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Vade Japan、送信ドメイン認証対応を強力に支援する 「DMARC Manager」を本日より提供開始

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Vade(ヴェイド)
- ドメインを持つ企業のDMARCポリシーの設定と管理を簡素化
- 詐欺、なりすまし、フィッシング攻撃からメールを保護し真正性を向上
- ブランド識別機能により、メールキャンペーンの効率が向上

欧州のサイバーセキュリティのリーダー企業、Hornetsecurityグループ傘下のVade Japan株式会社(本社:東京都、カントリーマネージャー:伊藤 利昭)は、本日、企業が自社ドメインのなりすましを防ぐための送信ドメイン認証の対応を行う際に直面する複雑な課題に対応するソリューション「DMARC Manager」の提供を開始することを発表します。

詐欺やなりすまし攻撃などのメールの脅威が増加し続ける中、強固な送信ドメイン認証の実践はかつてないほど重要になっています。DMARC Managerは、メールの送信ドメイン認証の設定と維持を直感的に行えるようにし、送信ドメイン認証の対応を容易に実現します。

DMARC Managerの国内展開の背景:p=rejectが設定されているのはわずか1.5%
2024年12月、Vade Japanは日本語のホームページを持つ206,390個のドメインを無作為に抽出し、DMARCの設定状況について調査を行いました。その結果、DMARCが設定されているドメインはわずか36.8%(75,981ドメイン)にとどまり、63.2%(130,409ドメイン)が未設定、または設定が不正確で意図したとおりに機能していないことが判明しました。

より詳細な結果は、DMARCが「p=reject」と設定されているドメインは1.5%(3,101ドメイン)、「p=none」は32.2%(66,399ドメイン)、そして「p=quarantine」は3.1%(6,481ドメイン)という結果でした。さらに、62.9%(129,800ドメイン)はそもそもDMARCが設定されておらず、0.3%(609ドメイン)はDMARCが設定されてはいるものの設定が不正確でした。

企業や組織にとって、フィッシングやなりすまし攻撃からの防御を強化するために、DMARCを設定することの重要性がますます高まっています。特にGoogleやYahooなどの大手メールサービスプロバイダーはメール送信者に対し、メール配信率を最大限に向上するためにDMARCへの準拠を求めており、DMARCの重要性が一層増しています。しかしながら多くの企業は、その設定が不十分であるか、まったく行われていないことが明白になりました。この問題に対処するためにVade Japanは、DMARCやSPF、DKIMなどの設定と管理を簡素化する新しいソリューション「DMARC Manager」の国内提供を開始します。

管理と保護を簡素化
DMARC Managerはセキュリティ対策における複雑さを簡素化することを目指して設計したソリューションです。DMARC、SPF、DKIM用の異なるDNSエントリーをオンボード化して追加した後、それ以降のDNSエントリーは、すべてDMARC Managerから直接追加、変更できるようになります。また、高度なレポート機能と分析機能を提供することで、管理者はDMARC関連の詳細な分析と集約されたレポートにアクセスでき、送信メールトラフィックをより分かりやすく管理できます。

セキュリティを強化し、ブランドを保護
DMARC Managerは、自社のドメイン名を騙った不正なメール送信などの疑わしい行為も特定し、詐欺、なりすまし、フィッシング攻撃を防止します。送信元の可視性と制御性を向上することで、管理者は自社のドメインに関連するすべてのメール送信者を特定し、シャドーITを発見して、セキュリティ対策を強化します。

また、DMARC ManagerからBIMI(Brand Indicators for Message Identification:ブランド識別子付きメッセージ識別)を使用することにより、ブランド保護が強化されます。企業は受信者の受信トレイにブランドロゴを表示したメールメッセージを表示することができるようになり、安全なメールであることを証明するとともに、ブランドの認知度と信頼性が向上し、メールによるマーケティングキャンペーンの効率と成功率が向上します。

Hornetsecurityで最高経営責任者(CEO)を務めるダニエル・ホフマン(Daniel Hofmann)は次のように述べています。「私たちの目標は、パートナーやお客様が抱える負担やプレッシャーを軽減することです。DMARC Managerは、メールセキュリティを強化し、ブランドを保護するだけでなく、メールキャンペーンの効率を向上します。私たちは、ドメインの管理者が直面する複雑な状況、特にメール詐欺が急増する中で、メールトラフィックの可視化が急務であることを認識しています。DMARC Managerは、包括的なアプローチによりリスクを軽減し、信頼性の高いメールコミュニケーションを確保します。」

Vade Japan株式会社のカントリーマネージャーを務める伊藤 利昭は、次のように述べています。「送信ドメインを悪用した詐欺やなりすまし、フィッシング攻撃は、企業の持つドメインの信頼性を著しく低下させるだけでなく、一般消費者の企業ブランドに対する信頼性も失墜させます。Vade Japanが新たに提供するDMARC Managerで、非常に簡単に強固な送信ドメイン認証を取り入れ、セキュリティの強化とブランドの保護、企業の信頼性の向上をお手伝いできることを大変嬉しく思います。」

DMARC Managerおよびその他のHornetsecurityのソリューションの詳細については、こちらで確認できます。

Vade Japanについて
Vade Japanは、Hornetsecurityグループの一員であることを誇りに思います。Hornetsecurityは、次世代のクラウドベースのセキュリティ、コンプライアンス、バックアップ、セキュリティトレーニングなどを提供する世界的な大手プロバイダーです。主力製品である365 Total Protectionは、Microsoft 365向けの市場で最も包括的なクラウドセキュリティソリューションです。イノベーションと卓越したサイバーセキュリティを原動力にビジネスを運営しており、受賞歴のあるポートフォリオを通して、より安全なデジタルの未来と持続可能なセキュリティ文化を構築しています。Hornetsecurityは、12,000以上のチャネルパートナーとMSPからなる国際的な販売ネットワークを通じて120カ国以上で事業を展開し、プレミアムサービスは75,000社以上のお客様に利用されています。Hornetsecurityの詳細は www.hornetsecurity.com/ja/ をご覧ください。

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