株式会社Laere(本社:東京都、共同代表:大本綾・坂本由紀恵)は、デンマーク発のソーシャル・イノベーション集団 Tomorrow Collective と協働し、「360°リーダーシッププログラム」の第2回を2026年3月に開催します。
「360°リーダーシッププログラム」は、社会の構造変化が加速する今、「外の世界」と「自らの内面」とを往復しながら、新時代の可能性を探究する「次の時代にふさわしいリーダーシップ」に関するプログラムです。
■360°リーダーシッププログラムとは
本プログラムは、ビジネスデザインスクール「KAOSPILOT」創設者、デンマークの元文化大臣であり、政党「The Alternative」代表など数々の社会変革を仕掛けてきたデンマークの自称”Senior Troublemaker(社会変革型シニア異端児)" ウッフェ・エルベックが仕掛け人を務めるTomorrow Collectiveによる、全く新しいリーダーシッププログラムです。
キーワードは「内から・下からの変革」。政治、組織、社会の“古いシステム”から脱却し、自分自身や組織の可能性を再構築する視座を養います。
急速に変化する社会の中で、私たちは“古いシステム”と“新しいシステム”の交差点に立ち、次の時代をどのように形づくるのかが問われています。「360°リーダーシップ」は、外の世界で起きる変化の兆しを読み取り、望ましい未来を構想しつつ、自分自身の価値観・経験・強みを源泉とした“揺るがないリーダーシップ”を育む3日間の集中プログラムです。
参加者は、世界の変化を多面的に理解する視座を得ると同時に、自身の人生の旅路を深く振り返り、未来へ続く道筋を描き出します。また、新しいシステムにふさわしいプロジェクトの構想・設計を学び、日常や組織で実践可能な「360°リーダーシップ・マニフェスト」を創出します。
「外の世界」と「自らの内面」とを往復しながら、自分らしいリーダーシップを自組織や社会、日常生活の中で具体的に発揮していくための、実践的かつ内省的な3日間です。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58649/6/58649-6-6707223207c578b84ea23a06dd5f27f2-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2025年7月に開催したときのようす
■開催概要
2026年3月10日(火)・11日(水)・12日(木) 10:00-17:00
※3日間連続参加型
・使用言語:日本語
・定員:各回24名(最少催行人数18名)
・参加費:1名あたり18万円(税別)
・会場・詳細:都内にて実施。参加申込者にご案内
■本プログラムの説明会
2026年1月22日(木)17:00-18:00@オンラインにて、本プログラムの無料説明会を実施します。
https://info-360leadership.peatix.com
■プログラム詳細
目的(研修の意図・狙い/学ぶこと):
・新しいシステム・古いシステムを理解し、社会変革との関係を捉える視点を身につける。
・外の世界で起きている変化を読みとり、理解する能力を深める。
・自分自身の人生の旅路を振り返り、重要な分岐点・価値観を理解する。
・未来の自身の旅路を可視化する。
・プロジェクトモデルの基礎を学ぶ。
・360°リーダーシップモデルと自分自身の文脈でどのように実践するかの理解を深める。
期待する成果:
・古いシステム・新しいシステムの関係性を敏感に読み取り、理解できる。
・社会・組織・政治における“古いシステム“を認識し、新しいシステムへ移行するための視座を持って行動できる。
・新しいシステムにふさわしいプロジェクトの構想・設計を実践できる。
・自身の価値観・経験・強みを源泉とした、ぶれないリーダーシップの基盤が明確になる。
・自分らしい360°リーダーシップのマニフェストを描き出し、日常や組織で実践することができる。
3日間の詳細:
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58649/6/58649-6-edfb664f8db2c09e087e5bbd2d885733-2560x1440.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※本プログラムにおいて、ウッフェ・エルベックは、事前収録されたビデオレクチャーで登場予定です。来日および現地での登壇はございません。
■受講者の声(2025年7月の第1回目実施時)
「デンマークの叡智と真髄からつくられた、素晴らしいプログラムです。『社会を変える、明日をよくする』、そんなことを考えているリーダーの最初の一歩にお薦めです。まず今生きる世界を、今生きる自分を包括的に洞察する豊かな時間を過ごせます。何が得られるかを迷いながら、まず参加してみることで、次の一歩を見つける時間になると思います。修了をした後もこれから参加されるリーダーの方々と、卒業生コミュニティでお会いできることも楽しみの一つです」(コンサルティング企業・男性)
複雑なシステムの中で周りを導くには、まず自分に対するリーダーシップが重要であることに気づいた。対話と内省と観察を組み合わせたプログラムにより、自己理解が深まったり、今関心を持っている領域を改めて認識することにつながった。自分が想像する望ましい未来に向けて何から始めたいのかをこの場を通じて感じ取ることができた。(外資系通信企業・男性)
世界が変わっている実感があるあなたへ、新しい世界を作るのはあなたです。このプログラムを受講することでまずは小さな一歩から自分を変えたいと思う高いモチベーションを与え、視座を高くし、自己を見つめ直し明日を生き抜く自らの力を引き出してくれます。(大手メーカー企業・女性)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58649/6/58649-6-025824f645b945fd1f31034a5652e31c-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■受講対象者
