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「少し早い厨二病」……かと思いきや 小3男子のユーモアに脱力&爆笑

 Xに投稿された小学生のユーモアあふれる一発ギャグが話題になっています。投稿者は作家のぺんたぶさん。

 ある日、小学3年生になる息子さんの腕に、黒いペンで書かれた謎の落書きを発見したのが始まりでした。

  • ■ 少し早い厨二病……ではなく、体を張った一発ギャグ

     ぺんたぶさんが見たのは、息子さんのヒジに書かれた黒いマジックの跡。まるで傷のようにも見えるそれに、「ああ……少し早い厨二病か……」と動揺しつつ、「ルフィのマネかな?」と尋ねてみたそうです。

     しかし、返ってきた答えは予想外のものでした。息子さんは不思議そうな顔をしながら、「ひじき」と一言。

     耳を疑ったぺんたぶさんが改めて聞き直すと、「ヒジに『き』で、ひじきだよ」とのこと。そう、文字通り体を張った、息子さんの一発ギャグだったのです。

    ヒジに「き」を書く一発ギャグ

     この小学生らしい絶妙なダジャレに、父は安堵。しかしながら、すぐに謎の脱力感に襲われたとのことでした……。

    ■ 学校で流行中の「一発ギャグ」

     息子さんによると、この「ひじき」は学校で流行っている遊びの一環だそう。なんでも友人が「ひざに〇を書いて『ピザ』」と披露していたのに対抗して、自分なりに考えついたギャグが「ひじき」だったのだとか。

     子どもならではの発想力と、シンプルながら破壊力のあるオチに、投稿にはなんと17万件ものいいねが。返信欄には「息子くん天才かよ」「くだらないけど面白い」といったコメントが寄せられています。

     なお、この「き」は油性ペンで書かれていたため、すぐには落ちなかったそう。ぺんたぶさんによると、写真はお風呂上がりに撮影したもので、しばらくは息子さんのヒジに「き」が刻まれていたとのことでした。

     「厨二病」ではなく「ダジャレのセンス」だった小学生の一発ギャグ。大人も子どもも思わず笑ってしまう、そのユーモアはまさに無限の可能性を秘めているのかもしれません。

    <記事化協力>
    ぺんたぶさん(@pentabutabu

    (山口弘剛)

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  • 山口 弘剛‌Writer

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    鹿児島出身・鹿児島在住。私生活では妻と共に2人の子どもを子育てしながら、地元のサッカークラブを熱烈応援中。仕事は元アパレル店長、元ゲームショップ店長を経験。現在はライター、イラストレーターとして活動。

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