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TIS、自律型人材育成アプリケーション「Practice」の正式提供を開始

update:
   
TISインテックグループ
~生成AIを活用したフィードバック機能等を追加し、利用者の成長とチームメンバーの相互理解を促進~



TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下:TIS)は、2023年4月より実施していた自律型人材育成アプリケーション「Practice」の無償トライアルを終了し、2025年3月3日より正式提供を開始することを発表します。

「Practice」は、TISと一般社団法人21世紀学び研究所(所在地:東京都渋谷区、代表理事:熊平 美香、以下:21世紀学び研究所)が共同で開発した自律型人材を育成するコミュニケーションツールです。「Practice」が投げかけるさまざまな問いに対しユーザーが回答することで、チームメンバーの人材育成に必要なリフレクション※1を導き、組織内の対話や学習、文化醸成を促進します。

今回の正式提供開始にあたり、ユーザーの回答内容に対しAIがフィードバックするAIフィードバック機能、TIS独自開発のプラネットモデルに基づいたクエスチョンの提供サイクル、チームの一体感と相互学習を促進するチームクエスチョン、組織の多様性を一覧で参照できる価値観ギャラリーなどの機能を新たに追加しました。

※1 人材育成の分野において、自分自身の仕事や業務から一度離れてみて、仕事の流れや考え方・行動などを客観的に振り返ることを指す。成功や失敗を振り返り、気づきや学びを得ることで新たな仮説を持って次の行動へつなげていく考え方。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11650/1721/11650-1721-a2e9dc3f2ec20df412a0947eee585296-944x387.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「Practice」の利用イメージ

背景
変化が激しく先行きが不透明なVUCA時代において、人的資本経営実現に向け重要な要素である自律型人材の育成が求められています。2020年9月、経済産業省は変革の方向性や人材戦略についてまとめた「人材版伊藤レポート」を発表し、企業が経営環境の変化に対応しながらも持続的に企業価値を向上させていくことを目的として、人材戦略の策定に携わる関係者の行動変容の促進が検討開始されました※2。

TISは、自律型人材の育成に有効とされるリフレクションをチームで習慣化させ、人材戦略に関する経営課題の解決を図るため、21世紀学び研究所と共同で「Practice」を開発、2023年4月より約20社300名の人材育成担当者やチームリーダーなどをメインターゲットに、無償トライア
ルを提供してきました。その中で、「相互を尊重する関係が深まった」「意見の背景にある経験を知ることができた」といった関係性の質向上の効果が評価された一方、「社員が入力したリフレクションを読みやすくしてほしい」や「AIを活用したい」「チームごとに活用方法を選べるようにしてほしい」といった要望が挙げられました。そこでTISは、これらの要望に応える複数の新機能を追加し、「Practice」の正式提供に至りました。

※2 経済産業省「人材版伊藤レポート」
   https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/kigyo_kachi_kojo/20200930_report.html

概要
「Practice」は自己開示・自己肯定・ビジョン形成・課題解決・目標達成のサイクルを習慣化するため、ユーザーのリフレクションを引き出す多くのクエスチョン(2025年1月時点で約180問)の中から、1日1リフレクション(推奨)を入力することで自律型人材への成長を促し、チームメンバーの潜在スキルを最大化、自律成長型チーム育成を実現するサービスです。PC・スマートフォンに対応したサービス型のWebアプリケーションで提供します。「Practice」の正式提供にあたりアップデートした機能は以下の通りです。

- AIフィードバック

キャリアコンサルタント、理想の上司、哲学者といったさまざまな専門家の人格を与えた生成AIが、ユーザーが入力したリフレクションを評価・分析し、フィードバックを提供。フィードバックを用いて生成した画像も提供することで、対話の雰囲気や場の空気を醸成。

- フィードバックスタンプ

フィードバックのタイプを10種類のスタンプで表現。チームメンバーのリフレクションに対してフィードバックコメントを送る際に、意図や想いを確実に伝えるアイコンを送付可能。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11650/1721/11650-1721-4ba2fc08c2782d0d1953c6707828c725-447x220.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


- 価値観ギャラリー

利用者が登録した、大切にしている価値観を一覧で参照できる画面。価値観として登録されたキーワードをカード形式で一覧にすることで、多様な価値観が存在していることを実感。

- TIS独自開発の組織開発理論「プラネットモデル」に基づいたクエスチョンサイクル

チームを惑星に見立て、個人とチームの変容ステップを統合した組織開発理論「プラネットモデル」により、自律型人材として成長していくためのクエスチョンとチームメンバーとの対話のサイクルを提供。「自己開示」「自己肯定」「ビジョン形成」「課題解決」「目標達成」のクエスチョンが順に表示され、リフレクションとチームメンバーとの対話を順に実施することで、ソフトスキルの育成とチームの心理的安全性、エンゲージメント、ノウハウ共有を促進。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11650/1721/11650-1721-cdb0f62204c21f535b04ada1d1fcdbeb-965x389.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
プラネットモデルのイメージ

