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【イベントレポート】復興から創造へ進化する持続可能な支援活動 能登発祥の新スポーツ「FC11」誕生

update:
一般社団法人ラブフォーニッポン
~津波被害会場を住民と共に復旧し、LOVE FOR NOTO Song of the Earth 2025を開催~



一般社団法人LOVE FOR NIPPON(本社:東京都渋谷区、代表:CANDLE JUNE)は、2025年11月1日(土)・2日(日) に石川県能登町で「LOVE FOR NOTO Song of the Earth 2025」を開催しました。津波の被害が色濃く残る内浦総合運動公園を地元住民と支援者が共同で復旧し、現地へ想いを寄せるアーティストによるライブや、支援団体とのトーク、能登物産マーケット、凧上げやワークショップを展開。途中雨天となりましたがイベント来場者が能登への想いを記載したキャンドルを灯すキャンドルナイトも実施しました。能登発祥の新しいスポーツとして個人戦サッカーFC11初回大会を開催。スポーツを通じて少子化や過疎化など日本が抱える課題に挑戦します。

CANDLE JUNE コメント

震災から2年を迎えようとしている今、あらためて支援団体が紡いでいる絆が集い、ともに汗してご飯を食べてひとつの祭りを作り出すこと。
祭りの中身がライブやマーケットやバスケットやサッカーとさまざまあれば、得意分野も広がり、様々な人が参加できるし、来年もどれかだけでもやってみようとまた3年目の集いに繋がっていけると思います。
また震災の爪痕をどう残し、そこからの学びを活かし、これからの復旧ではない復興を果たすのか震災豪雨のご縁から私たちもともにその道を能登のみなさんと歩み続けたいと願っています。
災害支援を始めて20年
各地で沢山の悲しみと触れ、少しでもそれらを学びに変えるために2021年からスタートしたシンポジウムも11/2能登で開催しました。沢山の方々が参加してくれ、復旧ではない復興へのあらたな連携アクションに繋がる話し合いが持てました。私たちはあらためて能登で繋がりあえた仲間たちと各被災地域とを結び、これからのニッポンのあり方を提案していきたいと思います。
CANDLE JUNE

『LOVE FOR NOTO Song of the Earth 2025 』の取り組み

2011年3月11日東日本大震災を受け発足した一般社団法人 LOVE FOR NIPPON (代表:CANDLE JUNE、所在地:東京都渋谷区、以下:LFN)は、「できることは全部やる」を掲げ、様々な支援者と現地を繋ぎ、お互いが笑顔になってもらうための活動をおこなってきました。
2024年1月、能登半島沖地震発災の翌日より現地へ入り、炊き出しや物資提供、泥かきなどの支援活動を実施。現在も月命日である毎月1日を中心に仮設住宅などでライブやキャンドルナイトのイベントを開催して、現地の方との交流を続けています。
今回の会場は震災時の津波による被害を受けて以来、手付かずのままだった運動公園。再利用できるようにするきっかけ作りができないかとキャンドルジュン自ら能登町役場各所と調整し、イベント実施が可能となりました。関係支援団体のサポートを得ながら、会場に思い入れのある地元住民の皆さんともに清掃・復旧作業を2ヶ月間実施。このイベントがさまざまな施設再利用のきっかけとなりつつ、地元の力で再生する持続可能な取り組みの一助になればと考えています。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53180/45/53180-45-856fd69d36f67d0d2983de79673304fd-1524x1509.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

日時: 2025年11月1日(土)10:00-19:00、2日(日)10-00-12:30
会場: 内浦総合運動公園(石川県鳳珠郡能登町字布浦拓20-4)
主催: 一般社団法人 LOVE FOR NIPPON
来場: 約400名
共催: SpaceBall LLC
後援: 能登町
協賛: T.T.C株式会社 / キーン・ジャパン合同会社 / クローム・インダストリーズジャパン合同会社 / 株式会社 Jackery Japan / 秀ちゃんラーメン
公式サイト: https://songoftheearth.info/love-for-noto-2025-noto/



公式サイト: https://songoftheearth.info/love-for-noto-2025-noto/

支援団体、地元住民の皆と共に

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53180/45/53180-45-94e6c07909ea40dde2878ddf8bf29ec7-2048x1152.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

会場となった内浦総合運動公園は津波被害により瓦礫やごみが散乱していました。誰かがやってくれるのを待つのではなく、できることは自分たちでやってみようと話し合い、関係支援団体のサポートを得ながら会場に思い入れのある地元住民の皆さんともに清掃・復旧作業を実施。会場整備はもちろんのこと、そこで生まれる人と人との「つながり」を大切に日々準備を進めこのイベントが施設再利用のきっかけとなりつつ、またイベント後も地元の力で会場を再生する持続可能な取り組みの一助になればと考えています。



[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53180/45/53180-45-cda03ac81bf62ccab3f830e2c74c3d44-3840x2160.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53180/45/53180-45-1c4724dc731468e6cb4f3aa51028cda5-3787x2130.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


