四街道市立図書館(館長 齋藤久光)が取り組んできた、市民との関係構築を軸にした取組が、「自治体広報AWARD 2025」(主催/自治体広報 LAB(合同会社ローカスブリッジ))シティプロモーション部門において銀賞を受賞しました。
なお、表彰式は3月14日(土)、奈良県王寺町地域交流センターで開催されます。
AWARDの概要
本アワードは、自治体広報に携わる職員の個々の工夫や思いに光を当て、互いに学び合いの機会をつくることを目的に創設されたものです。住民との信頼関係を育むプロモーションとして評価され、全国から応募された多数の実践のなかから受賞者が選出されました。
主催:自治体広報 LAB(合同会社ローカスブリッジ)
後援:王寺町、公益社団法人日本広報協会
協賛:株式会社PR TIMES
受賞者
教育部社会教育課図書館 館長 齋藤久光
受賞紹介
自治体広報AWARDホームページ
受賞者経歴
平成13年4月入庁。総務課、スポーツ振興課、政策推進課、シティセールス推進課、自治振興課などの業務を経験し、令和5年4月から図書館長を務める。
市民を巻き込む施策を多数展開。これらの継続的な実践と成果が実を結び、ちばコラボ大賞、日本広報協会会長賞をはじめ、さまざまな賞を受賞。
取組の背景
自治体におけるシティプロモーションは、情報発信やイベントの実施に重点が置かれがちであり、その結果として、住民や地域との関係性が表層的なものにとどまってしまうという課題が指摘されています。
こうした状況を踏まえ、四街道市立図書館では、「プロモーションとは、伝えることそのものではなく、関係を育んでいく営みではないか」という問いを起点に、実践を積み重ねてきました。
取組内容(評価された視点)
図書館で行ってきたのは、話題性を狙ったキャンペーンや一過性のイベントではありません。
・市民が安心して関われる余白を確保すること。
・年齢や立場を越えた対話が自然に生まれる場を育てること。
・関係性が継続していくための仕組みを丁寧に設計すること。
こうした取組を重ねることで、図書館は「利用する場所」から、「関わってよい場所」、そして「自分ごととして考えられる場所」へと、少しずつ役割を広げてきました。
このプロセスは、単なる情報発信にとどまらず、日常的な関わりの中で培われる信頼や関係性そのものを価値として捉える実践です。そうした姿勢が、他の自治体職員にとっても学びや示唆を与えるものとして、高く評価されました。
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地域包括支援センターと連携した啓発企画
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企業・NPO・地域住民などによる「朝飯図書館」
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企業・NPO・地域住民などによる「朝飯図書館」
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図書館でボードゲーム
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図書館サポーターによる親子企画
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障がい者施設と連携した「駅の図書館」
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図書館プレーパーク
表彰式(自治体広報LABオフ会〈研修会〉同時開催)
日時:3月14日(土)13時~17時
・第一部 自治体広報AWARD表彰式
・第二部 自治体広報LABオフ会(研修会)
・第三部 懇親会(任意)
※参加希望者を対象に3月15日(日)「王寺町まち歩き」を開催
会場:王寺町地域交流センター(奈良県北葛城郡王寺町久度2丁目2−1)
審査員コメント
図書館が単に本を貸し出す場ではなく、職員やメディアがハブとなることで、人々が集い、交流し、新しい価値を生み出せる場になれることを証明した取組と感じました。写真やホームページを活用し地域で構築されている社会関係資本を上手に表現されており、地域や市民の顕在化されていない魅力や可能性を伝えておられます。企画書などではわかりませんでしたが、斎藤さんがハブとなり、細やかかつ静かに人と場をつないでおられると察しております。地域に眠っていた市民活動や場が持つ可能性を呼び起こすことで地域の総活力を高めた好事例。「自分のまちにもこんな図書館があったら、最高」と心に響いた企画でした。
地域内でできた丁寧な関係性は、図書館にとどまらず多様なステークホルダーや場に良い影響を及ぼす可能性が高く、中長期な成果や変容にも期待を寄せております。(村田充)
図書館という公共施設の役割を「サービス提供の場」から「関係性が編まれる場」へと更新した点に大きな価値があります。人を集めるためのイベント施策に頼るのではなく、職員自身が地域に溶け込み、既存の人・活動・場を丁寧につなぎ直していく姿勢が、結果として自然な賑わいと新たな価値創出につながっています。
図書館を中心に、人と場の関係性が更新されていくプロセスそのものがシティプロモーションになっており、「公共施設がまちの空気を変える」ことを実感させる、属人的に見えがちな取組でありながら、実際には関係性構築の考え方や姿勢が明確で、他自治体でも学び取りやすい好事例だと感じました。(村田大)























