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(C) Stephen Leonardi
本年3月18日および19日に東京で開催された「MLB開幕シリーズ2025」では、ナショナルリーグMVPの大谷翔平選手をはじめとする日本人選手5名が凱旋出場を果たし、試合中継の視聴者数、グッズ販売、観客動員数のいずれにおいてもMLBの記録を更新しました。華々しく開幕した今シーズンのMLBは、米球団で活躍する日本人選手が次々と注目を集め、日本の野球ファンの間では、ベースボールの本場アメリカでの試合観戦への関心も一段と高まっています。チケット販売サイトStubHubの今シーズンの販売予測に拠ると、日本人ファンによるチケット購入数は過去最高のペースとなっており、アメリカおよびカナダを除く国・地域の中で、日本はMLBチケット販売数でトップを記録しています。なかでもロサンゼルス・ドジャースのホームゲームでは、国際市場からのチケット購入のうち22%を日本のファンが占め、米国外からの購入で最多となっています。こうした盛り上がりを背景に、アメリカの公式観光促進情報サイト「GoUSA」では、本年夏から秋にかけて全米各地の球場で開催される多様な催し物の中から、日本人旅行者が本場の野球観戦をより楽しめるお薦めのイベントを厳選し、その情報を公開しました。
ハローキティバッグ＆大谷翔平「50/50ボブルヘッド」を配布～8月5日・27日、ドジャースタジアム
アメリカ西海岸で最も歴史があり象徴的な球場のひとつで、ロサンゼルス・ドジャースの本拠地のドジャースタジアムは、大谷翔平選手、山本由伸選手、佐々木朗希選手が所属するドリームチームを擁し、日本のファンからも大きな注目を集めています。そんな名門球場で本年8月5日に開催されるホームゲームでは、SNSでも話題のハローキティのクロスボディバッグが、先着4万人の来場者に配布されます。また、8月27日には来場者全員に、大谷選手の「50/50」ボブルヘッドがプレゼントされます。これは大谷選手が昨シーズンに、MLB史上初となる50本塁打・50盗塁を達成し、「50/50クラブ」の初代メンバーとなった偉業を称えるもので、特別なホームゲームとなります。
詳細およびチケット購入については、公式ウェブサイトをご確認ください。
ピクニックブランケット＆鈴木誠也ボブルヘッドを配布～9月1日・13日、リグレーフィールド
2020年にアメリカ合衆国国定歴史建造物に指定されたシカゴのリグレーフィールドは、蔦に覆われた外野フェンスや手動式のスコアボード、クラシックな赤いマーキーサインで知られる、全米屈指の伝統を誇る球場です。東京シリーズでの活躍も記憶に新しい鈴木誠也選手と今永昇太投手が所属するシカゴ・カブスの本拠地としても知られ、野球ファンにとって一度は訪れたい名門ボールパークのひとつです。そんな由緒ある球場では今シーズン、ファン必見の限定グッズが用意されたプレゼント企画が実施されます。本年9月1日には先着1万人の来場者に、チームロゴ入りのピクニックブランケットがプレゼントされます。さらに本年9月13日には先着1万人に、鈴木誠也選手のオリジナルボブルヘッドが提供されます。
詳細およびチケット購入については、公式ウェブサイトをご確認ください。
ロックナイト、花火、ポケモン GOナイトが開催～8月8日・13日、オリオールパーク・アット・カムデンヤーズ
今シーズンから菅野智之投手が所属するボルチモア・オリオールズの本拠地のオリオールパーク・アット・カムデンヤーズは、20世紀初期のスタジアムを彷彿とさせるレトロなスタイルで知られ、各球団のMLB球場の設計にも大きな影響を与えた先駆的なボールパークとして有名です。同球場で今シーズンは、趣向を凝らしたテーマイベントが多数開催されます。本年8月8日には、地元の人気ラジオ局「WIYY FM」による「98ロックナイト」が開催されます。このイベントでは、観戦チケットに加え、飲食やグッズ購入に使用可能な15ドル（約2,000円）分のクレジット、同ラジオ局企画のライブイベント、そして試合後の花火ショーがセットになった特別パッケージが提供されます。さらに本年8月13日には、同球場で史上初となる「ポケモン GOナイト」が開催されます。指定チケットを購入した来場者には、オリオールズ仕様のTシャツが配布されるほか、球場周辺の「ポケモン GO」公式ルートを巡りながら、現地ならではの街歩き体験を楽しむことができます。
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限定ハワイアンシャツ＆ショーツの配布＆フライデーナイトパーティー～7月26日・8月22日、コメリカパーク
前田健太投手が所属するデトロイト・タイガースの本拠地のコメリカパークは、球場の外周施設にメリーゴーラウンドや観覧車を備えた、活気あるボールパークとして知られています。今シーズンはファンイベントも多数開催されます。本年7月26日を含む複数の土曜日開催のゲームにて、先着1万5 千人の来場者に、チームロゴ入りのハワイアンシャツとショーツがセントラルフロリダ観光局より贈呈されます。さらに本年8月22日には、「フライデーナイトパーティー・イン・ザ・パーク」が開催されます。ハリウッドスターのジョージ・クルーニーと、実業家のランディ・ガーバー立ち上げたプレミアムテキーラブランド「カーサミーゴス」が提供するこのイベントでは、シグネチャードリンクの試飲やライブミュージック、記念撮影が楽しめる特設フォトブースが登場し、試合前の場内エンターテインメントが盛りだくさんです。試合後には花火ショーも行われ、ナイトゲームを盛り上げる華やかな一夜となります。
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フィールドでの写真撮影＆和太鼓ライブパフォーマンス～8月17日・9月26日、フェンウェイ・パーク
1912年に開場したアメリカ最古の球場、ボストンのフェンウェイ・パークは、左翼にそびえる高さ約11メートルの「グリーンモンスター」や、フェアゾーン内に極端に近いことで知られる右翼の「ペスキーズ・ポール」などユニークな構造でも知られ、ボストン・レッドソックスの本拠地として世界中の野球ファンを魅了しています。この歴史的な名門球場では、本年ユニークなファンイベントが多数実施されます。本年8月17日には、グラウンドに降りて選手たちと写真撮影ができる「オン・フィールド・フォトデー」が開催されます。さらに本年9月26日には、マサチューセッツ州と北海道の姉妹提携35周年を記念した「ジャパニーズ・アメリカン・ヘリテージ・ナイト」が開催され、和太鼓の演奏や和食・和風ドリンク、日本文化をテーマにした多彩な催しが行われます。
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