被災地域から取り組む全国の課題。能登から全国へ 新スポーツ「FC11」の誕生

能登復興支援から誕生した新スポーツ「FC11(FULL COURT11・エフシーイレブン)」の第1回大会が開催されました。MC、DJと音楽も加わり会場が盛り上がる新感覚のスポーツと位置付け、カラフルなビブスをきたプレーヤーがそれぞれの技を披露。ゴールネットは使わなくなった漁網を使用。初回は地元から参加した中学生プレーヤーも敢闘賞を獲得。過疎化や少子化が進む被災地等の地域でも個人で大会に参加できるスポーツと位置付け、来年には各地予選会を経て全国大会を能登で実施する予定です。能登を新スポーツの聖地として確立し、全国的な人口流入の新たな糸口とすることを目指しています。
FC11は11分間の試合時間で11点先取を目指し、3~4名が参加する個人戦。フットサルコートサイズで実施でき、少子化が進む地域でも継続可能なスポーツとして設計されています。2026年には各地で予選会を開催し、能登で全国大会を実施予定。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53180/45/53180-45-6ee610ad18433979a72a81ff29b426ca-3769x2120.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53180/45/53180-45-bb3d59a1a3b50b2728f3bdcc6e62ff14-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


地元参加者のコメント

「お手伝いさせてもらい、そこで知り合った方々にたくさん声をかけてもらって、新しい出会いも沢山あり人と人とのつながりを感じました」
「自分たちの町にはまだまだ活かせる場所が沢山あることに気づきました。震災前の通りではないからこそ、いろんなアイデアや挑戦がしやすい時期でもあり、被災した自分たちだからこそできること、わかることは沢山ある。元に戻すことは無理でも、10年後、20年後を見据えて新しい能登町を作っていけばいい。これまでの能登は先代たちが繋いでくれたもの。これからは次の世代へ繋ぐ能登。」
「当日はやってみ店長という子供が店長をする駄菓子屋を出店。普段はモジモジしている娘が「ありがとうございました」と笑顔で話す姿を見ることができ、子供の成長を見る場を作ってくれたジュンさんとボランティアの皆さんに感謝です」

現地看板を作成した能登高校書道部 府坡先生
「現在部員1名のため、看板制作は引退した3年生、卒業生とその子供が協力してくれました。方言で表現したので来場者に笑顔を届けることができたのなら嬉しいです」





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継続的な関係性構築を目指すDAY2 SOTE SYMPOSIUM

DAY2(11月2日)は、LOVE FOR NIPPONが年間を通して日本各地で開催している「SOTEシンポジウム」を能登で実施。地元及び県外から参加した企業、学生・ボランティアなど様々な立場の人が一堂に会し高校生の復興活動支援など具体的なアクションや今後の新しい町づくりを語り合いました。


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活動スケジュールについて

LOVE FOR NIPPONは福島支援に加え、月命日のキャンドルナイト「ONE NOTO」を含む能登半島での活動を継続して実施します。FC11に関する今後のスケジュールも随時配信予定です。





[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53180/45/53180-45-f601990774c09dd4795ce6f45c35c7ca-3840x2160.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


能登月命日のキャンドルナイト
12月1日に開催いたします。詳細は @lovefornippon でお知らせいたします。
次回SONG OF THE EARTH
2026年3月11日、福島県・Jヴィレッジで「SONG OF THE EARTH 311」 を開催いたします。

全国の地域創生モデルとしての能登の挑戦

自然災害は日本各地で起こる得るものであり、今も支援団体は各地で支援活動を行っています。被災地支援とはなんだろうか。やりすぎてもいけない、たりなくてもいけない。まだ災害にあっていない地域の人がリアルを知ることで備えることに関心を持ち、当たり前と思っていた風習やシステムを問う。これから起こる日本各地の社会問題を先取りしている能登で、新たな地域コミュニティのあり方を形成していきたいと願っています。


[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53180/45/53180-45-e386910f61c57ad351d23db7dbbda2e5-3840x2160.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


2026年6月末には東京代々木公園での「LOVE FOR NOTO Song of the Earth 2026」開催も決定。一人でも多くの方に能登のリアルを感じて伝えてもらうために。引き続き東京、能登それぞれの会場で震災と豪雨災害からの復興過程と能登の今を紹介していきます。

LOVE FOR NIPPONについて

[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53180/45/53180-45-1f69b998c6254e1ac443a2d6ca142f3e-347x173.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

2011年東日本大震災を受け発足した支援団体。毎月11日には福島県内各地でイベントを開催し、その集大成として毎年3月11日にはヴィレッジにて復興支援イベント「SONG OF THE EARTH 311 FUKUSHIMA 」を開催。

震災から10年目を機に環境省とともにシンポジウムをスタートし、日本各地にて開催中。また、震災を知らない世代に向けての「311学習」を福島の学校などで開催。
能登半島沖地震では被災翌日から現地へ入り能登町をベースに炊き出しや物資提供などの支援を継続。1年半以上が経過した今も月命日の1日には奥能登各地でキャンドルナイトを実施し支援を続けている。



[表: https://prtimes.jp/data/corp/53180/table/45_1_8d84cf29cbc9703fd8db5dc701a18573.jpg?v=202511061017 ]

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