お皿の上に、ニット帽が置かれている……?
目にした瞬間、頭の中が疑問符で埋め尽くされそうな「ニット帽ケーキ」がXで「食べたいかぶりたい!」「器用!」と話題です。
このほどXユーザーの「恵水」さんが投稿したのは、大量の生クリームを使ってニット帽風に仕上げたケーキの画像。
裾で立たせた状態で置かれた「ニット帽ケーキ」は、模様や折り返しの部分、頭頂部の飾りに至るまで、生クリームで作られているとは思えないほど忠実に再現されています。家のリビングにこれが置かれていたら、何の違和感もなく手に取ってしまうでしょう。
■ 元パティシエがニット帽ケーキにチャレンジ
恵水さんは元パティシエ。現在は趣味で時々お菓子作りをするだけなものの、クリスマスのケーキカタログなど流行はチェックしているそう。そこで数年前からたびたび見かけていたのがニット帽ケーキ。「デコレーションが生クリームだけなので、家でも作れるな〜」と思い、実際に挑戦してみたようです。
今回のニット帽ケーキは、ボウルにスポンジを貼り付けてドーム型にするズコットケーキをアレンジしたもの。
制作にあたっては、手作りっぽい“もこもこ感”を出すことを目指し、立体的に見えることを意識したそう。あまりドーム型の側面にクリームを絞ったことがないため、真横から下部にかけて苦戦したと恵水さん。「あんまり見ないで欲しい……」と苦笑混じりに話しますが、素人目には全く気にならないレベルです。添えられたアラザンも非常に良い感じ。
生クリームについては、一度ケーキ全体に薄く塗ってから二度塗りをし、350ccほどを使用しているとのこと。
350ccとなると、ショートケーキに換算した場合、3〜5人で食べる5号サイズの目安量。恵水さんは1人分を想定して作っているようなので、投稿に添えられていた「えげつない生クリーム量」というのは、まさにその通りです。
ちなみにニット帽の中身は苺と生クリーム。ニット帽という外観のインパクトだけでなく、しっかりと具材にもこだわって作られている点は、さすがは元パティシエといったところでしょう。
■ 気になるお味は「甘すぎた」と反省
気になる味の感想については「甘すぎたのでとても人には食べさせられません(笑)」と控えめに語った恵水さん。甘い物好きな方にとっては、完全なるご褒美ですが……さすがに一気に食べられないので分けて保存し、複数回に分けて完食することにしたようです。
作って、眺めて、食べて、まさしく三度おいしいニット帽ケーキ。口にすればたちまち、ニット帽をかぶった時のように温かい気持ちになれそうです。
えげつない生クリーム量のニット帽 pic.twitter.com/sabh09dAR7
— 恵水(日常用) (@jbn_gokko) December 23, 2025
<記事化協力>
恵水(日常用) さん(@jbn_gokko)
(ヨシクラミク)










































