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QO、京都府立桃山高等学校で探究学習支援を実施

update:
QO株式会社
~ 課題解決力を高める「仮説構築」に着目した講義~



人と社会のために問いを探究する、リサーチとプランニングの会社であるQO株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:恒藤優、以下「QO」)は、次世代にリサーチの技術を受け継ぐ活動「みのり」の一環として、一般社団法人 e-donutsとともに、2025年10月に京都府立桃山高等学校の高校1年生280名を対象に「仮説の重要性を学ぶリサーチ 」をテーマとした110分間の出張講義を行いました。

■「仮説設定」と「リサーチ力」の理解を深め、探究学習の基盤を固めるニーズ
桃山高等学校では、探究学習に力を入れており、3年間にわたる探究学習を実施。1年次には身近な疑問や課題意識をもとに自ら問いを立てる「ミニ課題研究」、2年次には希望するテーマについての「課題研究」、3年次には課題研究の成果を研究論文にまとめるカリキュラムを実施しています。
今回は1年生普通科280名を対象に、探究学習におけるリサーチや仮説設定の重要性を理解してもらう講義を実施しました。
グループでテーマ設定を行うフェーズであり、より専門的な観点から学びを深めたいという学校側の想いを受け、QOが講義を担当する運びとなりました。

■課題設定の重要性とリサーチの基本知識を学ぶ
講師は、QOにてリサーチ業務を担当する西川が務めました。
冒頭では、課題発見から分析・解釈に至るリサーチの一連のプロセスについて解説。リサーチを進めるうえで「仮説を立てること」の重要性を紹介しました。

その後の演習では、「商店街のシャッター街化が進んでいる」という社会課題を題材に、参加者自身で“原因の仮説”を立て、その仮説を検証するためのアンケート項目を設計。
仮説としては、「人口減による商店街の利用客の減少」「ネットショッピングの普及」「大型店舗の出店」「品揃えの少なさ」など、さまざまな視点から意見が挙がりました。


さらに、実際のアンケート設計では「商店街・ショッピングセンターを訪れる人の利用目的」や「ショッピングセンター利用者における商店街の利用経験」など、仮説を検証するための具体的な質問項目を考案。リサーチ設計のプロセスを実践的に体験しました。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130711/74/130711-74-180dfec0b069aba99ffecccda9f1392c-752x563.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


講義の締めくくりとして、西川からはQOの理念や事業内容、そして講義で扱ったリサーチが実際のプロジェクトでどのように活用されているかを紹介。「働くこと」や「仕事」という観点からも、リサーチの面白さや社会での必要性に触れられました。



■受講した学生と先生声
生徒の皆さんからは、講義を通して「仮説を立てることの大切さ」や「仮説に基づいたアンケート設計の重要性」を実感したとの声が多く寄せられました。「仮説を立てることでアンケートが作りやすくなった」「仮説があると結果の考察や次の課題設定がしやすい」といった意見があり、探究活動における仮説思考の必要性を再認識する機会となったようです。

また、“商店街のシャッター街化”というテーマで行った演習では、「自分たちでアンケート項目を考える際に、他の人の意見を参考にできた」「アンケートの質問の仕方一つで結果や考察が変わることを実感できた」といった学びにもつながったようです。リサーチのプロセスに関しても、「仮説をもとに比較や検証を行うことが重要だと分かった」「信頼できる情報を得るための人数や方法の工夫が必要だと知った」といった声があり、リサーチの理解が深まった様子でした。

先生方からは、「問いを立てる、仮説を立てることの重要さをわかりやすく説明いただけた」「探究学習を支援する講演として大変有意義で、生徒にとって価値ある時間だった」との声が寄せられました。

QOでは今後も、探究学習支援プロジェクトにおいて、QOが専門性高く培ってきた「リサーチ」や「データサイエンス」の講義展開を予定しています。引き続き、学びの現場を支えるパートナーとして、マーケティングやリサーチ、データ活用のノウハウ提供に留まらず、学校の抱える悩みやニーズに即した講義により、探究学習の促進を支援してまいります。


【QO株式会社 会社概要】
QO 株式会社は、人と社会のために問いを探究する、リサーチとプランニングの会社です。
博報堂のストラテジックプラニングの知見と、マクロミルのデータアセットおよびリサーチケーパビリティを掛け合わせたJV 企業として、マーケティング機会の発見、戦略策定、コンセプト開発、施策実行のPDCA まで一連のマーケティング活動に伴走します。

代表取締役社長:恒藤優
本社:東京都中央区京橋2-7-19 京橋イーストビル9F
設立:1965年6月
事業内容:リサーチソリューション事業、マーケティングプランニング事業
コーポレートサイト:https://www.q4one.co.jp/

【本件に関するお問い合わせ先】
QO株式会社 広報室 
MAIL:corporate.info@q4one.co.jp

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