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イトーキ、10月12日(日)より開催される日本薬剤師会学術大会付設薬科機器展示会に出展

update:
株式会社イトーキ
今春より販売を開始した薬剤自動ピッキングシステム「DAP with MediMonitor」ならびに「トレイ位置表示LED棚」を関西エリアで初出展



株式会社イトーキ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:湊 宏司)は、2025年10月12日(日)~13日(月祝)に国立京都国際会館で開催される、第58回日本薬剤師会学術大会付設薬科機器展示会に出展し、メディカルフィールズ株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役:畑田 裕也)と共同開発した薬剤自動ピッキングシステム「DAP(Drug Automatic Picking system) with MediMonitor」ならびにLEDキャビネットタイプ「トレイ位置表示LED棚」を展示します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/32317/577/32317-577-e855515395ed163098d62619449ea131-1156x1039.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
DAP with MediMonitor

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/32317/577/32317-577-69525e476a692554bee1ce266f9c3cde-1202x857.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
トレイ位置表示LED棚


今回展示する「DAP with MediMonitor」は、小型ロボットにより薬剤トレイを入出庫する調剤薬局向け自動ピッキングシステムで、入出庫の自動化と高度な監査支援システムにて、調剤薬局における「薬剤ピッキング」と「監査支援機能」を一体化したシステムとなっています。

【製品の主な特徴】
・省スペース化の追求
Slim & Square な機器本体と監査エリアを一体化。ピッキング作業後、その場で直ぐに監査作業が可能で、店舗内レイアウトの自由度も高く、中小規模の店舗にも導入し易い機器です。

・作業効率の追求
現場薬剤師の声を反映した8つの入出庫口を装備。薬剤毎の作業時間のバラツキを吸収し、作業完了を待つことなく順次薬剤が出庫されるため、作業者の作業完了待ちによる機器の動作停止ロスを抑制できます。

・庫内トレイ配置の追求
入出庫の実績データを蓄積することで、作業者が設定した期間の頻度に基づき、ボタンひとつで夜間に庫内トレイ位置を自動再配置。頻度の高い薬剤を出庫口近くに再配置することで機器動作の時間を短縮します。

・イレギュラー対策の追求
停電時や機器異常停止時は機器前方の扉を開錠することで、庫内手前に配置された薬剤トレイが手作業で取出し可能。充電されたタブレット端末により滞りなく監査作業を行うことが可能です。

また、「トレイ位置表示LED棚」は、お客様に合わせて調剤台をレイアウトすることができるため、監査場所を選ばず、限られたスペースでも導入いただけます。視認性の高いLED表示の採用、複数の人が同時にピッキングすることも可能です。「DAP with MediMonitor」と同様に、スムーズな薬剤の入出庫と高度な監査支援システムで、薬剤ピッキング業務の過誤防止と、薬剤師の人手不足解消に貢献します。

【開発の背景】
・薬剤ピッキング業務の過誤防止と、地方の薬剤師不足解消
厚生労働省が2019年に発出した「薬生総発0402第1号(通称0402通知)」(※注1)により、一定の条件下では薬剤師以外の方が処方箋に記載された医薬品の必要量を取り揃える行為および一包化した薬剤の数量の確認行為が行えるようになりました。一方で、医療用医薬品(処方箋医薬品)の品目数は1万3千程度(2025年8月時点)(※注2)あり、多くの品目の中から薬剤をピッキングする業務においては過誤のリスクも潜んでいます。

また、薬局および医療施設に従事する薬剤師数は年々増加し25万人以上にのぼる一方で、地域によっては薬剤師の人手不足が深刻化してきています。都道府県別の人口10万人当たりの薬剤師数は、徳島県(244.0人)、兵庫県(236.6人)、東京都(235.7人)が多い一方、沖縄県(149.4人)、福井県(163.6人)、青森県(167.2人)が少なく、徳島県と沖縄県では1.6倍以上の差があります。(2022年12月31日時点)(※注3)

■開催・出展概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/32317/table/577_1_aea1de3abb52bc97d2aabaf3f204a96e.jpg?v=202509270146 ]

■参考情報
※プレスリリース
https://www.itoki.jp/company/news/2024/1023_dap/
https://www.itoki.jp/company/news/2024/2412_LED/
※注1 厚生労働省 薬生総発0402第1号
https://www.mhlw.go.jp/content/000498352.pdf
※注2 厚生労働省 薬価基準収載品目リスト及び後発医薬品に関する情報について
https://www.mhlw.go.jp/topics/2025/04/tp20250401-01.html
※注3 厚生労働省 令和4(2022)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/22/index.html

【メディカルフィールズ株式会社について】
メディカルフィールズ株式会社は2015年創業。「最新のIT技術を用いて、多くの人々を笑顔にする」という企業理念のもと、薬局向けに特化したシステムを開発しています。
当社の主力商品である調剤監査支援システム「MediMonitor」は、現場での経験が豊富な薬剤師が監修し、実際の薬局業務に役立つよう設計されています。導入が簡単でコストパフォーマンスにも優れており、さまざまな薬局で活用されています。
「MediMonitor」は、ユーザーの声を反映させながら、より使いやすいシステムを目指して改良を重ねています。発売からわずか5年余りで、400店舗以上に導入され、薬局に携わる方々の業務負担を減らすことで社会に貢献しています。
https://medicalfields.jp/

【イトーキの設備機器事業について】
株式会社イトーキは1890年創業。ミッションステートメントに『明日の「働く」を、デザインする。』を掲げ、オフィス家具の製造販売、オフィス空間デザイン、働き方コンサルティング、オフィスデータ分析サービスのほか、在宅ワークや家庭学習用家具、公共施設や物流施設向け機器など、”Tech×Design based on PEOPLE”を強みに、さまざまな「空間」「環境」「場」づくりをサポートしています。
設備機器事業では、安全性と機能性が求められる工場・物流設備(SAS)をはじめ、高い技術と信頼性を要する特殊扉、生体認証やICカードによる情報セキュリティシステムなど、社会ニーズに的確に応えるシステム設備を幅広く提供しています。

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