~シリーズB調達総額は約21億円、累計資金調達額は約45.7億円~
IoT技術に生成AIをかけ合わせることで、あらゆる作業現場での働き方に革新を起こすMODE, Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンマテオ、CEO:上田 学、以下、MODE)は、シリーズB追加ラウンドとして、KDDI Open Innovation Fund、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、KIRIN HEALTH INNOVATION FUND、セーフィーベンチャーズ株式会社から、総額約8億円※1(530万米ドル)の資金を調達したことをお知らせいたします。
今回の調達により、シリーズBの累計調達金額は1405万米ドルに、2014年の当社設立以降の累計調達金額は2976万米ドルになります。
※1:2024年12月の為替レート(1ドル=153.7円)で換算
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資金調達の背景と使途
これまでMODEは、ソリューション型IoTプラットフォーム「BizStack」および、2024年に正式リリースした現場の“今”の状況を把握するAIアシスタント「BizStack Assistant」を通じて、現場業務の効率化と革新を支援してまいりました。IoT技術に生成AIを組み合わせることで、複雑化する現場業務におけるリアルタイムデータを「見える化」から「使える化」へと昇華させ、業務の質を向上させるソリューションを提供してきました。
MODEの中長期ビジョンは、「人間とAIが協働する次世代の現場環境を実現すること」です。将来的には、AIエージェントがデジタル労働力として現場を深く理解し、人間を補完しながら働くことで、日常業務の効率化や人材不足の課題解決を目指します。このビジョンの実現に向けて、「BizStack Assistant」は2段階の進化を遂げます。
第一段階では、これまで主にセンサーデータを中心としていたBizStackに、新たに「映像」を活用する技術を強化します。映像データをセンサーデータと組み合わせて処理・分析することで、現場の状況を包括的かつリアルタイムに把握する、より高度なソリューションを実現します。
第二段階では、「BizStack Assistant」を文字によるQ&A型の生成AIから、自律型の“AIエージェント”へと進化させます。このAIエージェントは、指示を出せばそれを継続的に実行し、人間の代わりに多様なタスクを遂行する能力を備えています。いわば、現場で人間の仕事を代行する存在です。点検業務や繰り返し作業のほか、データ分析や状況把握など、幅広い業務をAIエージェントが担うことで、現場の人材不足という課題を解決してまいります。
今回の資金調達は、AI技術の進化および融合技術の推進、さらに日本市場で多くのお客様に育てていただいたAIプロダクトを、アメリカ市場へ展開するための営業・マーケティング基盤の強化に活用されます。日本で培った経験と成果を活かしながら、MODEは企業のデータ活用をさらに促進し、人間とAIが協働する未来の現場づくりを実現してまいります。
投資家コメント
KDDI株式会社 オープンイノベーション推進本部 本部長 中馬和彦氏
MODEは、AIが人間と共に現場の日常業務に参加する未来を目指し、そのビジョンを実現するために『BizStack Assistant』という革新的なソリューションを展開しています。このプロダクトは、IoT技術と生成AIの融合によって、私たちのビジネスの在り方を大きく変える可能性を秘めています。KDDIは、MODEがこの新しい未来を切り拓くための挑戦を全力でサポートし、彼らの技術がより多くの現場に浸透し、新たな価値を創造することを期待しています。
キヤノンマーケティングジャパン株式会社 マーケティング統括部門ソリューションデベロップメントセンター長 寺久保 朝昭氏
生産労働人口が減少する社会において、働き手不足は深刻化し、現場オペレーションの効率化はこれまで以上に重要な課題となっています。
本提携を通じて、従来のIoTセンサーによるセンシングデータに加え、当社の強みである映像データやデジタルドキュメントの活用を組み合わせることで、生成AIの精度を飛躍的に向上させます。
このアプローチにより、これまでにないスピードと精度で現場DXを推進し、お客様に次世代の生産性とイノベーションをもたらします。
キリンホールディングス株式会社 ヘルスサイエンス事業部部長 西前純子氏
変化の激しい事業環境において企業が持続的な成長を実現するにはデジタル技術の活用が不可欠で、キリングループにおいてもイノベーションを実現する組織能力の一つとしてDX推進に注力しています。シリコンバレーと日本の一流エンジニアが結集したMODEチームが生み出す高度な技術のもと作業現場の様々なデータが活用され働き方の革新が進むことは、人材不足等の社会課題の解決にもつながります。キリングループにも製造・物流の多くの現場があり、今後の協働に期待しています。
セーフィー株式会社 代表取締役社長CEO 佐渡島隆平氏
MODEさんの会社や事業について初めて知ったとき、LLMやAIの技術を市場のトレンドにうまく活用し、顧客ニーズに応えるソリューションを生み出していることやCEOである上田さんが技術だけに偏らず、現場の「不」に真正面から向き合い、本質的な課題解決につながるソリューションを提供している点に非常に感銘を受けました。現在、我々が向き合っている現場の課題を解決するためには技術力とスピード感が求められますが、MODEの皆さんは、現場に真摯に向き合い、スピーディに課題解決を進めるための判断力も兼ね揃えていらっしゃると感じています。これから共に業界に変革をもたらすことができることを楽しみにしています。
MODE, Inc CEO / Co-Founder 上田 学 コメント
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2023年に発表したAIプロダクトBizStack Assistantが実際の現場に導入されていく過程で、センサーデータと眼で見る映像をAIで扱うことの重要性が増して来ました。現場の課題を映像の観点から解こうとされているパートナーと手を組むことで、センシングx映像xAIで現場課題の解決を一気に広めていきたいと考えています。出資を含めたパートナーシップが実現したことを大変うれしく思っています。
「BizStack」について
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「BizStack」は、ヒト・モノ・環境のデータの収集・蓄積・活用により、企業の現場DXを加速させる、ソリューション型IoTプラットフォームです。ゲートウェイ・データ基盤・BI がオールインワンで備わり、すぐに使い始めることができます。
BizStack Webサイト
MODEについて
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/35514/201/35514-201-b618a82a013fdcdec4d083e91c866727-800x800.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
MODEは、“現場”のDXを加速させるソリューション型IoTプラットフォーム「BizStack」を提供しているアメリカ・シリコンバレー発のスタートアップです。製造・物流、建設業界を中心にさまざまな業界に現場データ活用を浸透させ、ビジネスに変革を起こし、一歩進んだ社会の実現を目指します。
2023年6月に発表したBizStack Assistantは『現実の世界で起こっていることを一番よく知る”AI”アシスタント』をコンセプトとし、生成AIとリアル世界とを、現場データを介してつなぎ、刻々と変わる現場の状況に合わせて、自然言語で問いかけ/対話することで、皆さまの業務を支援します。
会社概要
会社名:MODE, Inc.
代表者:CEO / Co-Founder 上田 学
所在地:1840 Gateway Dr. Suite 250 San Mateo, CA 94404 USA
設立:2014年7月
事業内容:センサープラットフォーム及び関連ソフトウェアサービスの提供
URL:https://www.tinkermode.jp
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MODE、シリーズB追加ラウンドで約8億円の資金調達
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