「どう見ても、散歩終わりに足を拭いてもらう態度ではない」――飼い主さんにそうつぶやかれてしまったのは、3歳になる柴犬の岳(がく)くん。

 どうやら帰宅するやいなや、玄関でゴロンと仰向けになって寝転がってしまったようです。両足が拭きやすいのは間違いなさそうですが、この態度……もう少し、こう、なんというか……。

 飼い主さんに話を聞くと、こうした行動は1年前から見られるようになったようで、毎回こうなるわけではなく、すんなり足を拭かせてくれる時もあるとのこと。

 最近は暑さのせいもあり、家に着くなり「疲れた~」と伏せをするので、そこで足を拭こうとすると、時折抵抗してヘソ天ポーズになってしまうことがあるのだそうです。

 加えて、この日の散歩は早朝。飼い主さんにとって朝の忙しい時間帯にもかかわらず、簡単には終わらせまいとじらしてくる岳くんに対し、飼い主さんは「お構いなしで、笑っちゃいました」と思わず苦笑い。

 少々てこずりながらも、この体勢のまま足を拭き、ひっくり返して背中も拭いてあげたとのことでした。

普段の岳くん

 性格は人が大好きで、甘えん坊だという岳くん。もしかすると、こうすることで飼い主さんが笑ってくれるのを見て、うれしくておどけているのかもしれませんね。

<記事化協力>
岳 柴犬さん(@hikingshibaGAKU

(山口弘剛)