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“熊対策トータルソリューション”構想を共同発表

update:
株式会社アイ・ロボティクス
出没検知から可視化まで一元化し、野生動物との共生が実現できる「熊デジタルツイン」実現を目指して



山岳救助コンテスト発の精鋭エンジニア集団 Team ArduPilot Japanの有志 と新たな構想を始動、アイ・ロボティクスも参画します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/22548/65/22548-65-dd265a19d9adfa5d1ff214150094e89c-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■ 日本各地で深刻化する熊被害に、技術で向き合うための構想を発表
近年、熊をはじめとする野生動物が本来の生息地を離れ、人里へ姿を見せる事例が全国的に増えています。その背景には、森林環境の変化や餌資源の不足など、野生動物側が置かれている厳しい状況 も指摘されています。こうした中で、人的被害や住宅地への出没が全国的に増加し、自治体・猟友会・住民の対応負担が高まっています。
従来の巡回や目視中心の監視だけでは限界が見え始める一方で、人と野生動物が安心して共存し、現場で本当に役立つ新たな技術の導入が求められています。
こうした課題に対し、山岳遭難救助ロボットコンテスト Japan Innovation Challenge(JIC)で現場技術を磨いてきた精鋭エンジニア集団 Team ArduPilot Japan(TAP-J)の有志と、産業無人機の社会実装を推進するアイ・ロボティクスは協力して、このたび「熊対策トータルソリューション」共同開発に向けた構想を発表いたします。
本構想は、熊・イノシシ・シカなどの野生動物を対象として、出没検知から追跡・非致死の撃退、住民周知、さらに出没予測の可視化までを一元化する統合モデル「熊デジタルツイン」実現に向けた開発の方向性を示すものです。本構想の 事務調整窓口は株式会社アイ・ロボティクスが担い、TAP-Jの有志エンジニアとの連携・調整を進めてまいります。
■ 構想概要:6つのレイヤーで熊対策を統合
1. 出没検知(早期発見)
2. ドローン巡回監視
3. 接近・追跡
4. 撃退(非致死)
5. 周知(安全確保)
6. 可視化(熊デジタルツイン)※出没予測を含む
■ TAP-Jの「実戦型エンジニアリング」を熊対策へ
TAP-J(Team ArduPilot Japan)は、オープンソースの無人機制御プログラム「ArduPilot」を基盤とした自律飛行型ドローンの研究開発・実運用に取り組む日本のトップ技術者チームであり、山岳遭難救助ロボットコンテスト「Japan Innovation Challenge」をはじめとする実証フィールドにおいて、広域・夜間・悪条件下での捜索を想定した完全自動運航型無人機のシステムの開発・検証を行っている国内トップクラスのエンジニアが結集した実戦型技術者集団です。
【本構想 主要参加メンバー】
北岡 弘(合同会社ドローンビリティー)
ランディ・マッケイ(ArduPilot コントリビューター)
川村 剛(株式会社RtoS)
川崎 寛昭(株式会社十五番)
渋谷 雅樹(TAP-Jエンジニア)
我田 友史(株式会社アイ・ロボティクス)
■ 「熊デジタルツイン」構想が目指す未来
・ 出没・追跡データの一元化
・ 個体別行動パターンの把握
・ 危険エリアのヒートマップ化
・ 出没予測を含めた可視化
・ 科学的根拠にもとづいた重点監視エリアの設定
■ 構想の実現に向け、まずは自治体・専門家との勉強会を開催予定
自治体・専門家・猟友会・林業関係者との勉強会を開催し、現場課題と技術要件の擦り合わせを行う意向です。
■ 自治体との連携を通じて段階的に実証を進めるロードマップ(予定)
・ 2026年度上期:勉強会、協力自治体選定、現地調査、実証計画策定
・ 2026年度下期:基盤整備、試験的運用の準備
・ 2026年秋:統合テスト
・ 2027年シーズン:実証運用開始(予定)
■ 株式会社アイ・ロボティクスの役割について
本構想に参画し開発を主導するエンジニアや各社との橋渡し役として、情報共有の整理、自治体との調整、実証計画のとりまとめ を中心に担当します。
TAP-Jが持つ高度な技術力を最大限生かせるよう、現場ニーズと技術の接点づくり、運用に必要な体制整備、データ活用の仕組みづくり を支援し、プロジェクト全体の推進を下支えします。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/22548/65/22548-65-d56728d808f44828d14c7815bcc96ee5-2816x1536.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
イメージ画像(Adobe Stock)

■ 本件に関するお問い合わせ
株式会社アイ・ロボティクス(iROBOTICS Inc.)
広報担当:我田 友史(わがた ともし)
E-mail:info@irobotics.co.jp
Web:https://irobotics.co.jp/

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