<提供メニュー>
- Practice導入ワークショップ

利用開始時にリフレクションや対話、「Practice」の活用方法をレクチャーするワークショップ。

- Practice活用支援

リフレクショントレーナーやキャリアコンサルタントがユーザーとしてPracticeに参加し、リフレクションに対してフィードバックを実施。また、オンライン会議ツールなどを利用したリフレクション対話会を企画し、ファシリテーションに対応。

<提供価格>
[表: https://prtimes.jp/data/corp/11650/table/1721_1_5a711f3bb8401b482e52fe6a00fa5a20.jpg ]
※実際にPracticeに登録するユーザー数に制限はありません。契約ユーザー数を越えてのユーザー登録が実施可能です。
※契約ユーザー数はご利用状況を踏まえて1年毎に更新します。

メリット
「Practice」の導入により期待できるメリットは以下の通りです。

- 自律型人材の育成

習慣的な利用により、リフレクション力と対話力が向上。さまざまな課題に対して本質を見定め、課題解決に向けての学習や対話を通じて知見を持った他者の協力を得ながら、当事者として挑戦的な行動が可能に。

- エンゲージメント向上

リフレクションのフレームワーク「認知の4点セット」を用いることで、今まで把握できなかった社員の本音がわかるようになり、相互理解、相互信頼を促進。

- 自律成長型チームの育成

チームメンバーの本音や、仕事に対してどのように向き合って取り組んでいるかが共有できることで、チームの一体感を醸成。その一体感を土台に、お互いの課題や選択に対するフィードバックや課題解決に向けたコラボレーションを活性化。

- 人的資本経営の実践

経済産業省が企業の変革の方向性や人材戦略についてまとめた「人材版伊藤レポート」に記載されている「3P・5Fモデル※2」のうち、2.知・経験のD&I、3.リスキル・学び直し、4.従業員エンゲージメント、5.時間や場所にとらわれない働き方を実践可能。

※2 人材戦略に求められる3つの視点・5つの共通要素。1.動的な人材ポートフォリオ、2.知・経験のD&I、3.リスキル・学びなおし、4.従業員エンゲージメント、5.時間や場所にとらわれない働き方を指す。

エンドースメント
「Practice」の正式リリースを心より歓迎いたします。「Practice」の開発にあたり、TISのプロジェクトメンバーは、21世紀学び研究所が主催するワークショップなどに多く参加し、リフレクションや対話に対する深い理解と技術を習得され、現在は指導者としても活躍されております。また、ご自身の所属組織などでの実践を通じて独自のメソドロジーを確立するなど、「認知の4点セット」をITツール上で活用する方法なども開発されました。この「Practice」というITツールが誕生したことにより、いつでもどこでもどなたでもリフレクションとダイアローグを習慣的に実践できるようなりました。ぜひ多くの方に使っていただき、リフレクションとダイアローグの技術を習得し、個人の成長や組織のアップデートに役立てていただきたいと願っております。これからもTISとともにリフレクションとダイアローグを社会に広める活動に取り組んで参ります。

一般社団法人21世紀学び研究所 代表理事 熊平 美香

今後について
2030年度までにユーザー数20万人を目指します。業界や業種に関わらずより多くの人が自律型人材として成長できるよう、企業だけでなく教育団体等でも利用できるサービスとなることを目指し、利用者の声をもとにアップデートを重ねていきます。

「Practice」ついて
「Practice」は社員ひとり一人が自律型人材に成長し、お互いに学びあう組織をつくるための企業向け組織開発アプリケーションです。Practiceを通じたリフレクションと対話により、お互いを高めあうチームマネジメントが可能となり、一人ひとりが組織目標に当事者意識を持って自律的に行動し、成長を実感できるようになります。

詳細は以下をご参照ください。
https://www.tis.jp/service_solution/practice/

TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/
TISインテックグループのTISは、金融、産業、公共、流通サービス分野など多様な業種3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客さまのあらゆる経営課題に向き合い、「成長戦略を支えるためのIT」を提供しています。50年以上にわたり培ってきた業界知識やIT構築力で、日本・ASEAN地域の社会・お客さまと共創するITサービスを提供し、豊かな社会の実現を目指しています。

TISインテックグループについて
TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心としたさまざまな社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。

※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。


◆本サービスに関するお問い合わせ先
TIS株式会社 産業公共事業本部 産業ビジネス第1事業部 Practiceお問い合わせ窓口
E-mail:qa_practice@ml.tis.co.jp

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