はだしのゲンs松江市教育委員会が、市内にある市立の小中学校に対して、中沢啓治さんの漫画「はだしのゲン」を、自由に閲覧できない閉架措置をとるよう要請したことがわかった。理由は一部に過激な描写があるためだという。

【関連:榎宮祐さんのライトノベル「ノーゲーム・ノーライフ」が“体制崩壊を想起させる”として中国で出版中止】

はだしのゲン


「はだしのゲン」は中沢啓治さんの原爆体験をもとにした漫画。1973年に週刊少年ジャンプで連載を開始。以来、完結まで掲載誌を移しつつ描き上げられた。内容は、ゲンという少年を主人公に戦前から原爆投下を挟み戦後までが描かれている。
単行本は現在も購入することができ、汐文社からは全10巻、中公文庫からは文庫本が全7巻発売されている。