おたくま経済新聞

盛岡発、女子野球の可能性を次世代へ

2025年10月26日（日）、東北地方における女子野球のさらなる普及・発展を目的とした「第2回 東北女子野球普及親善試合」（株式会社ユニバース主催）が、岩手県盛岡市のきたぎんボールパークで開催されます。
本大会は、昨年に続き女子野球界のトップチームである読売ジャイアンツ女子チームと、仙台大学女子硬式野球部監督 入澤祐樹氏 率いる東北地域の高校女子野球選抜チーム「東北女子選抜ドリームフレンズ」が対戦する親善試合です。
今年は盛岡市との共催、そして「盛岡市女子野球タウン認定事業」として実施され、地域一体となって女子野球の魅力を発信します。東北女子選抜ドリームフレンズは、東北女子野球連盟によって編成された高校3年生のチームです。

トップと次世代の真剣勝負 ― 宮本和知監督 vs 入澤祐樹監督
宮本和知監督率いる読売ジャイアンツ女子チームは、2025年の「リポビタン杯争奪 プレミアヴィーナスリーグ」（関東女子硬式野球連盟主催）で優勝した実績を誇る国内屈指の強豪チーム。
一方の東北女子選抜ドリームフレンズは、東北各県の女子高校生選手で構成される若き挑戦者チームです。
今年も、国内トップクラスの実力と、次世代を担う才能がぶつかり合う一戦に注目が集まります。
試合は7イニング制（延長なし・選手交代自由）で行われ、試合前後には開閉セレモニーも実施される予定です。

ジャイアンツ女子チーム ヴィーナスリーグ初優勝！
「リポビタン杯争奪 プレミアヴィーナスリーグ」（関東女子硬式野球連盟主催）で、読売ジャイアンツ女子チームは9月23日、埼玉県加須市の田ヶ谷サン・スポーツランド野球場で平成国際大と対戦し、延長タイブレークの末、７-６で勝利しました。
今季成績を29勝4敗とし、リーグ初優勝を決めました。今季は「優勝」を目標に強い気持ちで挑み、昨年の覇者・ZENKO BEAMSに3戦全勝。9月に入り優勝争いが激しくなる中でも、1点差の接戦を3試合連続で制するなど、終盤戦での勝負強さを発揮しました。

宮本和知さんが教える！親子野球教室も同日開催
試合に先立ち、キリンビバレッジ協賛による「ジャイアンツOB 宮本和知さんに教わる 親子野球教室」を開催。抽選で選ばれた50組100名の親子が参加し、宮本監督や読売ジャイアンツ女子チームの選手たちとふれあいながら、野球の楽しさを体験します。
野球を通じて「スポーツの喜び」を共有する本プログラムは、子どもたちが野球に親しむ絶好の機会となります。

イベントの背景と意義
女子野球は国内外で急速に発展し、競技人口や関心が増加していますが、さらなる普及と次世代選手の育成は重要な課題として残されています。この親善試合は、東北地方で女子野球の発展を推進し、次世代のスター選手を育てることを目指した一歩となります。また、株式会社ユニバースは、女子野球の普及と次世代選手の育成に賛同し、主催者として積極的にこの試合の開催を支援しています。株式会社ユニバースは、2020年4月より女性活躍推進の取り組みを実施しており、今回のイベントもその理念に基づいた活動の一環です。女性の社会進出を促進する同社の取り組みは、スポーツの分野にも広がり、女子野球界の未来を応援する形となっています。

イベント概要
名　称：第2回 東北女子野球普及親善試合
日　時：2025年10月26日（日）
　　　　　・9:30～　親子野球教室（受付 8:30～）
　　　　　・13:00～　東北女子野球普及親善試合（開場 11:00）12:30～　開会セレモニー
会　場：きたぎんボールパーク（岩手県盛岡市永井7地割16番地2）
主　催：株式会社ユニバース
所在地：〒039-1185　青森県八戸市大字長苗代字前田83番地1
代表者：代表取締役社長　三浦 建彦
共催：盛岡市
協　力：株式会社読売巨人軍、キリンビバレッジ株式会社、盛岡南ボールパーク株式会社、岩手県野球協会
協　賛：株式会社イートアンドフーズ、株式会社エフピコ、カゴメ株式会社、亀田製菓株式会社、
カルビー株式会社、キッコーマン株式会社、株式会社高速、国分東北株式会社、サンヨー食品株式会社、白石食品工業株式会社、ゼット株式会社、テーブルマーク株式会社、株式会社ニチレイフーズ、
株式会社日本アクセス、ハウス食品株式会社、フジッコ株式会社、丸大堀内株式会社、三菱食品株式会社
（五十音順）
観戦：無料（内野席のみ開放、外野席は非開放）