ロッテの人気アイス「雪見だいふく」史上初のドリンク商品「雪見だいふくドリンク」(税込278円)が、1月21日にファミリーマート限定で販売開始されました。
「雪見だいふく」をドリンクでも味わってほしい、との想いから誕生したという本商品。
「雪見だいふく」最大の特徴と言えば、外皮のもちもちとした食感ですが、まさかあれを飲み物で再現したというのか……?気になったので実際に買って飲んでみました。
■ 味は雪見だいふく!クリーミーなバニラ味と、白玉風粒こんにゃくの食感が楽しい
パッケージはアイスの「雪見だいふく」とよく似た、赤地に雪玉の白が映えるデザイン。アイス版と同じく雪見だいふくのイメージ写真も載っています。
本来は蓋に付属のストローを刺して飲むタイプのドリンクですが、今回は蓋を全開封し、グラスに注いで飲んでいきます。
蓋を開けた瞬間、甘い匂いがふわっと香ります。ほんのりと上品な、バニラアイスの香りです。匂いはほぼ完全に雪見だいふく。これは期待ができそうです。
ドリンクの色は、わずかに黄みを帯びた白。牛乳のように滑らかな質感をしています。ドリンクに色があるためわかりにくいですが、底には白玉をイメージした粒こんにゃくが沈んでいます。
早速飲んでいきます。味は商品名に偽りなしの、雪見だいふく。クリーミーでコクのあるバニラアイスの甘い味わいが、口の中に広がります。
底に沈んでいる粒こんにゃくは、サイズ的にはかなり小さめ。商品説明には“白玉風”とありますが、食感はだいぶこんにゃく寄り。もっちり潰すというより、ぷちっと弾ける感じです。
クリーミーなドリンクと、ぷちっとした粒こんにゃくがあわさって、食感も楽しいデザートドリンクに仕上がっています。
■ 「雪見だいふく」最大の特徴である“もっちり感”の再現はならず……
一方でやはりどうしても気になったのが、「雪見だいふく」らしさ。
味はほぼ完全に「雪見だいふく」ですが、やはり「雪見だいふく」最大の特徴はあの外皮(求肥)のもっちり感でしょう。
今回の「雪見だいふくドリンク」があのもっちり感を再現できているかというと……少し疑問が残ります。
代役として粒こんにゃくが投入されていますが、こんにゃく主体の彼らには少し荷が重かった様子。
やはりあのもっちり感を、ドリンクで再現するというのはかなり難しいのでしょう。
とはいえバニラ味のデザートドリンクとして美味しいのは間違いなく、しっかりした甘さもあるため、「疲れた!甘いものが飲みたい!」というときには最適です。
あくまで「雪見だいふく」のドリンクだと割り切って、楽しむことをおすすめします。
(ヨシクラミク)