
- Adobe、Amazon Web Services (AWS)、Databricks、Google Cloud、Meta、Microsoft、NVIDIA、Oracle、Salesforce、SAP、ServiceNow、Snowflake、Workdayなどが提供するAIエージェントをセキュアに連携
- 「Trusted Agent Huddle(TM)」は、標準化されたAgent2AgentプロトコルやModel Context Protocolの使用に加え、独自のアルゴリズムを駆使してAIエージェントのパフォーマンスを評価し、効率的な連携を実現
- 世界最大規模の総合航空貨物輸送会社であるFedExはアクセンチュアと共に、Trusted Agent Huddle(TM)を活用してレジリエンスの向上を推進
【ニューヨーク発】アクセンチュア(NYSE: ACN)は、各社が提供する多様なAIエージェントを企業内で横断的に連携させることを初めて可能にしたTrusted Agent Huddle(TM)を発表しました。
Trusted Agent Huddle(TM)はAI Refinery(TM)プラットフォームの一部であり、Adobe、AWS、Databricks、Google Cloud、Meta、Microsoft、NVIDIA、Oracle、Salesforce、SAP、ServiceNow、Snowflake、Workdayなどのパートナー企業が提供するAIエージェントをセキュアかつ円滑に連携させます。このプラットフォームを利用することで、ビジネスユーザーが開発したAIエージェントは、統一された環境で円滑に連携することが可能になります。これにより、企業は特定のタスクやビジネス目標に応じて最適なAIエージェントを選択し、それらを管理することができます。
アクセンチュアの執行役員で、AIセンター長で博士(理学)の保科 学世は次のように述べています。「AIエージェントの発展は著しく、多くの業務においてその活用により大幅な効率化と高度化が可能となっています。そのため企業は、AIエージェントを大量に構築する必要に迫られています。このような状況の中で、AIエージェントを支える技術やサービスが次々と登場しているため、特定のサービスに依存せず、最適な技術を用いて迅速にAIエージェントを構築できるかどうかが問われています。今回発表するサービスにより、企業がAIエージェントの能力を最大化し、企業全体の変革を推進する一助となることを願っています」
Trusted Agent Huddle(TM)を活用することで、企業はAgent2AgentプロトコルやModel Context Protocolといったオープンで標準化されたプロトコルを用いて、AIエージェントをAI Refinery(TM)プラットフォームに構築できます。これにより、特定の部門やシステム内に閉じたプロセスではなく、複数の部門やシステムを横断する、より広範な業務プロセス全体を変革することが可能になります。さらに、Trusted Agent Huddle(TM)は独自のアルゴリズムを用いてAIエージェントのパフォーマンスを評価し、効果的な連携を実現します。なお、このプロセスは、将来的にAIエージェントの信頼性スコアの開発に向けた基盤となります。
また、すでにクラウド上で自社AIエージェントを保有する企業は、そのAIエージェントの機能を維持しつつ、AI Refinery(TM)プラットフォームに円滑に統合することができます。さらに、このプラットフォーム上で新たなAIエージェントを構築することも可能になります。その際、アクセンチュアのAIエージェントビルダーを活用し、ビジネス要件の変化に応じてAIエージェントを適応させるサービスも提供します。
FedExは、アクセンチュアおよびNVIDIAと共に、Trusted Agent Huddle(TM)の活用方法を探求し、レジリエンスの向上を図っています。
FedEx Corporationのチーフ トランスフォーメーション・オフィサー兼チーフ デジタル・インフォメーション・オフィサーであるスリラム・クリシュナサミー(Sriram Krishnasamy)氏は次のように述べています。「FedExは、サプライチェーンエコシステムの中心に位置する信頼される企業です。私たちは、サプライチェーンをすべての人にとってよりスマートにすることを目指し、人々と企業を結びつけ、さらなる効率化と成長を促進しています。Trusted Agent Huddle(TM)によって、さまざまなプラットフォームのAIエージェントが一つのチームとして連携できる環境が実現します。これにより、FedExはサプライチェーン全体で情報を円滑に活用・調整し、イノベーションを加速させることができます」
アクセンチュアの最高技術責任者(CTO)兼アクセンチュア テクノロジーの最高責任者であるカーティク・ナライン(Karthik Narain)は次のように述べています。「私たちはTrusted Agent Huddle(TM)の提供を通じて、FedExのような企業が将来にわたる変革とAIへの投資を実現できるよう支援します。そして、コラボレーションこそが、現代の競争優位性の源泉であると考えています。企業が今日の不確実な環境に適応し、将来に向けたイノベーションと柔軟性を確保するためには、単一のAIエージェントエコシステムに依存せず、広範なエコシステムからAIのイノベーションを活用することが重要です」
Trusted Agent Huddle(TM)は、AIエージェント、ツール、データ間で異なる種類の接続を円滑に提供する NVIDIA Agent Intelligence Toolkitと連携します。アクセンチュアは、NVIDIA AI Enterprise を活用して構築された Accenture AI Refinery(TM)を通じて、SaaSおよびクラウドAI エコシステム全体でのAI導入を加速します。
NVIDIAのエンタープライズ ソフトウエア製品担当のバイス プレジデントであるジャスティン ボイタノ(Justin Boitano)氏は次のように述べています。「プラットフォームやシステムを横断した連携は、AIエージェントが複雑なタスクを判断・推論し、実行する上で重要です。NVIDIAと共に構築したAccenture AI Refinery(TM)はTrusted Agent Huddle(TM)によって、企業が互いに連携可能なAIエージェントチームを編成できます。この仕組みにより、あらゆる業務において効率性とイノベーションを推進することが可能となります」
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