「おくすり飲めたね」や「おくすりパクっとねるねる」など、薬が苦手な子どものための、服薬補助食品は世の中にあります。
が、薬が好きな子どもにはどう対処すればいいのでしょう。粉薬が大好きな我が子の振る舞いに悩む、とあるXユーザーの投稿が話題です。
■ 朝食後の楽しみにしていた薬が切れ、3歳児は涙「もっと飲みたかった」
Xユーザーの「コッコ」さんがこのほど投稿したのは、下記の文章。
「粉薬が大好きな3歳さん。お薬を飲み切った寂しさで朝から泣くので、薬に見せかけたきな粉を飲ませました……」
投稿内容について詳しくうかがってみると、コッコさんのお子さんは朝食後に「お薬は?」と問いかけてきたそう。「もう飲みきったからないよ」とコッコさんが返したところ「もっと飲みたかった」とポロポロ涙を流し始めたとのことです。まさか泣くほど好きとは。
薬を抵抗せずに飲んでくれるので楽……と思いきや「もっとちょうだい」と求めてくるというまさかの事態。薬が好きな子には好きな子なりに別の悩みがある、ということがわかるこの投稿は、6.7万件を超すいいねを集めています。
コメント欄には「私は粉薬で吐いたことがあるほど苦手なのに」「粉薬とか大人になった今でも大嫌いなのに…」「3歳で粉薬好きとはすごい…」といった驚きの声が続々。
その一方で「うちの娘以外にも粉薬好きなお子さんがいらっしゃった!」「私の姉もそうでした!」といった共感の声も上がっていました。筆者も粉薬が大好きだったので、コッコさんのお子さんの気持ちが少しわかります。
成長したせいか、かかる病気の種類が変わったせいか、歳を重ねるにつれて粉薬が処方されなくなっていったのを、悲しく思った記憶があります。
■ 粉薬代わりのきな粉で満たされた服薬欲 コメント欄でも「健康的」などと称賛の声
コッコさんによれば、お子さんは初めて処方されたときから薬が大好き。粉薬だけでなくシロップ薬でもテンションが上がるようです。
そして泣いて悲しむお子さんのため、粉薬代わりにきな粉を飲ませたというコッコさん。きな粉で服薬欲は満たせたのか尋ねてみると「満たせました!」とのこと。きな粉を飲みながら「お薬飲めたね〜」と言っていたそうです。
投稿への反応を見ていると、粉薬を“好物”に感じている子どもは意外と少なくない様子。かといって、日常にある粉末状のものでそのまま口にしても良いものは、かなり限られます。大抵は水に溶いたり何かに混ぜたりして口にするもので、ストレートでいくのは大人でもためらうでしょう。子どもに与えるのならなおさらです。
そんななかでコッコさんが選んだ「きな粉」というのは、形状においても栄養においても、最適解かもしれません。コッコさんの選択にはコメント欄でも「健康的」「たんぱく質豊富でとてもいい」「ナイスアイディア」といった称賛の声が相次いでいました。
もし「我が子が粉薬好きすぎて困っている!」という方がいれば、コッコさんのお子さんのケースを参考にしてみるといいかもしれませんね。
粉薬が大好きな3歳さん。お薬を飲み切った寂しさで朝から泣くので、薬に見せかけたきな粉を飲ませました………
— コッコ🐔 (@thisiskokko) October 28, 2025
<記事化協力>
コッコ さん(@thisiskokko)
(ヨシクラミク)
 
   





 
   


















































