これを全部、木で……?
プラモデルのキットなどは使わず、自らの手で木を削って作った「木製ストライクガンダム」。あまりにもクオリティが高すぎる1体が、Xで反響を呼んでいます。
■ 家具や補助具の廃材で作り上げた「木製ストライクガンダム」
Xユーザーの「木工平八@巌流会」さん(以下、木工平八さん)がこのほど公開したのは、自身の“第三の代表作”だという木製ストライクガンダムです。
「機動戦士ガンダムSEED」に登場するモビルスーツ「ストライクガンダム」を、なんと木で再現してしまっています。
普段は、児童発達支援センターで、自閉症やその他の障害を持った子どもたちの支援に関わっている木工平八さん。仕事では園児が使う家具や補助具を木で作っているそうで、今回の作品には、そのときに出てきた廃材が用いられているとのこと。
元々ストライクガンダムのデザインが好きだったことにくわえ、2024年1月に公開された映画「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」にも後押しされ、作り出した本作。
素材はスプルースとマホガニーをベースに、ごく一部に黒檀を選択。木の丸棒を組み合わせた関節部には、メガネ用のネジや真鍮線を用いるなど、一部パーツには金属も使用しているとのこと。
製作は素材を箱組みしたり積み上げたりしたのち、削り込む、という手法を取っており、基本的にはプラモのフルスクラッチ(キットを使わず、一から部品を作り上げる方法)と同じだそうです。
■ 武装換装システム「ストライカーパック」も再現
またこの「木製ストライクガンダム」は、武装換装システム「ストライカーパック」も再現。エール、ドラグーン、ライトニングの3種が完成しており、それぞれを換装することも可能なのだとか。
木工平八さんはストライクガンダムが好きな理由について「ストライカーパックの換装で色々バリエーションがある」とも語っており、本人的には「ストライクガンダムを作るなら外せない要素」だったのでしょうが……まさかここまで実現させてしまうとは。
作り始めた当初は「現在の自分がどこまで作れるのか?という感じでトライアル的な気分」だったという木工平八さん。
どれだけ精巧に、かつ可動域やギミックを入れることができるかといったことにこだわって作業を進めていたそう。ストライカーパックも付け替えが自在にできるよう、機体内に磁石を仕込むなど、さまざま試行錯誤をしたとのこと。
制作期間は40日。それでも「この手の作品のなかではサクサクできました」と話しています。
あまりにも精巧に再現されたモビルスーツのボディは、ふとした瞬間にそれが木であることを忘れてしまうほどです。
木工平八さんは本作以外にも「蒼き鋼のアルペジオ」に登場する「超戦艦ヤマト」や、「ファイブスター物語」に登場する「破烈の人形」、「天空の城ラピュタ」に登場する「ラピュタ」などを木で製作。
いずれも木とは思えないほどのハイクオリティかつ、木ならではの味と世界観を感じる作品となっています。
現在、エール、ドラグーン、ライトニングパックは完成済み。もちろん換装可能です〜 pic.twitter.com/Fk93rRDqQu
— 木工平八@巌流会 (@MHeihati) January 8, 2026
<記事化協力>
木工平八@巌流会 さん(@MHeihati)
(ヨシクラミク)













































