電力は、「みんな電力」独自のブロックチェーン技術により、下北半島にある青森県横浜町の風力発電所で作られた電力を中心にマッチングし、青森県産の再生可能エネルギーでイベントを運営しました。
■株式会社UPDATERについて
2021年10月1日にみんな電力株式会社より社名変更。ソーシャル・アップデート・カンパニーとして、法人・個人向けに SXサービスを提供する。独自の特許ブロックチェーン技術を活用し、世界で初めて電力トレーサビリティを商用化した再エネ事業「みんな電力」は、国内トップクラスのプラットフォームとなっている。「顔の見えるライフスタイル」の実現のため、ウェルビーイング事業「みんなエアー」、エシカル調達事業「TADORi」などを展開。第4回ジャパンSDGsアワード内閣総理大臣賞、2021年度 NIKKEI 脱炭素アワードにおいてプロジェクト部門大賞など受賞歴多数。
株式会社UPDATER会社概要
所在地： 東京都世田谷区三軒茶屋2-11-22 サンタワーズセンタービル8F
代表取締役： 大石 英司
設立： 2011年5月25日
資本金： 13億498万円（資本準備金 20億3,918万円） ※2023年3月31日現在
事業内容： 脱炭素事業「みんな電力」ほかウェルビーイング、生物多様性等のSXサービスを展開
コーポレートサイト ： https://www.updater.co.jp/
■本件のお問い合わせ先
＜報道関係＞
株式会社UPDATER 共創・コミュニケーション部 豊島・菊川
TEL：03-6805-2228（受付時間 平日 11:00～15:00）
E-mail：pr@minden.co.jp