- これまでの教育、働き方、暮らし方、生産のあり方に限界を感じ、「新しいシステム」の必要性を感じている方
- 新しいシステムにふさわしく、また個人の志に基づいたプロジェクト創出を模索したい方
- 従来型トップダウンの組織運営に閉塞感を感じ、もっとクリエイティブかつメンバーひとりひとりが主体的に行動できるようなリーダーシップを模索している方
- 自分の価値観と向き合い、「次の社会」をつくる一歩を踏み出したいと考えるすべての方
- 社会課題(気候変動、人口減少、デジタル化など)を自分ごととして捉え、自社の未来づくりに貢献したい方
■開発背景
Tomorrow Collectiveが誕生した背景には、「資本主義社会を超えた、よりグリーンで民主的な社会を北欧デンマークから、そして世界中で実現したい」という強い想いがあります。私たちは今、ソーシャル・イノベーションの第一波から第二波への過渡期にあり、政治・社会・気候といったあらゆる領域で構造的な危機が深まる中、古いシステムが崩れ、新たな価値観と仕組みが模索されています。
Tomorrow Collectiveの共同設立者であり、元デンマーク文化大臣のウッフェ・エルベックは、長年の政治・社会活動を通じて「本質的な変革は“下(from bottom)”と“内(from within)”から始まる」という信念に至りました。下とは市民社会、起業家的な文化コミュニティ、進歩的な企業。内とは、個人の意志や日々の行動、決断です。
こうした哲学は、デンマークの歴史にも根ざしています。国家経済が破綻した1814年、当時の王政はすべての子どもに無償教育を提供することを決定しました。これは市民の声に後押しされた、国家主導ではない社会変革の出発点であり、以後の協同組合運動、女性運動、労働者運動、フォルケ・ホイスコーレ運動など、数々の革新的なソーシャル・イノベーションを生み出していきました。
Tomorrow Collectiveは、その精神を継承し、今この瞬間に、私たちが暮らし、働き、学ぶ場所から変化の波を起こすことができると信じています。そして、公正で持続可能な未来を実現するために、意志ある個人、市民社会、創造性豊かなコミュニティや企業とともに、新しい社会の形を描き出していきます。
■メインファシリテーター
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58649/6/58649-6-528d51979e65b3d31cacc03834e560ff-252x440.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
坂本舞(さかもとまい)
Tomorrow Collective パートナー、360°リーダーシップ・ディレクター。日本とデンマークにルーツを持つデザイナー。デンマークの王立芸術アカデミーにてファッションを学び、創造性とクラフトマンシップ、遊び心ある探究を軸に、文化的・生態的文脈における変容と癒しのあり方を再考している。日本とデンマークをつなぐことを専門とし、異なる世代・分野を横断した共創プロセスのデザインとファシリテーションを実践。若い頃に体験した日本のシステムを問い直し、次世代の創造性と自己信頼を育むための新たな環境づくりに取り組んでいる。
※北欧で教育を受けたスタッフ(田島遥菜、マーカス・オクセルマン、友添茉結)のうち1名がコ・ファシリテーターとして加わり、共に場づくりを行います。
■監修
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58649/6/58649-6-fde01f8bb452c345156cf632ee0862d8-2630x2267.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
大本綾(おおもとあや)
株式会社Laere 共同代表。2008年にWPPグループの広告会社グレイワールドワイドに入社し、大手メーカーのブランド戦略やコミュニケーション開発に従事。その後、デンマークのビジネスデザインスクールKAOSPILOTに日本人初の留学生として3年間学び、起業家精神とクリエイティブ・リーダーシップを中心に学ぶ。留学中はデンマーク、イギリス、南アフリカ、日本で社会・組織開発プロジェクトに携わる。2015年に株式会社Laere(レア)を共同設立し、北欧社会をヒントに、企業・大学・研究機関と連携しながら、クリエイティブ人材育成と組織づくりを支援している。
■Tomorrow Collectiveとは
デンマークを拠点に活動する、社会的・民主的なソーシャルイノベーション集団です。市民社会、企業、教育の現場から変革を巻き起こす実践を行っています。
▶ 詳細:https://tomorrowcollective.dk/en
■株式会社Laere(レア)とは
株式会社Laereは、「人の想い」から始まるプロジェクトを、北欧社会をヒントに引き出し、支援し、実践する共創型アクションデザインファームです。多様な企業、研究機関、大学との協働を通してクリエイティブ人材の育成や共創型プロジェクトの支援を行い、持続可能な社会の実現を目指しています。Tomorrow Collectiveの日本パートナーとして、日本における『360°リーダーシップ』の育成に取り組んでいます。
▶詳細:https://laere.jp
■主催・お申込み
株式会社Laere(レア)
E-mail:info@laere.jp
本プログラムの無料説明会:https://info-360leadership.peatix.com
お申込み:https://forms.gle/oPX7X4xCdp5CehUc6





















