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RevenueCat
モバイルアプリの収益化管理において世界をリードするプラットフォーム、RevenueCatは、Bain Capital Ventures（BCV）が主導するシリーズCラウンドで5000万ドルを調達したことを発表しました。既存投資家のIndex Ventures、Y Combinator、Adjacent、Volo Ventures、SaaStr Fundも本ラウンドに参加。昨年調達した1200万ドルのシリーズC資金と合わせ、累計調達額は1億ドルに到達しました。
Index Venturesで2020年のシリーズAラウンドを主導し、そして最近、Bain Capital Venturesに加わったMark Fiorentino氏は次のように述べています。
「RevenueCatは今、まさに飛躍のタイミングにあります。モバイル経済において、彼らは静かに“基盤インフラ”のポジションを築いてきました。アプリ、AI、ウェブの境界が曖昧になる中で、RevenueCatはコンシューマーソフトウェアを支える最重要企業のひとつへと成長するでしょう。この機会にさらに投資できることを非常に嬉しく思います。」
開発者とビジネスチームに力を与えるプラットフォーム
モバイルアプリの収益化スタックをゼロから構築するのは、開発者にとっても、製品やマーケティングチームにとっても大きな挑戦です。RevenueCatはこの課題を解決するため、以下を提供します。
- エンジニアが簡単に実装できる機能群
- プロダクト・マーケティングチーム向けの強力な顧客分析・データドリブン意思決定支援ツール
- ユーザー向けには、どこでも簡単に支払い、あらゆるデバイスで購入済みコンテンツにアクセスできる体験
主な成果と現在の成長トレンド
全世界の新規サブスクリプションアプリの3分の1以上を支援
直近3ヶ月間で、iOS・Androidに登場した新規サブスクリプションアプリの3本に1本がRevenueCatを活用。現在50,000本以上のアプリがサブスクリプション、消耗型アイテム、買い切り、さらに新たに追加されたバーチャル通貨の管理にRevenueCatを採用しています。
急成長するAIドリブンアプリ市場
過去6ヶ月間でRevenueCatを導入する新規アプリ数は2倍以上に増加。AI活用型コンシューマーアプリの急増が背景です。
製品イノベーションの加速
コード不要のペイウォール編集ツール「Paywalls」、アプリ外決済を可能にする「Web Billing」、AI・ゲーム分野で注目されるバーチャル通貨対応など、次々と新機能をリリース。
サブスクリプションを超えた挑戦
アプリストアの45日後払いサイクルによるキャッシュフロー制約を解消するフィンテック領域への進出、ユーザー獲得・コンバージョン最適化・リテンション強化を支援する包括的な新機能の展開も計画中です。
CEO兼共同創業者のJacob Eiting氏は次のように語ります。
「開発者がもっと簡単に収益を得られる世界を作るべきだ──それが私たちRevenueCatの一貫した信念です。他社にはない集中力とこだわりを持って、この課題に取り組んできました。2017年に事業をスタートした当初と比べ、私たちが現在支援しているアプリの年間総収益は、当時の市場全体を超える規模にまで成長しました。市場そのものもこの7年間で10倍に拡大し、私は今後10年間でさらに10倍の成長が見込めると考えています。開発者の収益化を徹底的に支援し続けることで、私たちは世代を超えて価値を生み出す上場企業を築けると信じています。」
顧客事例
RevenueCatは現在、年間取扱高80億ドル超を処理。OpenAIのChatGPT、Notion、VSCO、Stravaに買収されたRunnaなど、世界的な成功アプリの収益基盤を支えています。フィットネスアプリ「Ladder」のCEO、Greg Stewart氏は次のようにコメント。
「初期実装後は購入インフラのために開発リソースを割く必要がほとんどなくなりました。RevenueCatは私たちのテックスタックの中心的存在です。」
RevenueCatについて
RevenueCatは、iOS、Android、ウェブに対応した、世界有数のコンシューマーアプリ収益化プラットフォームです。サブスクリプション、消耗型アイテム、買い切り、バーチャル通貨に対応した課金・分析・コンバージョン最適化の一元管理を可能にし、現在50,000本以上のアプリで活用されています。代表例として、ChatGPT、Notion、ClassDojoなどが挙げられます。詳細はrevenuecat.comをご覧ください。
